京料理人中川善博が教える栗の皮のむき方(動画あり)

今年も「幸せコース」で栗の皮むきをお教えしました。
一般的に栗の皮むきは難しいとされていますが、むそう塾では1年目の授業でお教えします。
包丁の使い方は、桂剥きをお教えしたときと同じ理論ですが、これがなかなか素人には難しいのです。
それで、短いのですが動画を撮ってありますので、プロの手元をしっかりご覧になって、栗の皮むきを頑張ってみてください。

ちなみに、京料理人中川善博は、こんなに綺麗に栗の皮をむいてしまいます。

 
 

 
 

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先日、塾生さんがお子さんと一緒に栗拾いをされて、そのお写真をXに投稿されていました。
これはとても貴重な経験ですし、お子さんの時から栗の形の違いを認識しておくことは、将来お料理をするときにすんなり理解できますから、素晴らしいことです。

栗はこうしてイガイガの中に3個入っていることが多いのです。(1個や2個のこともある)
次の動画では、その2種類の皮のむき方をご紹介しています。

 
 

(むそう塾生 京子さんのお写真をお借りしました)

 
 

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【プロが教える栗のむき方(赤ちゃん泣いてます)】2013.10.23
栗の硬い殻(鬼皮)を外すところ。

 
 

【プロが教える栗の皮むきコツのコツ(1)】2016.10.4
包丁の赤い丸印にご注目!
外側の栗。

 
 

【プロが教える栗の皮むきコツのコツ(2)】2016.10.4
包丁の赤い丸印にご注目!
真ん中の栗。

 
 

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「第7回 中川式小豆絹玄米ごはんの炊き方教室」を終えて

昨日10月18日は、「第7回 中川式小豆絹玄米ごはんの炊き方教室(少量炊き含む)」を開催しました。
(講座の様子はこちらの記事からどうぞ)

受講者の内訳は、千葉県1名、神奈川県1名、愛知県1名、三重県1名、京都府1名、兵庫県1名の合計6名で、むそう塾が初めてのかたが2名でした。
飛行機でいらしてくださったり、相変わらず遠くから受講してくださる人の多いむそう塾です。

5月に募集をして、講座の開催が10月だったので、あまりにも日にちが経っていて、講座をお忘れではないかと心配するほど間が空いてしまいました(ハラハラ)
幸いに定刻前に全員が揃ってくださってホッとしました。

久しぶりに開催したこの講座ですが、やはりむそう塾の原点であり、心温まる講座だなあとの思いを新たにしました。
受講してくださった皆さんと懇親会でお話しをする機会もあって、これがまた双方に気づきもある貴重な機会です。

 
 

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昨日、初めていらしてくださったTさんと鴨川を渡っていたら、私のブログ記事を全部読んでくださったと教えてくれて感動しました。
長い記事が多いのに、そして20年分もあるのに、ただただ頭が下がって感謝あるのみでした。
「大変だったでしょう?」と私が言うと、「面白かったです」とのお答えで、なお一層感謝しました。

書き手にとってこんなに嬉しいことはありません。
最近は夫の病気のことに記事が偏っていますが、気持ちも新たに記事を書こうというエネルギーをいただきました。
本当にありがとうございます。

また、新人のNさんも積極的に質問をされていました。
疑問に思っていることも解決されたでしょうし、新しい情報にもビックリされて、教室に到着されたときとは大違いのお顔でお別れしました。
遠くから来られたのですから、いっぱい得るものがあってよかったと思っています。

 
 

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懇親会で体調のお話が出ましたが、本当に食べ物の影響は大きくて、何を食べるかはとても重要です。
今の体調に必要なのは何か?
それを見極めて一番有効なお食事をすることで、健康を保つお料理がむそう塾にはいっぱいあります。

ちなみに、こちらのお料理の種類は、まるで薬局の店に並ぶ薬のような存在です。
この中から、「その時にピッタリ」のお料理を作れるようになったら安心ですね。
そしてまた、美味しいお料理は人間関係をスムーズにしてくれます。
受講してくださった先輩の“ミホ”さんが、その例を色々話してくださって、その人間関係が素敵だなあと嬉しかったです。

是非、皆さんと再会できますことを心待ちにしております。

 
 

(小豆絹玄米ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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蕎麦アレルギーだと思っていたけど大丈夫だった話

先日、「自由人コース2」の授業で、手打ち蕎麦を作りました。
授業に先立って、「私、蕎麦アレルギーなんですけど…」と遠慮がちにおっしゃる塾生さんが一人。
過去に十割蕎麦を食べてアレルギーの症状が出たということで、病院で蕎麦アレルギーのテストもされたそうですが、陽性にはならなかったとのこと。

その話を聞いて私はすぐ、蕎麦に反応しているのではなく、蕎麦粉か小麦粉に含まれていた農薬か化学薬品に反応したのではないかと思いました。
そういう事例が結構あるからです。
(コーヒーでも農薬に反応することがありますね)

最初に温かいお蕎麦をいただいてから授業に入ります。
もし、彼女が蕎麦アレルギーなら、この時点で反応があるはずですが、ニコニコと美味しそうに完食しました。
それで、「ああ、蕎麦アレルギーではなかったね」ということになりました。

 
 

