私はマクロビオティックを知ってから、玄米ご飯に胡麻塩は必須だと思っていました。
なぜなら、そのように教わったからです。
しかし、時が経ち、多くの人の体調相談を受けていると、どうしても「その胡麻塩」が問題ではないかと思える事例が次から次と押し寄せて来るのです。
そこで、マクロビオティックの現状を客観的に直視して、むそう塾として胡麻塩に対する見解を公表しておきたいと考えるに至りました。
これは、間違ってもマクロビオティックが原因で不健康にならないように、あるいは死に至らないように、私の危機感の表れと受けとめていただけたら幸いです。
1【陽性マクロビオティックと陰性マクロビオティック】
現在のマクロビオティック指導校は、大きく分けて二つの系統に分かれますが、胡麻塩の比率が「20:1〜4:1」と、大きく異なるのが現状です。
さらに両系統の指導内容は、油と塩の摂取量も異なり、そこから「陽性なマクロビオティック」と「陰性なマクロビオティック」の二つが「マクロビオティック」という名のもとに同一視されて広まっています。
それが大きな混乱の元なのですが、胡麻塩が体に及ぼす影響をよく理解しないまま、玄米ご飯と胡麻塩をセットにして広めてしまっているため、体調が偏ってしまう人が出てきているのです。
そもそも胡麻塩はマクロビオティックの陰陽で考えるととても陽性が強いために、体が陰性に偏っている場合には特効薬となって昔の食養の世界では重宝がられました。
しかしマクロビオティックの指導者には、その陽性が過ぎて体が締まりすぎた人も多く、案外短命で亡くなっている人も少なくありません。
それは陽性になる食事を長く続けたからであり、体調が良くなったところで切り替えることをしなかったためです。
つまり、同じ食べ物を長く摂り続けるという点において、一種の生活習慣病と同じ結果になってしまったわけです。
ここがマクロビオティックの一番の欠点で、極端な食事は長く続けるべきではなく、毎日食べても体調を大きく変えない食事を提唱するべきだったのです。
昔は薬代わりになり得る可能性のある食事療法を、長い間続けたことによって死者も出たようです。
桜沢如一先生の弟子であった日野厚医師は、我が子を亡くし、自らの体験からもこの食事療法に疑問を感じ、独自の指導を始めることになったのは納得できるところです。(下段のおすすめ記事を参照のこと)
陽性になりすぎるとなかなか元に戻すのが困難です。
私も個人的に陽性になり過ぎて亡くなった人を知っています。
2【陽性マクロビオティック料理の問題点】
1)塩が多い
2)油が多い
3)根菜が多く葉野菜が少ない
4)加熱時間が長い
5)動物性食品が著しく少ない
6)顔色が黒くなりやせ細る
7)女性では生理が止まる場合がある(陰性マクロビオティックでも止まることあり)
3【陰性マクロビオティック料理の問題点 中庸の食事】
これに対して、アメリカを拠点にして広まった陰性マクロビオティックは、陽性マクロビオティックとは対照的な内容になっています。
一見すると陽性マクロビオティックの欠点を補っているかのような内容ですが、一番の問題点は塩と油を減らしすぎた点です。
白砂糖を避ける点では陽性マクロビオティックと同じですが、その他の甘味料の使用が多く、「白砂糖でなければ良い」と認識している人もいて大いに問題があります。
元々とても陽性な体調(体質)にある人なら陰性マクロビオティックでも良いのですが、貧血気味の陰性な人がこれを実践すると、陰性になりすぎて体調不良になります。
生理の止まっている人もかなりいます。(陽性マクロビオティックでも生理は止まる)
今は陽性マクロビオティックで体調不良になる人より、こちらの陰性マクロビオティックで体調不良になっている人の方が多いと推測しています。
動物性食品をたっぷり摂って来た人には、最初はこの陰性マクロビオティックで体調が良くなることを感じられるはずです。
しかし、こちらもそれで一生というのは少し危険です。
なぜなら、体の中に蓄えられていた陽性さが目減りして、段々陰性さが勝るようになってしまうからです。
つまり、陽性マクロビオティックも陰性マクロビオティックも、「ちょうど良い」と心身で感じたところを境にして、中庸の食事に移行する必要があるのです。
その中庸の食事とは何か?
それが日本人なら日本の伝統食であり、外国ならその国に伝わる伝統食ということになります。
ともに長い歴史の中で生き残れるだけの生体実験を繰り返していることになるので、伝統食は毎日食べても安心できます。
4【なぜ玄米ご飯に胡麻塩をかけるのか? 胡麻塩の問題点】
さて、表題の胡麻塩ですが、そもそも玄米ご飯に胡麻塩はなぜかけるのでしょうか?
この点が曖昧になっている人が実に多いです。
諸説ありますが、玄米ご飯に不足する栄養分を補うためと、玄米の持つ排出力で体外に出てしまうミネラル分を補うためとの考え方が有力でしょうか。
しかし、ここでもう少し踏み込んで考えてほしいのです。
仮に玄米ご飯と胡麻塩で栄養的にパーフェクトになったとしても、来る日も来る日も玄米ご飯と胡麻塩だけで過ごせるものでしょうか?
普通はお味噌汁を飲んだり、少しのおかずを楽しんだり、食卓の変化もいただいているのです。
ですから、一杯のお茶碗の中だけで完結させようと思わなくても良いのではないでしょうか。
さらに、胡麻は加熱されて擂られて空気に触れて酸化し始めています。
それを食い止めるために塩を使うわけですが、この塩を毎日摂取することは、結果として陽性になりすぎます。
普通の塩に比べて焼き塩は陽性さを増していることを忘れないようにしましょう。
これが「4:1」程度の胡麻塩ならなおのことです。
それを避けるために「20:1」なんて胡麻塩も登場するわけですが、これでは胡麻の酸化を止められません。
この場合は胡麻の栄養分が欲しくてかけている感じです。
胡麻は摺った時点から生鮮食料品になることを認識するべきです。
味の劣化が始まるからです。
確かに胡麻には惚れ惚れする栄養分や繊維質があるため、毎日摂取したくなるのでしょうが、それなら酸化していない状態で別料理として胡麻を摂ればよく、胡麻塩にする必要性がありません。
現に白米ご飯では胡麻塩はかけませんね。
そのように考えると、玄米ご飯だからといって胡麻塩をかけなければならないのではなく、「かける必要性のある人」だけがかければ良いと思えませんか?
