食べ方は生き方そのもの

やっと3クラス分の食事日記の添削が終わりました。
連日パソコンに向かって、長時間Excelの画面を見続けるのは、68歳の年寄りには大変な作業ですが、一字一句漏らさず読み切りました。
そして、確実にポイントをお伝えするため、Wordで感想とアドバイスをお一人ずつ書きました。
あとは塾生さんがそれを実行出来るかどうかです。

私は実行不可能なことは記事にもしませんし、塾生さんにも言いません。
机上の空論も振りかざしません。
すべては体験したことや、周りで経験した人がいる内容を書いています。
ですから、本人がやる気になって挑戦してくださったら、確実に答えが出るものだけをアドバイスに書きました。
それも相手の実行度を踏まえた上で。

よくマクロビオティックの食事指導で経験することですが、相手の性格や行動力を無視して、理想の組み合わせを一方的に伝えるだけの指導者がいます。
そうするとどうなるかというと、結果が出ないだけでなく、本人もとてもつらくなってしまい効果が出ません。
病気で命がかかっていても、なかなか実行しない人もいるのが人間というものです。
いかに実行してもらうか?
それには相手の陰陽はもちろん、考え方や生き癖まで把握しないと無理ですね。

誰しも嫌なことや面倒なことはしたくないものです。
仮に命がかかっても嫌なことには手を染めないで生きようと思う人が多いのも事実です。
多くの人の食事日記を見て思うのは、食べ方は生き方そのものということです。
空腹を満たせれば何でも良いのではなく、そこにマクロビオティックの陰陽をからめて食材やお料理方法を選べば、あなたの体はもっと処理能力が上がります。
そのコツをお伝えするべく、まずは食べ癖と体の反応をチェックするのが食事日記の添削でした。

そんな自分を踏まえて、これからどんな自分になりたいのか?、どんな生き方をしたいのか?、それを実行段階に移すのが今日からです。
生まれ変わるのもよし、そのまま突っ走るのもよし。
ただ、一つだけ伝えておきたいことがあります。
それは、主食がしっかり入っている人は底力があって、精神的にブレていない人が多いことです。

 
 

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(京都産 松茸)

幸せコースの10月授業は、松茸ご飯と栗ご飯です。
高級料亭の一番出しの取り方も伝授します。
松茸ご飯は玄米で、栗ご飯は白米で炊きます。
玄米でふっくらした炊き込みご飯を作るのは、とても難易度が高いのですが、中川式は陰陽をとことん研究した炊き方なので、白米と同じように美味しい玄米松茸ご飯が炊き上がります。
他のマクロビオティック料理教室で、玄米の炊き込みご飯を習ったことのある人には驚きの炊き上がりです。

 
 

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