こちらの記事に男性からコメントがありました。
マクロビオティック離婚を経験された方のお気持ちは貴重なので、記事にして皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
< Mistralさんのコメントより>
はじめまして。
いわゆるマクロビ離婚して1年経つものです。むそう塾さんのような考えを早く前妻に理解させたかったです。
私も割りと考えは柔軟なほうでマクロビをやるといったときには和食、中華、イタリアン、マクロビといった具合にバランスをとってくれるものと思っていました。
しかし、約7年間日を追うごとにエスカレートしていき、ストイックなマクロビにはまっていきました。
結果、食生活だけでなく衣料はオーガニックコットン以外は身に着けられない、医療は医者にはぜったいにいけない、薬はのめない、教育は日本の学校にはいかせたくないといいだす始末。前妻のこだわりで幼稚園もいかせず、運動会やお遊戯会など普通の親なら楽しみに思えることも一切できずにすごしてきました。
マクロビを否定するつもりはないのですが取り入れ方が本当に重要ですね。
たまにこのサイトに立ち寄って考え方を勉強させてもらいます。
* * *
次に先の記事に登場したIさんが、その後の状況を違う記事にコメントしてくださいましたので、そのコメントをこちらに転載します。
<Iさんのコメントより>
美風さんこんばんは。
昨年の11月に相談させていただいたIです。
マクロビオティック(と思っていた)料理から離れ、家族が喜んでくれるように白米と動物性を取り入れた食事にしてから1ヶ月半で無事に生理が戻りました。
本当にありがとうございました!
そして、美風さんが書いてくださっていた通り、気持ちよく新年を迎えることができました。
美味しくないマクロビオティック料理を作って、家族の顔色をうかがいながら生活していた頃よりも、陰陽に気をつけながら普通の食事をしている今の方がずっと楽で、笑顔が増えました。夫が家事を手伝ってくれたりと、なんだか優しくなり、やっと普通の夫婦に戻ってきたようでちょっとした新婚気分?です。
まだまだバランスがうまく取れてないな?と感じることもあったり、課題もあるのですが、やっとミクロからマクロに動いている感じがしています。
あのときに気づかせていただき、修正できて本当に良かったです。「にこにこ楽しい」をベースにがんばります。
いつか幸せコースにも通えるように!と思います。
* * *
いかがでしょうか?
妻が一方的にマクロビオティックに走って離婚 に至ったご夫婦と、同じく妻がマクロビオティックにのめり込んだけれど、妻の決断がご夫婦の危機を救ったケースの違いです。
往々にしてマクロビオティックは妻の方が知って、ご主人やお子さんがいやいや付き合わされることが多いのです。
本当は個人の体質や体調に合わせて、みんなが美味しく食べられなければ意味がないのですが、実際は「他人の胃袋」の記事にあるような状況だと思います。
私からのコメントは後でするとして、ブログをご覧になってくださる皆さんと、ぜひ夫の本音、妻の本音をここで交わしていただけたらいいなと思います。
美風さん、こんばんは。
妻でもないし夫もいないのですが、家族の食卓について私なりの意見がありますので。コメントしたいと思います。
幼少の頃、好き嫌いが激しくて、食べ物を残すと母にいつも怒られていました。
私はそれが嫌で食に興味がなくなり、嫌いな食べ物がある日は、お菓子やら果物やらジュースで空腹を満たしてたと思います。その結果虚弱体質になり、授業中は上の空でした。
こう考えると食卓というのは本当に人生を左右するのだなと思います。
美風さん、こんばんは。
私も、正しいと思い込んだマクロビオティックで苦しむことになっていたかもしれません。
たまたま自分の体調が悪くなったことで見直すきっかけを得ましたが、調子がよければ自分一人で突っ走り、取り返しのつかないことになっていたと思います。
私の夫も、薄味・野菜中心・ごりごりの玄米でも、文句ひとつ言わず、食べてくれていました。
何も言わない=満足しているではないんですよね。
押し付けられて、合わせていただけで。
動物性が登場する今の食事のほうが、明らかに嬉しそうで、以前は味噌汁は必要ないと言っていたのに、毎朝味噌汁が欲しいといい、お弁当を持っていってくれます。
料理の腕はまだまだですが、美味しいものを作りたいという私の気持ちを受け取ってくれているのかなと思います。
制限するだけのマクロビオティックをしていた頃に比べ、私の気持ちに余裕があるので、家庭も明るくなったと思います。
時々、自然に陰陽を感じている主人を見て、おぉっ!と思うことがあります。
むそう塾で教えてもらったように、マクロビオティックって何も特別ではなく、自然に身近にあるものなのだと感じています。
私も陰陽のバランスを意識して、幸せな人生が送れるよう頑張っていきたいと思います。
長文失礼致しました。
美風さん、こんばんは。
あ~本当に我が家も同じ道を進んでいたかもしれません。
Mistralさんの元奥様のお気持ちもよくわかります。
娘のアトピーで、間違いだらけのミクロなマクロビオティックの
魔法にかかっていました。藁をもつかむ思いもありました。
むそう塾と出会っていなければ、どうなっていたでしょう?