塩の多い胡麻塩は薬のような存在になりますが、塩の少ない胡麻塩は単なる「胡麻ふりかけ」であると認識しましょう。
なお、むそう塾の胡麻塩はこのような背景のもとに作られています。
5【味のバランス】
ところで、お食事には味のバランスというものがあります。
五味といわれる味を体の求めや体調に合わせていただくのがマクロビオティックの食事法ですが、それを現実の食卓に展開した場合、あなたの感性はどんな反応を示しますか?
たとえば、有名料理店でコース料理を注文したとしましょう。
食前酒や前菜に始まって色々な料理方法や味の違いを目と舌で楽しんでいるうちに、ふっと無色透明の世界がほしくなりませんか?
これが本来の体の声なのです。
しかし、コース料理では品数も多く出てきて、最後の方のご飯まで混ぜご飯だったり、旬の食材の炊き込みご飯だったりします。
これでは陽が強すぎて体に負担になるのです。
この段階になると、何も味付けをしていないものが必要なのです。
それが白いご飯というところでしょうか。
ここでお分かりのように、お料理を楽しむためには、味のあるものとないもののバランスが必要なのです。
白米も玄米ご飯も純粋にはでんぷん質の甘味があるため、味のないものというより味の薄いものになるかもしれませんが、味のバランスとしての比喩的言い方ですので誤解なきように。
ですから、玄米ご飯に胡麻塩をかけるということは、その時の食事全体を見回してみて、味のバランスの楽しさが薄いことになります。
人間は塩分があればご飯が進むので、胡麻塩を美味しいと感じて玄米ご飯を召し上がる人もいると思います。
しかし、本来の玄米ご飯がもつ美味しさに味の楽しさを感じて、胡麻塩の力を借りない食べ方もあって良いと思います。
少なくても中川式玄米ご飯ならそれが可能です。
6【何のためにマクロビオティックをするのか?】
ここで、何のためにマクロビオティックをするのか確認しておきたいと思います。
それは桜沢如一氏が説いた「無双原理」を柱とする東洋哲学が素晴らしく、その実践哲学を取り入れた生き方をするためです。
昔の食養とマクロビオティックの違いはここにあります。
マクロビオティックは単なる病気治しの方法ではなく、生き方の哲学です。
「今、もしあなたが不健康なら、体調を良くしてこんな生き方をしようよ」といった人生哲学を示した考え方です。
そして、極端なマクロビオティック料理は「不健康な人が健康になるための一過性の食事法」なのです。
その一過性の食事法をスタートから内容を変えることなく続けるところに、上記で述べたような不都合が起きているのです。
本来は実践哲学を説いたはずのマクロビオティックが、今は残念なことに、核心部分である無双原理はおろか、哲学なしの食事法だけが一人歩きして、健康法の一種として広まってしまいました。
そのために著しい排除食を実行して栄養障害に陥り、命を落とす人まで出てしまいました。
最近の傾向は陽性になりすぎるより、塩分不足の陰性傾向が多くなっています。
塩分不足の場合は比較的短期間で体調が戻りますが、そのまま突き進んでしまうと死亡します。
心配な人はその食事を中止して、普通の食事に戻られることをお勧めします。
7【むそう塾のマクロビオティック むそう塾スタイル】
このままでは行き着くところ、マクロビオティックは危険な健康法として淘汰されてしまいます。
すでに陽性マクロビオティックの指導者の中には、塩と油の取り過ぎを反省して、修正のための動きをしている先生もおられます。
問題なのは陰性マクロビオティックが塩不足の人を日々生み出していることです。
塩の摂り過ぎはいけませんが、適量の塩は命の維持のためにも、活動的な日々を送るためにも必要になります。
ここのところをよく認識して、決して塩不足に陥らないようにしてほしいと願うばかりです。
むそう塾ではこのような状況に対応するため、陽性にも陰性にも偏らない中庸のマクロビオティックをお伝えしています。
そして、頑なに排他的な食べ方をするのではなく、周りの人達と一緒に「美味しいね♪」と言いながら食べているうちに、気がついたら健康になっていることを目指しています。
そのために「無双原理」を忠実に落としこんだ料理を伝え、しっかりと再現できるようにフォローし、陰陽バランスを取りながら生活できるように塾生全体で支え合っています。
なお、むそう塾の玄米ご飯は一生食べ続けられるように、中庸の仕上がりになっていますから、ご家族全員で「同じ釜の飯を食う」ことが可能となります。
極端でないマクロビオティックの食べ方を知り、体調の変化に応じてアレンジすることが必要不可欠であることを知ってもらうため、マンツーマンの対応でマクロビオティックの考え方をお伝えしています。
美味しさと愉しさの両方を追求したら、「気がついたらマクロビオティック」の人生を歩んでいたと思えるように。
それを「むそう塾スタイル」と呼びたいと思います。
◆おすすめ記事
「日野式食養生とマクロビオティックの違い」
(むそう塾の料理 by 中川善博)
美風さん、こんばんは。
大切なことを記事にして下さってありがとうございます。
私は「マクロビオティック」を知ってからほんの少しの期間陰性寄りになりましたが、すぐにむそう塾に出会い体調を大きく崩すことはありませんでした。
これがどれほど貴重なことだったのか、改めて考えることができました。
美風さんや中川さんが長年かかって経験されてきたものの中から、今必要なものを直接教えていただける「むそう塾スタイル」にご縁をいただけたことに感謝いたします。
そして今、偏ったマクロビオティックによって体調不良に陥っておられる方が、一日も早く回復されますように祈っています。
じゅん子ちゃん、こんばんは。
まず、この記事は中川さんが書かせてくれたと思っています。
私一人ではここまで詰め切ることが出来ませんでした。
でも、中川さんがいてくれたからこそ、二人三脚でこの結論に辿りつけました。
また、むそう塾を始めて5年目だからこそ書けた記事です。
その意味では、塾生の皆さんがいてくれたからこそ書けた記事でもあります。
文章を綴ったのは私ですが、その文字の一つひとつには、皆さんの体験と想いが盛り込まれています。
ですから、私はこの記事をむそう塾生とともに書き上げた気持ちでいます。
ここまで一緒に体験してくださった塾生さんに感謝を申し上げます。
じゅん子ちゃん、ありがとうございます。
