空気が乾燥して寒くなってきました。
そんな時には汁物が美味しく感じます。
とろみがついていると冷めにくく体も温まります。
お店では「百合根うどん」としてメニューに載っていましたが、私は「百合根そば 汁を濃い目」でお願いしました。
なぜなら、餡かけになる分の水分で汁が薄くなってしまうからです。
本来ならそれを調整して仕上げるべきなのですが、なぜかこのお店はそれがなされていないのでこのような注文になります。
でもそのお汁は「鰊(にしん)蕎麦」の時には実に美味しいのです。
それもそのはず、このお店の自慢が鰊蕎麦だからです。
美風さん、おはようございます。
こちらのメニュー名に「百合根」とうたっているので、
すぐに目にとまるよう、(鰊蕎麦のように)トップセンターに盛りつけられているのですよね。(恐らく、、、。)
上級で教えていただいたあんかけうどんは「忍ばせて」ありました。
これがたまらない演出で、1度に2度美味しい気分でいただいたことを思い出しています。
恒例のフンガーが連発でした。(笑)
私にとってはあれから1年なんだなぁ〜と感じる記事でした。
ありがとうございました。
子象ちゃん、おはようございます。
子象ちゃんのおっしゃるとおり、百合根はトップセンターに盛り付けられています。
ただし、このお店の鰊蕎麦は中に入っていて上から見えるのは先の方と尻尾の方です。
その方が控えめなのと鰊が温まるからだと思います。
京都には「恥じらう」とか「控えめ」の文化があると感じます。
そしてそれが日本人の美徳でもありました。
その文化がお料理の随所に生きているんですね。
ですから中川さんの餡かけうどんもあのような盛り付けになったのだと思います。
美風さん、おはようございます。
昨年「百合根うどん」の記事を拝見して、うどんをお蕎麦に、汁も調整して好みに仕上げてもらってらっしゃると知り、美味しさと体調のことを考えれば、そのような注文もしていいのだなぁ、、と目からウロコでした。
鰊蕎麦のお出汁、納得です。ここにも陰陽ですね。
じゅんこちゃん、おはようございます。
私はどのお店に行ってもちょっと我儘をさせてもらいます。
常識を逸脱しない範囲内で。
本来なら何も希望しなくても調度良いのがいいのですが、なかなかそれレベルのお店は少ないし、いつもそのようなお店でお食事ができるとも限りません。
それにマクロビオティックを知るとなおさらでしょうが、作り手の陰陽と食べる人の陰陽は違うので、それを自分でコントロールしないと結果的に自分の体調を狂わせることになります。
私はそれが嫌なので、作り手やお店の姿勢に逆らわない程度の希望を言います。
それらは場合によっては顧客のニーズを知ることにもつながるので、お店の側ではそんなに嫌なことではないはずです。
美風さん、おはようございます。
鰊と百合根、陰陽差がありますもんね。
昨年、「中川さんのあんかけうどんは、餡かけの分の味が計算されている」との記事を拝見してから、
ずっとずっと、楽しみにしていました。
そしてこの記事で、もっともっと楽しみになっちゃいました。
(ほかのお店の記事なのに、すいません)
もう一年なんだなぁ、とわたしも感慨でした
わたしも早く、フンガー!したいです(笑)
舞ちゃん、おはようございます。
そうそう。
鰊と百合根は陰陽差があるだけでなく、鰊にはすでに濃い目の味がついているのです。
ですからそこから汁ににじみ出てくる塩分を引き算しておかなければなりません。
でも百合根には鰊と同じ塩分量はありません。
加えて餡かけにするとさらに水分が加わりますから、その分を計算して汁の塩分濃度を決めておかなければなりません。
この基本的なことが出来ていないので、私が細かく調整していただくというわけです。
これは麺類だけでなく、お味噌汁でも同じですから細かく調節してみてね。
それでやっと美味しいお味噌汁になります。