麻疹の高熱とアトピー

アトピーで苦しむ長男が、2歳10ヵ月のとき麻疹にかかりました。
近所に麻疹の人はいないし、最近子供たちに接触したこともないのに、
ある日突然という感じでした。
最初のうちは麻疹かどうか分からず、「なんか熱っぽいなぁ」ぐらいに
思っていました。
熱が出ても解熱剤を使わない方針の私は、のんびりしていたのですが、
1週間も37度ていどの熱が続くので、ちょっと気にしはじめました。
そのうちだんだん熱が出てきて、40度になりました。生まれてはじめての高熱です。
原因が分からないので、一応病院に行ってみました。
待合室にはお年寄りがたくさんいて、子供のようすを見ながら「はしかだよ」といいます。
そのうち順番がきて医師の診察をうけましたが、結果は「わからない」でした。
「いちおう解熱剤を出しておきます。」といわれ帰宅。
すぐに、野口整体で子育てをしている友人に電話をすると、
「いいなぁ、本物のはしかになって。その部屋の空気を宅急便で送って!」
と祝福されました。 
翌日、ついに熱は42度になりました。
長男の目は空を泳ぎ、手足はピクッ、ピクッとけいれんしはじめました。
もしかすると後遺症が残るかも知れないと思い、夫に覚悟をするように言いました。
               ☆    ☆    ☆
さいわい42度をピークに熱が下がりはじめ、ホッとしたのは言うまでもありません。
もちろん、解熱剤は使いませんでした。
その後、驚いたことがあります。
長男のアトピーが潮が引くように良くなって、中学一年までの10年間、
きれいな体で別人のようになりました。
高熱と闘った長男への、何よりのプレゼントでした。  
          ☆    ☆    ☆
<はしかの予防接種について>
長男は、生まれてから何も予防接種を受けていません。
私が予防接種の必要性を認めていなかったので、拒否していたのです。
なお、野口整体では、本物の麻疹に罹ったほうが体に免疫力がつくと考えます。

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コメント

  1. 岡本 より:

    こんにちは、うちも野口整体の考え方を元に子育てしていました。(今はもう大きい!)はしかを自然経過する時に、1つ大事な事は、「冷やさない事」です。それだけ気をつけてあげると良いそうです。(*^^*)

  2. マクロ美風 より:

    岡本さん、こんばんは。

    コメントをいただき、ありがとうございました。

    >冷やさない

    私も一番気を遣ったのが、このことでした。

    特に、風が直接あたらないように工夫しましたねぇ。

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