これからも一緒にむそう塾スタイルを愉しみましょう。
美風さん、ありがとうございます。
お返事を読んでいたら自然と涙が出てきました。
ずっと繋がってきて本当に良かったと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
じゅん子ちゃん、こちらこそありがとうございます。
むそう塾を信じてくださって、真剣にトライしてくださったからこそ、ここまでの結果を出すことが出来ました。
信頼関係を築くことができて、本当に良かったです。
これからも陰陽の世界を直視したいと思いますので、おつき合いをよろしくお願いします。
美風さん、こんばんわ
大切な記事を有り難うございます
私は両方の系統のお教室に通っていました
むそう塾に出会うまではどちらのお教室でも玄米ご飯に胡麻塩は必須だと習い、身体の声をきかずにそれを鵜呑みにして実践していました
先生にあれ駄目これ駄目と言われ食べ物を排除するような食生活で、身体に良いからと言われ食べていた食事は見た目も地味で味気なく食卓から笑顔や会話が消え、やがて夫は心の病になりました
それでもそれは過労とストレスのせいだと思い込んでいて自分が実践していた間違ったマクロビオティックが原因だとは気が付いていませんでした
あのまま偏った食事と硬い玄米ご飯に胡麻塩をかけて食べ続けていたらと思うと、恐ろしくて身震いがします
夫が夕食を家で食べない日が続いた時期もありました
その時は分からなかったのですが、後から振り返ると優しい夫が身体に良いと信じて一生懸命実践している私に何も言えなくてそうしていたのだと思いました
むそう塾に出会ってから徐々に夫に笑顔が増え、今では外食をしたがらず家での食事をとても楽しみにしてくれています
私も食べてはいけないから、食べたい作りたいと思うようになり、身体の声をきけるようになってきました
食卓に笑顔と会話が溢れるようになり、我が家の口癖は美味しい♪楽しいです♪
むそう塾に出会えた事に心から感謝しています
本当に有り難うございました
昔の私達のように間違ったマクロビオティックを実践して心身の不調になっておられる方々が、むそう塾に出会えますように。元気になられますように。
麗可ちゃん、こんばんは。
本当に麗可ちゃんの今までは体に合わないマクロビオティックのお手本のようでしたよね。
でも、熱心に東京から通ってくださって、見事に別人になられました。
何より嬉しいのは、ご主人がお元気になられて、麗可ちゃんのお料理を楽しみにされていて、麗可ちゃんのお弁当を心待ちにされていることです。
そして、本当に仲良く暮らしていらっしゃる日々があって、そのことが私にとっても中川さんにとっても、大いなる励みになっています。
美味しいお料理が持つ力と、それを召し上がった人が蓄えるエネルギーの凄さを改めて見せていただきました。
むそう塾が目指していることは間違いないと確信をもてたのも麗可ちゃんご夫妻のお蔭です。
ますますお幸せになってくださいね。
あ、麗可ちゃん、色が白くなってグンと綺麗になられましたね。
もう一息です!
美風さん、こんばんわ
コメントのお返事ありがとうございました
夫婦共々美風さんと中川さんには本当に感謝しています
スタッフのお話を頂いた時夫に相談したら、恩返しのつもりでしっかり頑張るようにと喜んで賛成してくれました
最後に嬉しいお言葉を有り難うございました♪
これからも、どうぞよろしくお願い致します
麗可ちゃん、おはようございます。
ご主人のお言葉がとても嬉しいです。
やはり元気が一番だと痛感しました。
これからも麗可ちゃんご夫妻が
お元気に暮らせるよう、最大限の応援をさせていただきます。
一緒に頑張りましょう。
美風さん、こんばんは。
「マクロビオティック」という存在を知り、わたしに合わないことを思い込みでしていたころから、
むそう塾に出会ってからのここ数年間を振り返りながら読ませていただきました。
むそう塾スタイルは、じわじわと、わたしに染み込んでいて
今では「マクロビオティック」を声高に意識することはありません。
あるのは、陰と陽と、美味しい健康だけだなぁと思っています。
教えていただいていることを受け取りきれず、生かせていない部分も多いですが、
何年か前よりも去年よりも1ヶ月前よりもずっとずっと、
心も身体もげんきに暮らしていることが全ての答えなのだと思っています。
正しいことは、ここにある。
信じられるものがここにはある。
本当にありがたいと改めて思いました。
大事なことをまとめてくださってありがとうございました。
舞ちゃん、こんばんは。
私はマクロビオティックのお蔭で可愛い娘が出来ました。
弱虫で泣き虫で、そのくせ意地っ張りで、すぐフラフラするけれど、とても気がつく優しい子でした。
でも、それはこの子の本当の姿じゃなくて、陰陽が調えば必ず素敵な子になると感じ取っていました。
そして案の定、結婚によって陽性さが少しずつ増えて、陰陽バランスが変わって来ました。
その調子、その調子で前進してほしいと思っています。
誰でも神様からもらったリズムがあります。
だから、そのリズムを上手に活かして陰陽のバランスを調えれば、心地良い生き方ができますよって、舞ちゃんにお伝えしたいです。
これからです。
これからもっともっと舞ちゃんは花開きますよ。
楽しみに頑張ってください。
美風さん、こんばんは。
私も最初は玄米ご飯にはごま塩がセットと刷り込まれておりました。
最初に手に取った本にはそう書いてありました。それから動物性なしのお料理を作ることに一生懸命になったりして。。。スクールなどには縁のない田舎で暮らして本を頼りに真似事をして。でもしばらくしたらやめてしまいました。
美味しくなかったのですね、本当は。
大きく体調を壊す前だったのが不幸中の幸いでした。
その後むそう塾にご縁をいただいたので、ごま塩がなくても美味しい玄米ご飯をいただけることに本当に感謝しております。
単に「体によさそう」ではなく、美味しさと愉しさを追求している「むそう塾スタイル」万歳です。そしてたくさんのご経験と研究心からの教えを惜しみなく教えてくださるお二人に深く感謝いたします。
多くの方々がこの記事にたどり着いて、より健康になれる気づきを得られるよう願います。
私も何度も読ませていただきますね。
いつもありがとうございます。
ばんぶーん、おはようございます。
