昭和33年に発行された「料理のお手本」。
文庫本より味があって好きです。
この時代の本は作るのも大変で、高校生の頃新聞部で印刷屋に出入りしていた私は、活字を拾う光景が目に焼き付いています。
鉛中毒と背中合わせの職業でした。
今はiPadやKindleでも読める時代ですが、古いタイプの私はこの手触りが嬉しいのです。
何人もの手を経て著者が伝えたかったものとは何か?
そんな想いを巡らせて本を読むのは至福のひとときです。
とは言っても、今は速読に近いスピードで読むのが日常になっていて、至福のひとときは遠い過去になってしまいましたが。
美風さん、おはようございます。
表紙の文字だけでも味があって読んでいてわくわくします(^ ^)
まるで文字が語りかけてくれているようです。
香華さん、おはようございます。
書道をなさっている香華さんにとって、この文字は特に味わい深いことでしょうね。
「辻留」の名前を一般の人に親しみやすくする効果があったことと思います。
近くの本屋に注文したら10日ほどかかるそうで、
図書館に申し込んだら先に借りることができました。
何気なく読み始めたのですが・・・
素晴らしい内容なので、
気に入ったページは端を折ったり、
線を引きたくなる私としては
図書館の本では物足りません。(笑)
ま、1回目は読み流して
文庫本が届いたら、しっかり線を引きながら
じっくり読みたいと思います。^^
そして、茶友たちにもぜひ薦めたいと思います。
素晴らしい本のご紹介を
ありがとうございました!
Kaguyahimeさん、こんばんは。
古い本ですがとても味わいがあって、私にはお料理の本というより随筆のように感じます。
お友達にも参考になることがあると良いですね。