(鱧松茸蕎麦 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

続いてざる蕎麦も、蕎麦がきもいただきました。
でも、平気でした。
みんなで蕎麦粉をこねていますから、この時点でもアレルギーなら反応しますが、彼女は平気だったので、やっぱり蕎麦アレルギーではなかったわけです。

 
 

(ざる蕎麦 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

人それぞれ苦手な食べ物があるでしょうが、こうして本来の食材の質がよければ、苦手ではなくなるケースもあります。
食材選びはこの他の場面でも重要なので、可能な限り注意したいですね。

 
 

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「2026年度各コース」の編成が始まりました

2025年も10月になり、来年度のクラス編成が始まりました。
毎回各授業の最後に、2026年度のご予定をお伺いしております。
あと3クラスのお返事を待って、最終的な日程調整に入ります。
2025年度はお休みになっていたコースもありますので、受講をご希望される方はマクロ美風までご連絡いただけましたらありがたいです。
現時点でのご希望者は次のとおりです。

 
 

【2026年度(第18期)幸せコース】
<ご希望者>
1 okさん(新人さん)

【2026年度(第15期)上級幸せコース】
これから

【2026年度(第13期)満足コース】
これから

【2026年度(第12期)秘伝コース】
これから

【2026年度(第7期)自由人(びと)コース1】
<ご希望者>
1 こまめさん(142-3) 土日月希望
2 コロナさん(120-1) 土日祝希望

【2026年度(第6期)自由人(びと)コース2】
・基本第4日曜日
・12月の授業は年末のため→11/23(月祝)へ振替
<ご希望者>
1 Namikaさん(141-1)
2 Kyoroさん(29-4)
3 Kanamiさん(104-4)
4 きくこさん(110-2)

【2026年度(第4期)自由人(びと)コース3】
<ご希望者>
1 香さん(113-1)
2 こまさん(103-1)
3 まりりんさん(130-2)
4 もーにゃんさん(81-2) 1月は2週目の週末希望(1/9 ◯) 2月は上旬を避ける(2/13 ◯ 2/23 ◯)

【2026年度(第3期)自由人コース4】
これから

【2026年度(第3期)自由人(びと)コース5】
これから

【2026年度(第2期)自由人(びと)コース6】
・基本第2日曜
<ご希望者>
1 ペロリさん(12-10)
2 まきさん(94-4)
3 りえさん(86-2)
4 ミホさん(84-3)
5 つむぎさん(31-1) 第2or第3日曜希望
6 朝さん(84-2) 2026/7/12(日)☓、2027/3/21(日)☓、3/28(日)☓

【2026年度(第1期)自由人(びと)コース7】
<ご希望者>
・基本未定
・第1日曜or第3日曜か?
・2027年4月は第2土曜(4/10)or第3土曜(4/17)か?
1 おはるさん(3-3) 2027年4月は日曜☓
2 ようこさん(43-2)
3 あさちゃん(73-6)
4 好さん(69-4)
5 ゆきさん(15-10)
6 ばんびさん(21-9)
7 京子さん(93-4)

 
 

【2026年度 むそう塾 年間日程編成のためのカレンダー】

 
 

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薬好きの夫にあった困ったことと面白いこと

夫の入院に際して、薬の困った話と面白い話を一つずつ。
夫は私と違って薬が好きな人なので、花粉症の季節には市販の薬を使っていました。
過去には病院の飲み薬や、注射にも頼っていましたが、その後は自分の判断で市販の点鼻薬も使っていました。

そのうちに、花粉症の季節だけでなく、一年中鼻水が出やすくなっていました。
夫によると、「昔蓄膿症の手術をしたからそのせいかもしれない」なんて言っていました。
さらにここ何年か、鼻血がしょっちゅう出るようになりました。

鼻血は左だけなので、私は「ははーん」と思いました。
きっと薬の使いすぎで、鼻腔内の毛細血管がもろくなっているのだろうと。
そんな状態なのに、脳梗塞のせいで血液をサラサラにする薬を飲み始めたのですから、そりゃあ鼻血も出やすくなるというもの。

今は、毎日一日に2回は鼻血が出ます。結構な量が…
お医者さんに話しても、「そうでしょうね」という始末…
さて、今後どうなるのやら。

 
 

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もう一つ。今度は面白い話。
夫は足に水虫があったそうで、結婚したときから足を気にしていました。
そのうちに市販薬をコソコソ塗る姿を目撃していましたが、私は黙っていました。
室内に転がっている薬や本は、色々と変化していき、何年か経つうちに爪がひどい状態になってきました。

今年の7月31日に、夫がリハビリの病院に転院したとき、体の症状で気になるところを聞かれ、さらに現在使っている薬なども聞かれたので、水虫の薬も伝えていたようです。
すると、リハビリ病院ではその薬をやめるように言われたのだとか。
それで、1か月間水虫の薬を使わないで退院してきました。

すると、どうでしょう!
入院時より、爪の状態がよい方向に変化しているではありませんか!
「はは〜ん」。これは水虫のせいというより、薬のせいでひどいことになっていたのねと判明したのです。

9月1日にリハビリ病院を退院してから1か月半近く、夫の足はグングンよくなって、もう醜い爪ではなくなりました。
やはり、薬のせいで悪化していたのだと納得。
自己判断で市販の薬を利用すると怖いですね。
数か月経っても、抗真菌薬を使わなくてよい状態でありますように。

あとは鼻腔内の問題が解決してほしいのですが、どうなりますことやら。


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