(呼び捨ては文字にすると変な気もするけれど、いつもの呼び方で書きますね。)
玄米ご飯と胡麻塩はセット。
本にはそのように書いてありますし、私もそのように教わりました。
セットの理由も教わりました。
そして私は何年も胡麻塩をたっぷりかけて中川式でない玄米ご飯を食べました。
その結果、陽性になって喜んでいたのですが、陰性の摂取を勧める先生と出会ってから陰性の良さも見直すようになりました。
その延長線上で中川さんと出会いました。
中川さんはご存知のように、陰性を実に上手にお料理に活かされています。
私は中川さんのお料理の方法を知って、より陰陽を深めることが出来ました。
中川さんの持っている技術と体験、そして私の体験、そこに塾生さんの体験が加わって、むそう塾として一つの見解が作れました。
そのことに心から感謝しています。
ばんぶーんが書かれているように、マクロビオティック料理は美味しくないと感じる人が結構います。
それはその人の体調に合っていない場合がほとんどですが、頭で美味しいと思い込んでしまう人もいて厄介です。
それは理論が先行してしまうからですね。
そこがマクロビオティックが誤解されやすい点だと思っています。
いつも目の前で起きていることを直視してから考えることをしないと、理論だけになってしまって、それはいずれ破綻を来たします。
私は料理とマクロビオティックの理論は車の両輪だと思っています。
もちろん、運転するのはあなたです。
あなたが行きたい方向にお料理と理論を組み合わせてあげれば良いのです。
その行きたい方向って、おそらく多くの人は「健康・幸せ・愉しい」世界ではないかと思います。
そんな世界を目指そうというのが「むそう塾スタイル」だと思っていただければOKです。
一緒にむそう塾スタイルを磨いて行きましょう。
美風さん、こんばんは。
先の記事とあわせ、お二人の真剣な深い想いを感じてます。
かつては頑なな食生活に身も心も閉じ込めていました。
むそう塾と共に歩ませていただいたからこその、今の自分があります。
「おいしいね」と笑顔になれる喜びを感じてます。
胡麻塩から玄米へ、食卓へ、暮らしへ、生きること全てへと、あらゆるものが映しだされ、
中川さんのお料理に広大な宇宙を感じます。
目にも口にも身体にも心にも優しくじんわりしみいる食事です。
こんな風に、生きたいです。
ありがとうございます。
言葉にならないです。
おはるちゃん、おはようございます。
おはるちゃんに初めてお会いしたときは、まさに閉じていましたね。
暗くて黒くてうつ向いていました。
でも、私の話に吸い込まれるように身を乗り出して聴いてくださった印象が残っています。
何年もおはるちゃんを見ていると、生きた教材が歩いているようで私も勉強になりました。
特にアトピーの件では検証できたことも多く、おはるちゃんには感謝しております。
これからも中川さんのお料理に宇宙を発見して、独特のおはるワールドを展開してください。
今のあなたは、もう過去のあなたではありません。
別人だと思った方が良いです。
笑顔の素敵なおはるちゃんは、むそう塾生の癒し的存在です。
自信を持って生きて下さい。
美風さん、おはようございます。
心強いコメントをありがとうございます。
あの頃のお二人のお話、今も印象深く覚えてます。
「塀の外へ」「愛」「おばあちゃんのおばんざい」など、、あれもこれもあの教室のあの光景と共に感動が蘇ります。月日と共に自分の内に染み渡ってきてるようにも感じてます。
それまでマクロビオティックだと思いこんでたことと、全く次元が異なってました!
お二人にいただいてきたアドバイス、しっかり胸に刻んでます。
改めて思い返し、
特別のことでなくて、当たり前のはずのことが、こんなにも大変で難しいのだと、5年も経って、未だにです。
謙虚に我が身を振り返って、小さな一歩を大切に、自信を持って歩んでいきます。
ありがとうございます。
おはるちゃん、おはようございます。
>特別のことでなくて、当たり前のはずのことが、こんなにも大変で難しいのだと、5年も経って、未だにです。
当たり前とか普通とか日常とか、一見平凡に見えることが実は一番難しいんですよね。
若いうちは特別でキラキラ輝いたものに魅力を感じるのですが、だんだん平凡の凄さを感じるようになると思います。
そして、その何でもないようなことが実はもの凄く価値のあることなんだと気づくわけです。
これからおはるちゃんもそんなところに足を踏み入れることでしょう。
美風さん、こんばんは。
記事をありがとうございます。
私は最初からずっと、むそう塾育ちですので、他のマクロビオティック指導校の様子を知りません。
そんな私が言うのは無責任かもしれませんが、陰性マクロビオティックと陽性マクロビオティックがある、ということ、そして盲目的な感じに、すごく違和感を感じました。
マクロビオティックは一つで、
創始者は、桜沢如一先生です。
そして、無双原理とは、
2つとない、1つのもの。
この同じ尺度を万人の人が共有することによって、
判断力を磨き、世界が平和になる。
マクロビオティックってそういうものだと思っていたからです。
記事を拝読し、
「陰性の食べ物」や「陽性の食べ物」があるのではなく、
「私(自分)」にとって陽性になるものか、陰性になるものか、
食を通して体験し、何を摂れば良いか、判断力を磨いていってください。
そんなふうに幸せコースの中で美風さんが言ってくださったことが甦ってきて、「あー、最初からむそう塾に出会えて幸運やった」と心底思いました。
コース中はあまりにも未熟でその言葉が飲み込めなかったのですが、卒業後、日々の生活の中で実践し、紙一枚のペースではありますが、少しずつ体感できることが増えてきています。
それとともに、陰陽の調和がとれている「中川式玄米ごはん」が日々の食卓にある有り難さを噛みしめています。
マクロビオティックが統一されて本来の形に戻り、自分でしっかり判断できる人、健康で幸せな人生が送れる人が、世界に増えることを願います。
でも、まずは、自分から。
ふみよ丸ちゃん、おはようございます。
そうでした。あなたは純粋のむそう塾育ちなんですよね。
でも、二つのマクロビオティックの流れがあることは、幸せコースの最初の授業で話していますから、この記事はそれを確認する内容だったと思います。
マクロビオティックがこうして二つの流れになったことは、これぞまさしく陰陽だと思いませんか?
