マクロビオティックの指導現場からシリーズ」カテゴリーアーカイブ

玄米ご飯と糠漬けに支えられての育児がスタート!

5月26日に出産されたNaさんから、出産報告メールが届きました。
39歳でのご出産なので、私が息子を産んだ時と同じです(^^)
これから昼夜の区別なく子育てをされるのかと思うと、ただただご苦労様ですと申し上げずにはおられません。
こうして自然分娩で、母子ともに元気に育児がスタートしたことが私も嬉しいし、後に続く出産希望者のためにも励みになると思います。

彼女は愛クラスに来られた時には、性格は陽性なのですが体調は陰性でした。
しかし、幸せコースにも通われて、私の食事アドバイスをきちんと実行してくれて、どんどん陽性さが増えたところで妊娠されました。
妊娠中のお腹の形とお食事状態から、きっと男の子ねと中川さんと話していましたので、やっぱり!という感じです。

高齢出産のかたにはいつも言います。
産むのは一瞬、育てるのは一生。
これから走る子供の後を追いかける頃、体力というものを痛感することになります。
そういう意味では子育て適齢期というのはあると思います。
少しでも体力を増強して子育てを楽しく出来るように、私もバックアップをしてあげたいと思います。
えりんこちゃん、お疲れさまでした。
そして、おめでとう!

 
 

<Naさんからのメール>

遅くなりましたが、出産についての詳細をメールします。

出産予定日6日前の5月26日午後に、少し破水したようだったので、夕方病院に行きました。
するとやはり破水でそのまま入院、すぐに10分を切る陣痛が来て、
5時間弱で出産いたしました。
産まれるまで性別を聞かないようにしていたため、男の子ですよ!と言われて、あぁ、やっぱりそうか〜!
(予感が当たった〜)と思いました。
でも性別はどちらでもと思っていたので、無事に産まれてくれて、
とにかく嬉しかったです。
3170g、52センチでした!

分娩そのものは恥骨に赤ちゃんの頭が近かったため、助産師さんが少し手こずっていましたが、それがなければあと1時間早く産まれていたかもしれません。
それでも初産で5時間は安産だね!と言われ、私は中川式玄米を食べてきたおかげだな〜と思いました。

先にツイートしたように出産数時間後には、主人に作ってきてもらった玄米おにぎりと、じゃい安をベッドでモリモリ食べて癒されました。
でも病院では白米やパンの食事だったので、早く家に帰って玄米を食べたい!と思っていました。
やっぱり白米やパンばかりだと力が出ないんですよね。

今は毎日家で玄米と、じゃい安が食べられるので、とっても幸せです。
それにしても授乳中は噂通り、ものすごくお腹がすきますね!
家にある玄米が猛烈なスピードでなくなっていくので、自分でもこわいくらいです(笑)
でも玄米をガッツリ食べているせいか、細切れ睡眠も苦になりませんし、妊娠中も授乳中も便秘知らずです。
こどもも夜泣きもせず、よく飲んで、よく寝ています。
これからもお乳のためにもしっかり食べて、しっかり漬けて(糠漬け)いきたいと思います!

そして、こどもがもっと大きくなりましたら、また京都でなかがわさんと美風さんにお会いできるのを楽しみにしております!!

 
 

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マクロビオティックの本を初めて読んでもちゃんと理解しています

むそう塾の幸せコースでは、マクロビオティックの本を3冊読んでその感想文を提出する宿題が最初にあります。
先日、マクロビオティックの本を初めて読んだという塾生さんから感想文が届きました。
どうですか?
初めて読んでもマクロビオティックの奥義をきちんとつかんでいます。
素晴らしいですね。
まずはマクロビオティックの入門は出来ました。
これから「総論部分→各論部分→落し込み」と進めればOKです。
ちょっと感想文の内容を抜粋してご紹介しましょう。

<Haさんの感想文より>(抜粋)

