今は養殖された海産物が多い。
そこそこのお料理屋さんでも養殖ものを使っていることが多い。
採算のことがあるからだろう。
デパ地下に並んでいるお刺身を見ても、天然物は少ない。
だから、子どもたちは養殖物を「普通」だと思ってしまうかもしれない。
たとえば鮎。
・天然鮎は胸びれと尾びれが黄色で美しい。
・天然鮎の口先は、養殖物より長めでちょっと尖り気味。
・養殖物の口先は丸め。
これは自ら餌を取りに行くか与えてもらうかの違いによる。
では、天然鮎の塩焼きをご紹介しよう。
【むそう塾の秘伝コース8月の授業より】
(料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
【おせちに入れる子持ち鮎を焼いたところ むそう塾】
(料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
画像検索をしたら、こういう鮎の塩焼きが登場した。
せっかくの天然鮎なのに、この料理方法はもったいない。
鮎の美味しさがお塩で消されてしまうから。
ほんまもんの料理方法を知っておくと、どんな場面でも臆することがない。
大切な財産だ。