しかし、その違いによって健康を害する人が出ることは絶対許されるべきものではなく、指導者たちはもっと真剣にこの問題に対処すべきだと私は思います。
その想いをこの記事に込めました。
>それとともに、陰陽の調和がとれている「中川式玄米ごはん」が日々の食卓にある有り難さを噛みしめています。
もしかしたら中川式玄米ご飯が、陰陽の調和がとれていると「単純に思い込んでいる」といけないので老婆心から書きます。
それは、胡麻塩をかけないことによって陰性な玄米ご飯になるのではないかと考える方もいらっしゃるからです。
中川式玄米ご飯の炊き方では、ふみよ丸さんもご存知のようにお焦げが必須条件です。
お焦げが出来ないとパスポートは取れません。
お焦げという陽を加えるためです。
陽を塩からではなく、熱・時間から取った結果の陰陽調和なのです。
そのことをしっかりご理解くださいね。
ここまで考えると、電気炊飯器で炊く白米がいかに陰性に寄ったものかがお解りいただるかと思います。
陰陽のお勉強は楽しいのですが、その内容は奥深いので一生勉強してもし切れないほどです。
本から学ぶことも大事ですが、現実を見ることを忘れないでください。
そして早とちりしないでくださいね。
解ったつもり、が何年も経ってからちっとも解っていなかったことになる場合もあります。
陰陽の一面しか見ていないことがあるからですね。
常に現実を優先することもむそう塾スタイルなので、どうかよろしくお願いします。
美風さん、こんばんは。
私もはじめは陽性マクロビオティックからのスタートでした。
玄米ご飯には必ず胡麻塩。
それを疑問に思ったこともありませんでした。
でも、続きませんでした。
美味しいはず、私はよい食事をしているはずと、
頭で食べていたのだなあと思います。
以前、中川さんの料理を「普通に美味しい」と言ったことがあります。
毎日食べても食べ飽きない。
しんどくない。
それでいて美味しい。
頭ではなく、身体がそう言わせたのだと思います。
そしてむそう塾で料理を習ううちに、
随分とマクロビオティックのイメージが変わりました。
絶対的なものは何ひとつなく、
がんじがらめではなく、もっと自由なもの。
私は玄米ご飯が大好きですが、
もし家族が白米をと望むならそうするでしょう。
笑顔で食卓を囲むことの大切さをここで知りました。
これからももっと調和のとれた料理を、人生を、学んでいきたいです。
この記事を書いてくださって、ありがとうございました。
るきちゃん、おはようございます。
「普通に美味しい」って、何だか深い言葉ですよね〜。
極端な食べ方をすると、こんな表現が出てくるんですよね。
私はよく、間違ったマクロビオティックのことを「著しい偏食」と表現しますが、私にもその著しい偏食時代が長いことありました。
そうすると、自分の意思とはかかわりなく、体が勝手に変化してしまったのです。
これが食べ物の力なんですね。
ですから、マクロビオティックと称して排他的な食べ方をしていて、それが体に合わない場合は危険だと真剣に思っています。
るきちゃんが「普通に美味しい」って思えたのは、普通でなかった食べ方が負担になっていたのでしょうね。
でも、むそう塾に出会って、バランスの取り方の大切さをご理解いただけて良かったです。
安心してご家族で食卓を囲めることの大事さ、そして思わず笑顔になってしまう美味しさ、そのようなことをお伝えできてホッとしました。
今年は幸せコースも再受講して頑張ってくれているので、より一段上の変化ができると感じています。
読書感想文も頑張ってくださってありがとうございました。
自然の摂理を受け入れて生きることの心地よさを、これから一緒に実感して行きましょう。
美風さん おはようございます。
心のこもった記事をありがとうございます。
マクロビオティックとの出会いは、食からでした。
マクロビオティック=玄米菜食。甘い物は白砂糖でなければOK。
そんな窮屈な考え方を家族にも押し付けて過ごした2年間。
でも、制限をつければつけるほど、心が苦しくなって行く。
そんな時に友人に、むそう塾とご縁を繋いでいただきました。
口にする中川さんのお料理の数々は、身体の中に眠っていた
「本当に美味しい!」を目覚めさせてくれました。
幸い、ごま塩を習ったのは中川さんからが初めて
だったので、幸せです♪
美風さんと中川さんの仰っていらっしゃる事は、同じ事で、
それを実生活からのアプローチとお料理をすることからの
アプローチ。 そして、心地よい。美味しい。
こうでなければならない。という凝り固まった考え方を
少しずつほぐして来ましたが、今年は実生活にて
陰陽をしっかり落とし込むことを大切にして行きたいです。
上っ面だけでなく、しっかり受け止められるようにします。
宜しくお願いいたします。
夏目ちゃん、おはようございます。
>甘い物は白砂糖でなければOK。
ここが大問題ですよね。
これは体への作用を見届けていない不完全な見解だと思います。
>口にする中川さんのお料理の数々は、身体の中に眠っていた
「本当に美味しい!」を目覚めさせてくれました。
でも、食べ過ぎにご用心!
量も質も大事ですからね。
ところで、マクロビオティックと言っても、食べ物のことだけで終わってしまう料理教室が多いのですが、むそう塾は正真正銘の正統派のマクロビオティックをお伝えすることに腐心しています。
ですから、しっかりとマクロビオティックの哲学部分をご理解いただいて、スケールの大きい人生にしてほしいと思っています。
美味しいお料理が作れるのは嬉しいのですが、それだけではなく、生き方の質を高めることも意識してみましょう。
これはお子様にとっても大事な財産として伝えられるものなので、永遠の課題にしたいですね。
私もその課題を日々意識して生きています。
美風さん、おはようございます。
記事のアップを心から感謝致します。
私は一番大切なことをむそう塾で
教えて頂きました。
それは真の健康ということです。
むそう塾に出会っていなかったら、
今の私はいません。
いつも自分でそう思い生きています。
今はまだ慣れず、家事と仕事に
大変な所もありますが、
楽しいが勝ってます。
そして笑うことが本当に多くなりました。
この毎日を送れるのは、
健康な体になれたこと、
そしてむそう塾スタイルを教えて頂いた
おかげです。
これからもバランスをいつも念頭におき、
この頂いたご縁を大切に過ごして
行きたいです。
そして陰陽をもっと生活に落とし込めるように
なりたいです。
お二人が見守って下さっていることが
いつも心の支えになってます。
本当にありがとうございます。
ますますちゃん、おはようございます。
本当にますますちゃんは変わってくれましたね。
初めてお会いした時のヨロヨロますますちゃんは、もう遠い過去の人になりました。
一緒に頑張ってくれたからこそ、このような記事を書くことが出来ました。
頑張って寒い冬に歩いていた努力も報われましたね。
ますますちゃんの素直さがすべて良い方向に転がって行きました。
彼氏を作ろう作戦のお笑いエピソードも微笑ましいものでした。
でも、ついに結婚できて、本当に嬉しかったです。
これからは、ご主人と二人で笑顔の絶えないご家庭を築いてください。
もっともっとパワーをつけて、肝っ玉かあさんになってね。
その日を待っています。
美風さん、こんにちは。
分かりやすい記事をありがとうございます。
最近娘が、『お母さん若返ったよね、マクロビオティックのお陰だね』と言ってくれました。
こんな風にマクロビオティックを学ぶ効果を感じてくれてとても嬉しかったです。
何のためにマクロビオティックをするのか?