夫や息子は、我慢して沢山付き合ってくれていたことに、いま
とても感謝しています。沢山付き合ってもらった分、
これから恩返ししながら、偏り過ぎず、何事もバランスよく
生活していけたら。と思っています。
むそう塾で、マクロビオティックという世界の中で、お料理というのは、ほんのひとにぎりの世界である。そして、そのお料理は
本来は動物性がダメだなんて一言も言っていないということ。
お料理だけがマクロビオティックだと思っていた間違いに気が付かせていただいて、感謝しています。
これから更に、むそう塾で学ばせていただきたいと思います。
美風さん、昨日投稿したMistralです。
バランスが重要ですね。
女性は母親としておなかを痛めて産んだ子供だからいっそう大事にしたいという気持ちが強いんですね。
男性は(私だけかもしれませんが)どちらかというと、いろいろな文化に触れて逞しさや規律というものを学んでほしいと思ってしまうことが多いでしょうか。
離婚した後はマクロビ、有機野菜など利くだけでも嫌な気持ちがしていましたが、いまでは気にならなくなりました。マクロビメニューがあった店でオーダーできたときに少し前に進めたかなと思いました。
また、時間があるときに勉強させてもらいにサイトに顔出させてください。
つじ☆さん、こんにちは。
子供のうちは大なり少なり好き嫌いがあるものですね。
というより、それだけ体に合ったお料理と量を親が把握していないということになります。
まあ、子供はコロコロと変わるので、把握するのが現実には難しいです。
だから、陰陽で考えて判断すれば大きく間違わないはずなんですが、普通のご家庭ではそんなこと知りませんしね。
お母様の作ったおかずを食べないで、お菓子・果物・ジュースとは。。。
それらが食べられる環境が問題。
ちる♪さん、こんにちは。
そうですね~。
はじめの頃のちる♪さんは、カチカチに凝り固まっていましたものね。
あれではご主人が可哀想です。
まずは美味しく楽しいお料理で、ご夫婦の関係を良くしてから陰陽の説明をしてあげましょう。
それだけでもご主人には参考になるはずです。
外食も気をつけてくれますよ。
夏目さん、こんにちは。
男性ってね、本来優しい生き物なんですよね。
だから女性や子供のために我慢してしまうんです。
だから多くの女性はご主人の我慢を我慢だと感じません。
でも、繊細な女性はそこを見抜きます。
だから、鈍感で傲慢な女性がマクロビオティックをすると大変なことになります。
え?
夏目さんが鈍感ということではありませんよ(笑)
アトピーを治そうとして親は必死になるからです。
私も必死な時期がありましたからよく理解出来ます。
でも、アトピーでないご家族への対応もあるから、そこが難しいところですね。
むそう塾でさらなる美味しいと健康を追求しましょう。
上級パスポートをお持ちの夏目さんなら、土台があるから冒険ができます。
一緒に食の世界を楽しんでみましょうね。
Mistralさん、こんにちは。
再びのご訪問をありがとうございます。
女性は母性を、男性は社会性を大事にします。
ですから自ずと温度差があるのは仕方ありませんよね。
ここで大事なのは、男性が女性化することではなく、また女性が母性を捨てることではなく、両者がそれぞれの特徴を維持しつつバランスをとることです。
すでにMistralさんがお気づきのように、何事もバランスが大事なんだよと教えてくれたのがマクロビオティックの考え方です。
動物性や白砂糖を排除することばかりに神経をやるのではなく、玄米と野菜を食べれば良いというのでもなく、あらゆるものとの一体感を意識して、調和を保つことが心の安定につながることを教えてくれるのがマクロビオティックです。
ですから、男性が今の時代の価値観に生きながらでも、マクロビオティックの目を通して得た価値観をお仕事に活かしたなら、それまでとは違った成果をあげられると思います。
簡単に言うなら視点を変えるということですね。
ここがマクロビオティックの醍醐味であり、私がマクロビオティックに惚れてやまない点でもあります。
どうぞ、また遊びにいらしてください。
こんにちは。
子供と私のマクロビオティックな生活に、少しずつ夫を巻き込んでいこう、なんて考え始めていた私には、考えさせられる話題です。
社会との折り合いと、自分の生活の仕方をどれだけ貫き落としたいかの温度差かなあ、と思います。
社会との接点が多い男性は周りと違いすぎる食事を貫くのは至難の技、なんだろなあと思います。
女性は自分のからだ、子供の体が一番!なんでしょうね。
おはようございます。
ボクは全くの独学でマクロビオティックを生活に取り入れている男で、「珍しい」と言われています。
