歯を守るための食事- – 最低限 – –

以前、 「歯は命とつながる臓器」という記事を書きました。(2007/9/25)
そこに頂いたコメントに対して、現役の歯科医師さんからアドバイスのコメントを頂きました。
ぜひ、多くの方にも知っていただきたい内容なので、記事にさせて頂きます。
<以下コメントの抜粋>
虫歯がいっぱい出来る、歯ぐきが腫れ出血する、歯が揺れる、などの症状をお持ちの方はもともと妊娠しにくかったり流産しやすかったりするものです。
まず考えなければいけない事は食です。
食が正しければ歯は壊れないものです。
今良い治療を受けられ、身体が調子よくなっている事は喜ばしいことですが、食が変わらなければまた同じ失敗を繰り返す可能性があります。

◆歯を壊さない食事とは◆
1 玄米をおかわりして食べる。
2 パンを食べない。(良いパンも含む)
3 砂糖類を含む物は口にしない。
間食はしない。

このくらいの事はまもって下さい。
壊してしまった歯は歯医者に治してもらわないと何ともなりませんが、どの歯医者にでも身を委ねることは出来ません
治療を繰り返さない、もう二度と歯を壊さないことが大事と思います。
              *    *    *    *
コメントをお寄せいただいた歯科医師さんは、「玄米先生」と呼ばれ、奥様もマクロビオティックの先生をなさっております。
ご自宅で患者さんや地域の人にマクロビオティックのお料理を教え、「歯を守る」ことに情熱を注いでおられます。
このコメントには、とっても重要なことがいくつも盛り込まれていますので、この文章のもつ意味をよく考えながらお読みいただければ嬉しいです。
玄米先生は、当然ながら、もっともっと「歯を守る」ためのノウハウをお持ちです。
今回のコメントは、そのホンの一部なので、タイトルにも「最低限」と入れさせていただきました。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロビオティックと歯科治療 パーマリンク

コメント

  1. 立ち話人 ポコアポコ より:

    美風さん、こんにちは。
    立ち話の西山です。
    ハンドルネールはポコアポコでお願いします!

    歯の貴重なお話有難うございました!
    歯は芸能人でなくても「命」ですよね。
    娘のルータンはもうすぐ2歳。

    上の歯はきちんと生えているのですが、
    下の歯に少々問題あり・・・・
    犬歯の間の歯が2本しかなくスキッ歯って感じです。
    それに奥歯が大きい事、大きい事・・・

    先日ルータンを連れて地元の歯医者さんへ行ってきました。聞くところによりますと・・・
    乳歯が生え変わるまでは何とも言えないそうですが、
    歯の並びは生えは親の影響も多く受けているとか??

    実は私の主人も下の歯が欠損状態で2本位足りません。
    本人は虫歯が出来なくていいよ~ナンテ暢気な事言っておりますが・・・
    パパの歯の状態を知っている歯医者さんはパパの影響も大かもね~なんて話されていました・・・

    ガーンッ!
    女の子だから特に歯は大事だと思っているのに・・・
    それに今32本きちんと歯が生えてくる子供達も少なく
    歯と歯がくっついて1本の大きな歯になってしまう例も少なくないとか・・・
    ルータンの奥歯もその傾向があるようです・・・
    またもやショック!
    歯がきちんと生え変わるまでは何とも言えないですし、出来ないとの事ですが・・・

    確かに昔の子供と比べると今の子供達ってあごも
    小さく、とてもシャープですよね。
    この顔形で32本の歯がきちんと生えるのなんて方が
    難しいんだろうなぁ~とは思いますが・・・

    噛む事であごを鍛える。
    それは歯は骨格を強化するだけでなく
    脳にも多々影響を及ぼすそうですよね・・・。
    毎日よく噛む様には言っていますが、
    気が付くとゴクンッってやっちゃってます(笑)

    う~ん、こう生えてきてしまったルータンの歯
    どうしたらよいのでしょうか・・・
    悩みます。

    また次回お目にかかった際には是非美風さんが
    通われていると言うマクロの歯医者様の情報を
    シェアしていただけたら・・・と思っております。

    是非色々とアドバイスお願いします!