私は、子供の事も仕事の事もやりたいことが沢山。
出来るかな?どうだろう、と迷ったときマクロビオティックがあるから大丈夫!と思えます。
なりたい自分になる、やりたいことに躊躇なく挑戦する、生きたいように生きる。
それを可能にしてくれるマクロビオティック、そしてそんな風に受け取れるように伝えてくださるむそう塾に感謝です。
てんこさん、こんばんは。
お嬢さんの言葉が嬉しいですね。
確かに私の目から見てもてんこさんは以前とは違うオーラを感じるようになって来ました。
何かふっ切れたものを感じます。
そして芯を感じるんですよね。
きっとお腹の底の方に大きな土台が出来つつあるのだと思います。
>なりたい自分になる、やりたいことに躊躇なく挑戦する、生きたいように生きる。
まさにそれをバックアップしてくれるのがマクロビオティックです。
困難を愉しみに変えながら夢に向かって歩みましょう。
てんこさんにはそれを可能にする強さがあります。
美風さん、こんにちは。
むそう塾から教えて頂いたことは、全てのことがシンプルだということです。
お料理、人間関係、生き方、人生・・・複雑に思えることも芯を見ると、シンプルで。
だけど陰陽を無視すると、それは途端に面倒で纏まりのない物になってしまうのだと、お料理を通じて教えていただきました。
シンプルだけど奥深いから、面白く飽くことなく追究していけるのだと思います。
それを活かせず、つい複雑にしてしまう自分が歯がゆくあります。
こちらの記事をしっかり心に留めておきます。
ありがとうございました。
ちる♪ちゃん、こんばんは。
物事を追究して行くと案外シンプルなんですよね。
そして、分かりやすく説明出来なければ、本当に理解しているとも言えません。
とは言ってもマクロビオティックの理論はかなり難易度が高いので、ついつい敬遠しがちになってしまいますが、それでは勿体ないです。
そこでむそう塾では、お料理という身近なところから陰陽を考える練習をしていただきました。
これからは、それをもうちょっと様々な場面で陰陽を考える練習をすれば理解が深まると思います。
抽象的なことばかりだと理解が遠のきますので、具体的なことから始めてみましょう。
「マクロ美風の陰陽落としこみ講座」をお楽しみに(^^)
http://musojuku.jp/bifu-blog/?p=54798
美風さんおはようございます。
初心者の私にもわかりやすい記事、そして大切な事を教えてくださってありがとうございます。
私が唯一持っているマクロビオティックの本にも「ごま塩は玄米に必須です」と書かれていて、最初の頃は一生懸命作って母と食べていました。しかし、作るのが大変ということも手伝って(笑)、いつの間にか姿が見えなくなりました。
先日ゴマが目についたので久しぶりに作ってみました(8:2)。食べてみると塩がとっても辛いし、せっかく炊いた中川式玄米ご飯の味がわからなくなるからイヤだなぁと思いあまり進まず、母も美味しいとは言っていましたが以前ほど食べませんでした。あれー?という感じでした。
最近は大好きな梅干しさえも塩がキツく感じます。でもお味噌汁や糠漬けの塩味は心地よいです。これが、体の声を聴くということなんだろうなぁと思います。
私がむそう塾に出会うまで思っていた“マクロビオティック”は「陰性のマクロビオティック」でした。お肉やお魚を敬遠し、それを家族にも強要してしまったり、仕事で給食を食べることにも罪悪感を持っていて、ストレスでした。せまーいマクロビオティックをしていたんですね。あのまま生きていたら、自分はおろか、家族を死に近づけてしまっていたかと思うとゾッとします。
マクロビオティックは自由。空気のように自然にそこにある。そんな風に生きられたら、とっても楽しくて幸せそうです。それをご指導して下さる師がお二人もついているむそう塾に自分が導かれたことは、それこそが宇宙の秩序そのものなのか~とうまく言えていないのですが、そんな風に思っています。
美風さんと中川さんに「もう苦しくてたまりません」とメールした私は今はもう居ません。まだまだ手放すものがい~っぱいな私ですが、諦めずにコツコツと「むそう塾スタイル」を身に着け、家族と幸せを目指します。
もかもかちゃん、こんばんは。
もかもかちゃんは着実に身体が変わりつつあるんですね。
胡麻塩の塩と糠漬けやお味噌の塩の違いは、発酵しているか否かです。
発酵していない塩はしお鹹(から)さがダイレクトに迫ってきつく感じます。
一方、発酵して熟(な)れた状態の塩分にはまろやかさがあって、やわらかさを感じます。
こちらは旨味も連れて来ますので美味しさが増します。
九州でのお醤油の種類を考えると、胡麻塩の8:2はしょっぱく感じたことでしょうね。
自然と敬遠されるのも分かるような気がします。
そして、それこそがマクロビオティックなんですね。
たとえば寒い地方では比較的塩味の強い味(陽性)が好まれ、暖かい地方ではそんなに塩分の強くない味(陰性)が好まれます。
そして発酵した味が好まれることでしょう。
すべては環境に即した身体の声ですね。
何とか中川式糠漬けもキープできて、これから徐々に体調の変化があるはずです。
それは一緒に召し上がってくれるご家族にも当てはまることなので、しっかり観察してベストな体調を維持してあげるようにしましょう。
ぜひむそう塾スタイルを身につけて、人生を何倍にも愉しんでください。
期待しています♪
美風さん、改めて、この記事を書いて下さりありがとうございます。
私が初めてマクロビオティックに出会い、学ぶことになったのは
陰性マクロビオティックの教室で、女性は特に陰性よりの食事を
心がけ、塩分に関してはとにかく少なくと説いておりました。
このため、ごま塩は非常に塩分の割合が少ないものを、
「きちんと作れば酸化しない」との講師の言葉を信じ、
たくさん作り置きして毎食食べていました。
一度作って3週間くらいもたせることもありましたので、今思えば、
燃えかすのようなものを体にいいと信じこんで、せっせと食べて