「絶対の陽、絶対の陰はあり得ない」という言葉は、大袈裟な表現になりますが、雷に打たれたような感覚を私に与え、これは陰性、これは陽性、と勝手に決めつけていたことに気付きました。
比較対象によって、陰性にも陽性にもなり得るのは、言われてみれば当たり前のことですが、目から鱗でした。

正反対のものは固定することなく、永遠に変化を続け、バランス(調和)をとっていて、そしてそれが最も平和である。
もちろん永遠に平和であることを望んでいますが、バランスが崩れる事もあるでしょう。
ですが、バランスが崩れたとしても、そうなった原因を考え、中庸に近付けるように方法を考えれば良いのだと思うと、最強の武器を手に入れたような気持ちです。
食べ物、健康だけでなく、生活、夫婦関係、家族関係、社会との関係、様々な場面で活用したいです。

 
 

魔法のメガネ 桜沢如一 マクロビオティック むそう塾

 
 

(魔法のメガネ:桜沢如一著 初めての人はリメイク版から読むことをお勧めします。)

 
 
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幸せコースの宿題より マクロビオティックとは何ぞや?(Kaさんの感想文)

幸せコースの宿題である「課題図書を読んで感想文を提出」する締切日が近づいて来ました。
・土曜クラス:6月14日(土)24時迄
・日曜クラス:6月15日(日)24時迄
ギリギリではなく、余裕をもって提出してください。

なお、すでに提出されたKaさんの感想文が、なかなかポイントを良く押さえてまとめられていました。
彼女なりの把握の仕方を抜粋してご紹介します。

<Kaさんの感想文より>(抜粋)

人はみんな、本当は生きていくための判断力=本能を持っている、それが曇ってしまって いるのだとわかりました。

本当は身近な所から幾らでも学ぶことが出来るのに、普段全く気づかない、または全く別 の行動をしているということは、自分が陰陽(自然の摂理)に気づいておらず頭でばかりこねくり回しているのだなと感じました。

特に地球が陰 陽 陰 陽と順番になっている所を読んだ時、「陰陽って何にでも当てはまるんだ!」となんだか感動しました。

男と女は人間的には平等だけれども、役割としては違っていて当たり前。 バラにはバラの、桜には桜の、小菊には小菊の与えられた良さがあり、違っているから不平等ではないということにハッとし、安心もしました。

マクロビオティックとはなんぞや? 今の私は、 【ただの食事法ではなく、陰と陽を正しく理解すれば、実はとんでもなく人生楽しくなるような気がする、そんな考え方。】 という感じです。

良く理解されています。
あとはこれをいかに自分の頭から体に落とし込んで、常に瞬時に反応出来るようにするかです。
それでこそ生きたマクロビオティックと言えるのです。
良い感想文を提出してくださいました。
お疲れさまでした。

 
 

胡麻豆腐 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(胡麻豆腐 料理:中川善博)

 
 
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桂剥きの大根の持ち方 むそう塾の動画チャンネルを活かそう! 

むそう塾の動画サイトをご存知ですか?
たくさんの動画がアップされていて、それをじっくり見れば自動的にマスター出来るようになっているのですが、なかなか活かされていない人が多いです。
じっくりコース、満足コースで31人の手元を拝見していましたが、やはり動画をちゃんと見ている人は正しくマスター出来ています。
「見ているのに出来ないんです〜」という人は、観察力が乏しい人ですね。
そして、観察して感じたところを直す工夫をしていない人です。
己を知る。
それに尽きます。
私が教室でせっせと写真を撮っているのは、その「己を知る」ためのお手伝いです。

たとえば、桂剥きを例にとってみましょう。
中川さんの動画からスクショしました。
スクリーンショット 2014-05-26 8.56.31

 
 

これを反対側から見てみましょう。
スクリーンショット 2014-05-26 8.58.54

 
 

剥き進みました。
スクリーンショット 2014-05-26 8.59.26

 
 