    では、そろそろ仕事に戻ります!

    素敵な一日をお過ごし下さい♪

  2. ポチ より:

     歯の欠損の原因はよく判らないと言われますが、私は退化病と推測します。
     退化病の概念はほんの一部の歯医者が共有するものです。ほとんどの歯医者と医者には理解不能でしょう。この言葉はプライス博士の著書「食生活と身体の退化」副題 未開人の食事と近代食 その影響の比較研究 片山恒夫訳に詳しくのっています。この本は購入可能です。
     片山先生は私の師匠(先生から言わせると私はその他大勢の内の一人)です。片山先生に教えを受けた歯医者は数千人(日本の歯医者の数%)いると思いますが先ほどの通称プライスの本(開業医の片山先生が皆に読まさないといかんと数年をかけて70歳近くで訳された500ページを超える本です)を熟読して理解できる概念です。
     退化病とは主に歯と顎に判り易い症状として出てきます。
    1乳歯の時に前歯に隙間がない。永久歯では乱杭歯。
    2顔の中下顔面が未発達で小さい。
    3鼻が細く空気の通り道が狭い。すぐ鼻炎、花粉症を起す。口が開く。出っ歯。鼻づまりで集中力の欠如。口呼吸で免疫力低下。いつも風邪を引く。
    4鼻の奥のすぐ上は脳です。脳の下部が狭い。脳の働きが悪い?
    5胸部の骨格も狭い。肺活量の減少。運動能力低下。呼吸器疾患を起しやすい。
    6骨盤が狭い。産道が圧迫される。難産。骨盤内の臓器が影響を受ける。特に女性生殖器。
     歯医者の私が理解できる範囲でも今考えてこれだけ出てきました。ポコアポコさんも書いておられるように最近の若い子の顎がとがっていますよね。
     近所の小学校の学校歯科医をしています。先日今年の就学児童(来年の1年生)の歯科検診に行ってきました。6歳児の子供たち120人くらいを私の基準(歯とその隙間)で判断すると退化病の子供は75%になりました。
     退化病はご両親の妊娠以前の身体の状態に影響を受けます。当院の最近結婚した歯科衛生士は「1年は妊娠しない。私は大丈夫だが彼の身体を作ってから」と言います。
     退化病を予防する食事とは未開人の食事(日本では玄米食)です。近代食とは当世風(今日本中で流行っている洋風な食事)です。退化病の責任は男女半々です。片山先生は昭和30年ごろから玄米食を指導していました。桜沢先生との接点は不明ですが多分あったと思います。
     退化病の子供は1~6に対して個別の対応を強いられます。これ以上は話が膨大すぎて書ききれません。直接お問い合わせ下さい。すいません有料です。
     退化病の子供の次の世代の問題ですが退化病は遺伝病とは異なります。遺伝子の欠損などは次世代に引き継がれますが退化病の方でも正しい食の知識を持って子作りに臨めば大丈夫です。こんな知識も12月14日の「歯周病をなくすシンポジュウム」in高松で話そうと思っています。ご参加下さい。

  3. マクロ美風 より:

    松見先生からご丁寧なアドバイスをいただきました。
    有料であっても、松見先生のご見解をお聞きになった方が良いと思います。
    信頼できる先生です。

  4. マクロ美風 より:

    松見先生、お忙しいのにお返事を頂きまして、大変ありがとうございます。
    心から感謝いたします。

  5. ポコアポコ より:

    松見先生、初めまして、ポコアポコです。
    お忙しい中解り易い欠損の説明とアドバイスを
    頂きまして誠に有難うございました。

    先生の説明文を読ませて頂いたところ、娘は1番、2番が匹敵し、また胸部の骨格が狭いかはよくわかりかねますが、呼吸器が弱い感じが致します。
    風邪を引いた時などヒィヒィ~という様に酸素が薄い感じになり酸素吸入をした事もあります。