いたわけです。
始めて数か月間は、体重が減少して体も軽く、以前より悩まされて
いた不調が嘘のように消えていき快調な生活を送っていましてが、
みるみるうちに体重は異常に減少し、心身を壊す結果となりました。
その間、たったの7か月です。
不調が続く時点で、やり方が間違っている、ということだけは
分かるのですが、いったい何を間違っているのかも分からず、
間違っていることを指摘してくれる人もおらず(通信講座で
学んでおりましたので)かといって、動物性に対する恐怖心が
強く植え込まれておりましたので、普通食にも戻れず、
八方ふさがりでした。
排除食と偏食を続け、食べ物に振り回されていた状態から、
むそう塾と出会うことで解放されました。
私は、与えられたこの生命を、与えられた能力を
活かして幸福に生ききりたい、そう思います。
まずは自分が、家族が、健康でいられること。
そのために、美味しいお料理、そして、広大な
宇宙に繋がる哲学を自分自身の毎日の生活、
生き方に落とし込むことを、これからむそう塾スタイルで
学ばせて頂き、日々を楽しんで生きていきたいと
思います。
お二人の深い想いに、心から感謝いたします。
けいたんさん、こんばんは。
あなたに出会えて本当に良かった。
心からそう思います。
あなたと同じように不調を正す方法が見つからずに、どんどん体調が悪くなって行く人をあまりにも多く見てしまったからです。
通信教育の怖さですね。
でも、もう大丈夫ですよ。
これからはポイントを押さえながら、自由にのびのびとしたマクロビオティックをお楽しみください。
そして、健康な身体になってあなたの生きたい道を存分に生き切りましょう。
応援しています。
美風さん、こんばんは。
中川さんのごま塩を教わることができるなんて嬉しい♪美味しい♪と喜んで学ばせてもらいましたが、前の記事を読ませて頂き、中川さんがどのような研究を経て生み出してくださったのか、そこにどれほど陰陽の世界を最大限に駆使されているのかを知り、なんて簡単に受け取ってしまってたんだろう・・・と自分の単純さに猛烈に反省しました。
ごま塩に限らず、その陰陽のドラマを自らに取り込み繰り広げることを学ばせて頂いているはずなのですが、なかなかそれが難しく、だからこその今の私なんだろうなと確認しました。
とはいえ、他のマクロビオティックを知らない私ですが、中川さんのごま塩は健康うんぬん抜きで何よりもとびきり美味しいです!
美味しいので大好きですが、でも食べたいなぁと思うのはほんのたまにで、それも少し頂くだけで満足できます。
こんな風に身体の声を大事にできているのは、むそう塾が本当のマクロビオティックを伝えてくださっているからですね。
ありがとうございます。
むそう塾スタイルがマクロビオティックの本来の姿として浸透するといいなぁと思います。
りんのちゃん、おはようございます。
胡麻塩というと、出産の前日に胡麻塩を作っていたりんのちゃんを思い出します。
落ち着いた妊婦に脱帽です!
あなたは陽性をいっぱい持っているので、胡麻塩はそんなに欲しくないことでしょう。
それでも出産では血液も体力も消費しますから、胡麻塩を作っていたのは正解ですね。
面白い身体の声です。
そして、習ってすぐ復習するあなたも偉いです。
純粋にむそう塾育ちのあなたですが、これから他のマクロビオティックの問題点を知るたびに、中川さんからお料理を教えてもらったことのありがたさを噛み締めることでしょう。
ご家族みんなでマクロビオティックをお楽しみください。
お幸せに〜♪
美風さん、こんばんは。
わたしは陰性料理のマクロビオティックと出会いました。
当時、陰性な職場に勤めていて身体も心も冷えきっていたのに、家に帰ると陰性な食事をしていました。
健康になりたいと思って実践しているはずなのに、どうしてこんなに辛くなってしまうんだろう。
死まで意識してしまう自分はきっとおかしいのだ、そう思い込んでいました。
マクロビオティックを『料理』でしか捉えられていなかったので、視野がとても狭くささいなことに振り回されていました。
そんなある日、玄米ごはんに胡麻塩をかけて食べながら、ふと「何かをかけないと美味しくないごはんって変じゃないかな」と思いました。
主食を美味しくしたい。
そのことがむそう塾とのご縁がつながるきっかけでした。
あの時、身体からの声(悲鳴)に気付けてよかった、むそう塾に出会えて本当によかったと心から思います。
いつもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
秋乃ちゃん、おはようございます。
主食はまさに身体の中心軸を作るのでとても大事なのですが、それが安定して美味しく炊けない現実があります。
玄米の難しさゆえですね。
そのために色々な炊き方が出まわって、よけい混乱を来たしています。
でも、中川さんの炊き方は安定して一生食べ続けられる方法なので、きっとご安心いただけていることでしょう。
精神的な安定は、米粒がどのくらい身体に入っているかでも決まります。
底力のあるブレない健康を身につけましょう。
美風さん
こんばんは。
記事を何度も何度も読ませて頂きました。
コメントを書くために2時間以上パソコンに向かって、書いては消し、書いては消しを繰り返しています。
みなさんの様に上手に自分の気持ちを文章に出来ず、もどかしくて仕方ありませんが、お伝えしたいことはたった一つだったことに気づき、今まで書いたものを全部消しました。
それは、私が15年以上も求めていたマクロビオティックがここにあったということです。
15年前に惹かれ、傾倒し、実行し、挫折し、それでも惹かれ続け、そこそこのマクロビオティックをしていた私がやっとたどり着いたという感じです。
日を追うごとにむそう塾が好きになります。
むそう塾のすべてが大好きです。
全力で美風さんと中川さんについていきます。
ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします!
