むそう塾が甘いものを教える日が来るとは夢々思いませんでした。
しかし、むそう塾に5年も7年も通ってくださって、陰陽をよく理解してくださっているので、先日の満足コースでは甘いものを3種類お伝えしました。
甘いものを試食する前後にはしっかり陽性メニューを組み合わせていても、塾生さんの体調を一番心配していたのはこの私かもしれません。
それほどに甘いものの弊害を見てきてしまったからです。
でも、当日は皆さんの方が甘味耐性があって、むしろ一番耐性の弱いのは私だったようです(笑)
第一、甘いものを3種類もいただくなんて日常ではありませんものね。
皆さんの笑顔が輝いていて、目がイキイキとしているので、いかに甘いものがテンションを上げるかを再認識した日でもありました。
陰陽とは面白いもので、締めの胡麻豆腐の雲丹載せを口にすると、「お酒がほしーい!」という声がどこからともなく聞こえてきました。
そうなんですよね。陽は陰を呼ぶのです。
雲丹はとても陽の強い食べ物なので、食養でも使われていました。食養の雲丹はしょっぱいのでもっと陽性ですが。
ということで、むそう塾始まって以来のお菓子授業を受けた15人は、中川さんから初めてお菓子を習った人たちになります。
あんなに美味しいお菓子は、やはり一般の概念を覆す仕上がりでしたね。
他のお料理と同じく、中川さんの作られるお菓子はひと味もふた味も違った世界でした。
どうぞ陰陽バランスを上手に取りながら、体調と相談して召し上がってくださいね。
では、習ったお料理を振り返ってみましょう。
これほど小豆の美味しさを味わえるとは! 事前の想像をはるかに超えた美味しさでした。
「小豆のお吸い物」と呼びたいほどで、おぜんざいの世界を飛び越えた感じがしました。
さらに、白玉団子の美味しいこと!
今まで食べていた白玉団子って何だったんだろう? もうこれ以外の白玉団子は食べられません。(白玉団子入りぜんざい)
白玉団子の美味しさはもちろんですが、和三盆のやさしい甘さが忘れられません。
この上からさらに特製黒蜜をかけてもグッド!
このお菓子にはやはりお抹茶が合います。
(黒胡麻和三盆かけ 白玉団子)
偽物が多い市販品とは一線を画する本わらび餅。
本わらび粉は希少な材料なので、自分で作ってこその美味しさを!
さらにきな粉をかけても美味しい。
この特製黒蜜の作り方が何とも京料理人中川善博的な繊細な世界でした。
う〜む。
(本わらび餅 特製黒蜜かけ)
みんながびっくりした胡麻豆腐の上の雲丹。
根室産の新鮮な雲丹をこんなにたくさん!
胡麻豆腐のやわらかさと雲丹のとろり感が一体となって、それはもう思わず唸ってしまう美味しさでした。
加減醤油の演出もあって、お口の中に広がる甘さは、まさに和スイーツの締めくくりに相応しい逸品でした。
なんと贅沢なお料理でしょうか。
(胡麻豆腐生雲丹載せ 本わさび 加減醤油)
美風さんこんばんは。
遅ばせながらコメント失礼します。
初めての甘いものの講座、まるで女子高生に戻ったかのようなたのしい1日でした。
3種類はどれもそれぞれにとても美味しく、
今までいただいたどんな甘いものより負担が少ないように感じました。陰陽ですね。
本当に美味しい甘いものを教えていただいたおかげで
甘いものは特別で、贅沢なものなのだと心底感じました。
甘いもの、陰性のよいところを存分に楽しめるように
バランスと体調に気をつけて、ここぞという時に大切にいただくようにします。
舞ちゃん、こんばんは。
ほんとに女子高生のように無邪気で嬉しそうな表情だったのが忘れられません。
甘いものってすごい力を持っていますよね。
だから私は甘いものは陽性の力をもった陰性なのだと思っています。
陰陽の面白いところですね。
体への負担が少しでも減るような甘いものと食べ方。それが今回の目的でした。
趣旨がきちんと伝わっていることを祈ります。
美風さん、おはようございます。
先日もありがとうございました。
むそう塾史上初の学びをいただいたこと、その想いに、ありがたく感じてます。
しっとり優しい甘みと食感でした。
みなさんニコニコ、盛り上がって、楽しかったです。
甘みは陰性ですが、小豆、葛と、是非取り入れたい食材でした。
ありがとうございます。
陰陽バランス調整、ここが一番のポイントでした、!最初の昼食と〆もとてもおいしかったです。
おはるちゃん、こんばんは。
15人の人たちは特別な存在になりましたね。
私も今回初めて中川さんが作るお菓子をいただきましたが、あの小豆のお吸い物が忘れられません。
小豆の産地で生まれ育った私ですが、あれほど小豆の味を引き出せている料理法も少ないと思います。
陰陽を使いこなしてこその美味しさでした。
おはるちゃんの場合は、お味を少しのお塩に変えるのもお奨めです。
小豆の甘さが引き立って、大きなスプーンで小豆を食べたくなるはずです。