なぜ桂剥き投稿だったのか

12月の上級幸せコースで中川さんの授業を見ていて思ったのですが、本当に幸せコースのカリキュラムはよく出来ているなぁということです。
最初は糠漬けから始まって、皆さんが包丁を持つのは第2限目です。
なぜ2限目に包丁の研ぎ方と切る授業があるかは、お料理教室だからそんなものだろうでは済まされない意味があったのです。
すでに幸せコースを修了されたかたはご存知のように、その後の里芋の皮むき、そして上級幸せコースでは飾り切り、キャベツの千切り、ちらし寿司などでも切ること特に「面圧」のことを嫌でも意識しなければなりません。
切るということはどういうことなのか?
これを徹底的に身につけてこそ、あの美味しく美しいお料理が出来上がるのです。
上級幸せコースでは、切ることをマスター出来ていないと、これほどにもお料理に反映されるのかという恐ろしさも学ばれたことと思います。
なぜ桂剥きをカリキュラムに入れて、桂剥き投稿までしてもらったのか?
それはお料理におけるすべての基本だったからです。
お料理は何度も練習して初めて自分のものになるのですが、ただ闇雲に回数を繰り返せば良いのではありません。
的確な指導とアドバイスがあって、なおかつ孤独でない環境を作り出すことが必要です。
それが桂剥き投稿の凄いところでした。
(桂剥き投稿の記事はこちらにもあります)
上級幸せコースの皆さんを見ていると、桂剥きが出来る人と出来ない人の差は、お料理の至るところに出てきて、中川さんがなぜ幸せコースのスタート時に桂剥きで徹底的に包丁と向き合わせたのかを、私自身が深い感動と共に知ることが出来ました。
中川さんの指導力に改めて惚れ惚れしたものです。

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