ボクの意志で妻や子供を巻き込んだ感がありますが、以前の食生活よりもずっといい暮らしが送れていると思っています。
妻は体調が安定して波が減りましたし、ボクよりも鋭い感覚を持っているので、その感覚に従っていればまぁ、大丈夫だろうと思います。
時折、西洋医学的に食養生を捉えたり、頭でっかちになることは否めませんが、その時はボクとバランスを取りながら暮らしています。
ボクは「食べ方は生き方」であると心に刻んでいますので、適当に食事をとっている人を見るとかつては我慢なりませんでした。
軽く説法を説いてみたり・・・。
今では「べつにいいんじゃない」と思えます。
「許し」すなわち「母性」が芽生えたのでしょうか。
ボクはどうしても「父性」すなわち「システムや社会性、権利」みたいなところを強く出してしまうのですが、強く出ているときはだいたいバランスが乱れています。
ちょっと違うのかもしれませんが「陰陽論」を知ったからこそ、バランスを感じ始められたのかと思っています。
マクロビオティックをきちんと学んだことはないですし、今はその時間が作り出せない状況なので、まだしばらく妻との試行錯誤が続きますが、それはそれで自分たちの体で実験しているので良いのかな、と思っています。
感覚を研ぎ澄ますためにも、「砂糖、添加物、過度の動物性、過食」は禁じなければなりませんが、時々食べますよ。
だって、実験しているんですもの。
基本的には中庸でいたいですけど、バランスが乱れることで初めて気づく中庸さってありますよね、と言い訳しながら上記の食品を食べたりします。
ちろるさん、こんにちは。
今のあなたのスタンスはハッキリ申し上げて破綻する時が来るでしょう。
人間って変わるのは困難なものです。
ましてや他人を変えようなんて、それはおこがましい姿勢です。
もっと謙虚さが必要です。
お子さんが小さいうちは母親のいいなりに出来ても、ほどなくその限界がやって来ることでしょう。
誰かを「変えよう」とするのではなく、素敵に生きているあなたを見て「変わりたい」と相手が思えることが絶対に必要です。
そこのところを絶対はずさないように、わが子であっても押しつけないように、常に謙虚な姿勢でお暮らしください。
きょうは厳しいことを申し上げましたが、多くの人が失敗する典型例を今ちろるさんが歩まれているので、老婆心ながら書かせていただきました。
悪しからず。
ようすけさん、こんにちは。
マクロビオティックは習わなければいけないものではありません。
気づけばよいのです。
その気づきはバランスが取れているかどうかです。
そのバランスのお手本は自然界にあります。
宇宙とともに私たちは生かされていることを感じ、自然界と一緒に呼吸ができている人が本当のマクロビオティック実践者です。
その気づきのためには食べ物を少なくして、加工工程の多い食品は摂らないほうが身体で判りやすいということですね。
食べ物だけにとらわれているうちは、まだまだマクロビオティックの奥義を楽しめていません。
奥深いマクロビオティックをぜひ男性の立場から愉しんでみてください。
きっと充実して想定外の人生が展開することでしょう。
今頃、コメントごめんなさい。
ずっと、子供たちの様子を見ながら・・、と1日1日を過ごしていましたが、そういえば、何が押し付けになっているか、意外と気が付いていないかも、とふと思いました。
“自分が素敵に生きる” そうなんですよね。実は、今の私の最大の課題です。
ちろるさん、おはようございます。
まずは自分から。
これが生き方の鉄則です。
マクロビオティックでなくてもね。
そうでないと反発をかうだけで説得力がないからです。
だから押し付けがいけないのです。
自分が素敵に生きて、それを真似たいと思ってもらえればそれで良いのです。
お子さんやご主人がそう思ってくれれば、その時初めてあなたの主張が受け入れられたことになります。
半端な気持ちでは他人は変わりません。
美風さん こんばんは。
年末に食事を変えてから数ヶ月が経ちました。
娘がご飯が美味しいなーといっておかわりをしてくれる日が増え、主人もゆっくり食事ができる日はおかわりをしてくれる日が出てきました。
そんな二人の顔を見ていたら、この二人が喜んでくれる顔がもっともっと見たいという思いが沸々と湧いてきました。
そして、だから玄米がおいしく炊けなかったんだって、やっと腑に落ちました。
今まではどこを見て料理をしていたのだろう、ひどいことをしてきたのだなと気づきました。
やっとスタートラインに立てたのかな、今はそんな気分です。いつも大事なことを気づかせていただきありがとうございます。