けいこさん、おはようございます。
ああ、15年も前にマクロビオティックに出会われていたのに、今ひとつしっくり来なかったんですね。
でも、むそう塾とつながって良かったです。
ほんまもんのマクロビオティックを伝えるべく、中川さんと私の残りの人生をかけていますから、気合いが違います(^_-)
あなたはまだまだいっぱい胸に秘めておられます。
それらを捨てたり消化できたり納得できたりしたとき、真のあなたの美しさが顔を出してきます。
今は凝り固まってしまった諸々を、少しずつ置き換えていく作業が必要かと思います。
まずは糠漬けを召し上がりながら今のご自分と対話してください。
すべては腸が教えてくれます。
美風さん、なんどもなんども読み返しました。
必要なことは人によって違う。
玄米投稿から始まるむそう塾とのご縁をいただき、早い段階で、食事面ではそのことに気づくことができました。
でも、実生活にまで落とし込めていなかったんです。
心地よさだって人によって違う。
自分の気持ちとはうらはらに「こうでなければならない」ということが私の中にまだまだあるんだなと痛感しました。
もう、優等生ぶるのはおしまいにしたいです。
ほんとうの私は、
あほなことをするのが楽しくて、
ばか!とからかわれくらいの方が心地よくて、
熱いくらいものごとに一生懸命になることが好きで、
誰かに頼られるのが嬉しい人間です。
それなのに、育ってきた、あるいは社会人になってからの環境で、
模範にならないといけない、正解でいないといけない、といつも心のどこかでその気持ちがあって、
ほんとうの私にブレーキをかけていました。
そんなに(世間が言う)正しい人間になりたいわけでもないのに…。
いつもほんとうの自分でいられたらどんなに楽で心地よいのでしょう。
今まで、それは理想だと思っていました。
でも、マクロビオティックを知った今、実践していくことでそれが可能になるかもしれない。
今回を機にそう思えるようになりました。
ブレーキがかかる前にほんとうの自分が出せるように。
自然体で生きられるマクロビオティックの醍醐味を味わいたいです。
その一歩を今、踏み出そうと思います。
お二人に心より感謝いたします。
ありがとうございます。
子象ちゃん、おはようございます。
ああ、やっと自然体宣言をしてくれましたね。
私は子象ちゃんの無垢なところが好きなんです。
ずっこけたり鼻息が荒くなったりする百面相の子象ちゃんが好きなんです。
だから型にはめようとする子象ちゃんを見ていると、可哀想になるんです。
本当の子象ちゃんは愉しい奴なんです。
そう、「奴」なんです。
子象ちゃんには躍動感を体中で感じながら生きてほしいと思います。
人間はいつ死ぬか分かりません。
もしかしたら今日かも、明日かも知れません。
だからこそ、「今」を精一杯生き切るのです。
もしかして明日も生きていたら、明日の「今」を精一杯生き切るのです。
その繰り返しが充実した人生につながると確信します。
一緒に「今」を生き切りましょう。
美風さん、こんにちは。
皆さんのコメントとお返事も含め、何度も記事を拝読しました。
本当は自由なはずのマクロビオティックに出会い、逆に体調不良になってしまった方に届いてほしい、という美風さんのお気持ちが伝わってきました。
私は元々マクロビオティックをしたい!というより、
美風さん、中川さんとお二人が提案されるむそう塾スタイルに憧れて
むそう塾とのご縁をいただきました。
私は大学で生命科学を学びましたが、
詳細なデータを出すことはできても、個別のケースにおいて
「結局良いのか悪いのか?」という答えを出すのは難しいと知りました。
それは全体を俯瞰するマクロな視点が欠けているからだと思います。
でも陰陽を高い次元で身につけると、この記事のように現状をしっかりと見据えて答えをだすことができるのですね。
長い道のりだと思いますが、健康のためだけにとどまらない
実践哲学としてのマクロビオティックを学んでいきたい思います。
これからもよろしくお願いいたします。
あやのちゃん、おはようございます。
まさにあやのちゃんが感じておられるように、マクロビオティックは全体を俯瞰して考えることが大きな特長です。
常に全体からみた個、長いスパンからみた今、その両方を同時に意識することによって見えないものが見えたり、力関係が均衡を保てたりします。
バランスの妙が醸し出す安定も生まれます。
今あやのちゃんが育てている糠床も、そこには小宇宙があります。
人間の中にも小宇宙があります。
そして、私たちを取り巻く宇宙と比べた時、自分がするべきことが見えて来ます。
マクロビオティックの考え方は、そんなことを気づかせてくれるんですね。
愉しそうでしょ?
お若いうちにマクロビオティックに出会われたあやのちゃんは、今後の人生に大いに活かせるチャンスがあるので、人生を何倍にも生き切れますね。
期待していますよ。
美風さん、おはようございます。
中川さんと美風さんの想い、しっかりと受け止めさせていただきました。
お二人にご縁をいただけたこと。
健康で楽しく生きるためのむそう熟スタイルを伝えてくださること。
本当に感謝しかありません。
皮膚湿疹を治したくてマクロビオティックを知り、陽性の教室に少しだけ通いました。
その後すぐにむそう塾にご縁をいただき当時の新年会に参加した時、自分のお料理の塩分が高過ぎる事に気付いていない自分自身に恐くなった事を今でも衝撃のように覚えています。
健康への想いがあのままだと家族がどうなっていたのかと今でも反省の想いでいっぱいです。
むそう塾に出会えて三年半。
大好きなご飯を食卓の真ん中に、美味しいおかず、そして今を生きる事。
今女性に生まれた喜びを噛みしめながら生きられるのは本当にお二人のおかげです。
いつも本当にありがとうございます。
笑顔であれる毎日に感謝してこれからも頑張っていきたいと思います。
これからもずっとよろしくお願いします。
どうかどうかお一人でも健康に、こうして正しいマクロビオティックを伝わることを祈っています。
おそらちゃん、おはようございます。
過去の陽性のマクロビオティックも間違いではありません。
ただ、身体の変化には柔軟に対応することをマクロビオティック実践者がきちんと把握しきれていないことが問題なのです。
あまりにも個々人によって反応が違うので、現実問題としてその対応が難しいというのが実情だと思います。
幸いにむそう塾とご縁がつながりましたので、ご家族を含めて、いつも体調に合わせたマクロビオティックが出来るようになってくださるよう願っています。
美しいおそらちゃんの笑顔がさらに輝きを増して、どっかりした「おっかさん」の逞しさを併せ持ってくれたら嬉しいです。
頑張れ、かあちゃん!