    成長と共に病気もしなくなりましたが、産後ゼイゼイという呼吸で調べて頂いたところ、右肺と比べると左肺の脈が細いせいで呼吸する時に音がするのでは?と言うような事を言われた事がありました。

    今は特にその点は問題ない様にも見えますが、
    先生のおっしゃる5番?にも入る感じがします。

    やはり先生の見解通り、娘も退化病という事になりますね。そうですね、今更ながらですが、もっともっと前から自分達の体調や食生活をきちんと見直しておくべきだと今更ながら反省をしています。

    時間を作って是非先生にお目にかかりたいと思います。その際には是非ともまた詳しくご説明を受けさせていただければと存じております。

    今かも出来る事があるのであれば是非そうして、娘の将来の為に頑張りたいです。今後もご指導宜しくお願い致します。

    また、御礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
    本当に有難うございました。
    先生とのこの様な巡り会いに深く感謝致します。

  6. ポコアポコ より:

    美風さん、こちらのコメントに書かせて頂いて本当に良かったです。 

    そのお蔭で松見先生の見解を伺う事が出来ました。
    はい、絶対に近いうちに時間を作って松美先生の所へ伺いたいと思っております。

    良きアドバイスを有難うございました。
    また、御礼が遅くなりまして申し訳ありませんでした。

    話を聞いて頂いて、また先生からの良きご意見・アドバイスを頂いた事で胸につかえていた何かがちょっと楽になった気がしています。
    本当に有難うございました!

    またお会いした際には是非立ち話をさせてください!

    それでは、今晩はこの辺で・・・
    おやすみなさい☆

  7. マクロ美風 より:

    このブログが、少しでもお役に立てて良かったです!
    いつも立ち話ばかりですが、今度はお茶でも飲みながらお話ししましょうね♪

  8. たま より:

    美風さんこんにちは。ブログをお借りしますね。

    ポコアポコさん、ポチさんのコメントに少し補足させてくださいね。

    退化病のお話ですが、どうぞ、お子さまを病気に断定なさらないであげてくださいね。食が変わるとそのようなことが起きるという情報として捉えていただいてそのような傾向があれば、食を変えていくことでまたカラダも変化するということなんです。

    歯の欠損については、今から歯が生えるということではないかもしれませんが、それ以上に食養生で補うことができます。虫歯や歯肉炎などの問題を起こさないように、ごはんとおやつの与え方などを気をつけることでお口の中の問題だけではなくココロもカラダも健康に導くことができますよ。
    是非、ご家族で健康な食生活をこころがけてくださいね。

    ご心配事や、ご質問などありましたら、小さなことでも結構ですのでお気軽にご相談くださいね。

  9. ポコアポコ より:

    たまさん、初めまして。ポコアポコです。

    この度は心強いコメント・アドバイスを頂きまして有難うございました。 

    歯の欠損が100%確実に決まった訳ではないのでしょうが、実際そうなった時本当にどうすれば良いかなぁ~と考えておりました。

    ポチ先生の見解も凄く娘の場合、当てはまっている事も多く感じられ、やっぱりそうかぁ~とちょっとへこんだのも事実です。

    しかし、ただそれを黙って見過ごすのではなく、自分達親の力で何とか出来ないものなのかなぁ~ともずっと考えておりました。

    そんな中、たまさんから頂いたアドバイスは本当に心強く、何か絶対私にも出来るぞ!という勇気を頂けた気がしています。また、新たに「食養生」の大切さ、素晴らしさを認識しなくては・・・・という事に気づかせて頂きました。

    有難うございました!

    はい、家族皆が心身ともに健康な生活を送れる様に楽しく頑張っていきたいと思います。

    心配事・質問等がある際にはまた是非ご相談させてください。 よろしくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です