マクロビオティックの陰陽と浮き輪のたとえ

マクロビオティックを知ると最初に「陰陽」の話が出てきて、それが何とも厄介だと感じる人と、それが面白い!と感じる人に分かれます。(私は後者でした)
陰陽の考え方は学校教育では習わないので、難しく感じる人が多いのだと思いますが、この考え方を知ると、見方や考え方が整理されて、物事を深いところまで追究できたり予測できたりします。

むそう塾ではコース授業の最初に陰陽について本を読んでいただくことにしています。
それはマクロビオティックの考え方を正しく把握していただくことと、マクロビオティックとはお料理のことだと思っている考え方を修正していただくためです。

私の第二の師匠に高桑智雄氏がいます。
彼が日本CI協会にいらした頃から彼の考え方に惹かれているのですが、比喩的な表現がとても上手なのです。
たとえばマクロビオティックの陰陽のことを彼は「浮き輪」にたとえます。

泳げない人は最初浮き輪を使うことがありますね。
それは水に慣れたり、水を楽しむためのものなのですが、陰陽もそれと同じで、マクロビオティックに慣れるための浮き輪と同じなんだというわけです。

マクロビオティックとは、すでに存在している陰陽のエネルギーの働きを感じたり、気づくことなので、陰陽(浮き輪)はその感じ方と気づき方を助けてくれるものに他なりません。

皆さんが浮き輪にサヨナラして、自力で泳げるようになると、マクロビオティックの海を泳ぐ楽しさがグングン増すことでしょう。
つまり、陰陽を意識しなくても自然に陰陽に則った行動ができていることになります。
その結果、いつしか大海原をスイスイと泳いで、人生を謳歌されていることでしょう。


<追記>

Facebookにいただいた高桑氏のコメントがまた素敵な表現なので、こちらに追記しておきます。
【マクロビオティックの陰陽を知ると、ほんとこの世界は陰陽の波に溺れている人と乗りこなして自由に泳ぎまわっている人がいることに気付かされますよね!多くの人が、マクロビオティックのサポートを受けて自由人に育ってもらいたいものですね~】

 
 

中川式糠床 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川式糠床 実はこんなに狭い糠床にも陰陽があるんです)

 
 
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