乳がんのご相談から 食事療法がつらいのです

【乳がんの相談】

昨日、試作会中にお問い合わせメールが届いた。
がんに関する質問で、メールの内容だけでは情報が少ないため、夜にお電話を差し上げた。
2時間たっぷり話をした。

ざっくりと相談内容を書こう。
乳がんの診断をされた。1センチの大きさ。浸潤なし。
3週間後に手術の予定。
食事療法をしているがとてもつらい。
笑顔が消え家族関係も悪くなった。

メールの書き方、相談者の声、話し方からそんなに陰性ではないことが想像できる。
結論からいうと、この人のがんの原因は、主に過剰なストレスだと感じた。
何年も要介護5の家族や両親をかかえ、子ども二人を育て、世間体を気にしながら自分を殺して生きてきた。
私はその生き方にこそ、がんの要因があると感じた。

たった一日家を空けることも、要介護者がいるからダメ。
高齢の(といっても私と大して変わらない)ご両親のことがあるから、コロナが心配で県外への外出ができない。
こんなことを何年も続けてきたら、誰だって精神的にまいってしまうと感じた。

 
 

【食事療法】

彼女は現在食事療法の指導を受けているという。
指導内容は次のとおり。

・白米に玄米粉を混ぜて炊く。
・何時間(5〜6時間)も炊いた根菜類や海藻を食べる。
・お菓子は一切食べない。
・豆・肉・魚・オリーブオイルは摂らない。
・夜は食事を抜いて朝昼しっかり食べる。
・水分は少なく。

こんな食卓を想像しただけでも悲しくなる。
そりゃあ、笑顔も消えることだろう。
彼女も、ご家族も陰性だから色々な病気になると言われたそうだ。
しかし、この指導内容は古い。

私はまずここで反論したい。
・陰性だから病気になって、陽性だったら病気にならないのではない。
・食べ物は病気の一因にはなりうるが、それがすべてではない。
・食事はその人に合った陰陽バランスを優先すべき。

 
 

【病人の食事】

食事というのは、笑顔で食べてこそ健康の土台を築ける。
だから、少しでも笑顔になれる環境と美味しさが必須なのだ。
がんの宣告をされたら、ただそれだけで気落ちしてしまうから、砂を噛む食事になってしまいがちだ。

だから、病人こそ「美味しい!」と思えるお料理を食べて、病を克服するエネルギーを生み出す必要があるのだ。
栄養素に血眼になるのでもなく、不味い食事を薬だと思い込むのでもなく、人間はいつ何どきでも美味しさに癒やされて生きるのがベストだと私は思っている。

癒やしの効果というのは計り知れないのである。
反対に、癒やしのない生活は病気を生み出すと思ってもよい。

 
 


(中川式小豆玄米ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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