この3枚の写真を見てあなたは何を感じましたか?
包丁と指先に気の行く人が多いと思いますが、私はむしろ大根の握り方の方を先に見ます。
するとあることに気づくはずです。
中川さんは左の手のひらに大根をピッタリくっつけた形で握りしめていません。
指先で軽く挟んでいる状態です。
この違いは下の写真を見ていただくと一目瞭然です。
指先で大根が落ちない程度に軽く持って、大根をくるくる回して包丁に向けて送って行く。
これが桂剥きです。
しかし、大根を左手でしっかり握ってしまうと、腕の可動域が狭くなって大根を送るための動作がしにくくなります。
そのために様々な乱れが起きて、ちゃんと剥けなくなるのです。
では、写真で確認してみましょう。

まずは麗可ちゃん、本人は力を入れないように意識しているはずなのですが、それでもこんなに力を入れてピチッと握っています。
これでは大根をうまく動かせません。
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直ちゃんも大根をしっかり握っています。
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ちるちゃんもまだ深く握っています。
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kamomeさんは顔はキリッとして力が入っているように感じますが、握り方はそんなにきつくありません。
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子象ちゃんはちゃんと指先だけで持っています。
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祐衣ちゃんも手のひらが触れていません。
でもまだまだ下手くそです。
練習を頑張れば上達する素質があります。
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舞ちゃんと横綱格なのは夏目ちゃんです。
今、大根を送り終えた指の形をしています。
彼女は神様から柔らかい手首をもらっているので、それが助けてくれているのです。
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麻莉ちゃんもかつては麗可ちゃんのように目いっぱい力んでいたのですが、やっと脱力が出来るようになりました。
小鳥と生卵訓練が効いたようです。
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夏目ちゃんと並ぶ桂剥きの横綱は舞ちゃんです。
長い指を活かしてグイーッと剥き進むのが特長です。
絶頂期はこんなムラにはなりませんでした。
(腕が落ちてるよ)
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ちーちゃんは指先で持ってはいるのですが、右手の親指が立っています。
左手の親指にも力が入っています。
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その結果、剥き上がりにこんな二本線が入ってしまいます。
両方共親指がつけたものです。
右手の親指をくの字にしないで、真っ直ぐ伸ばして親指の腹(指紋のところ)で大根の薄さを感じながら剥きましょう。
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こんなふうに、中川さんが要求したレベルに達していない人には必ず何らかの原因があります。
それを一つひとつ桂剥き投稿でアドバイスしたのですが、それが活かされていない人が大半です。
それは余りにも悲しくありませんか?
何が悲しいかって、双方の時間の浪費になるからです。
人生は限られています。
真剣にギュッと取組めば、人間ってかなり向上します。

来月からは幸せコースの桂剥き投稿が始まります。
予習をしたい人は中川さんのブログの「桂剥き道」(左バーのカテゴリー欄で上から4番目)をご覧ください。
動画も含めて、とても勉強になります。
2013年度分だけでも良いですから、よく読み込まれると6月の授業がよく理解できるようになります。
じっくりコースと満足コースの人達も「桂剥き道」のカテゴリーを舐めるように読み込んでください。
必ず同じ事例に出会って、解決策を見いだせます。
それでも分からない部分があるときは、動画を中川さんに送ってください。
今の自分を正確に把握してもらうために。

最後に中川さんの動画をアップしておきましょう。
目を閉じたらあの手の動きが瞼からこぼれてくるくらいに見てください。
[youtube width=”550″ height=”344″]

なお、その他の動画も沢山アップされていますから、参考になさってください。
むそう塾の動画チャンネルはこちらです。

 
 
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玄米を食べて甘いものを減らしていない人はミネラル不足にご注意を!

玄米ご飯を食べていても、それが消化吸収が悪かったり、甘いものを食べ続けていたらミネラル不足に陥ります。
消化吸収のことを考えるなら白米を食べていた方が良かったりしますが、白米の場合は体のお掃除がしにくいですね。
ですから健康のことを考えると、玄米が注目されるわけです。
玄米にはキレート作用があるので、体の中にあるミネラルも排出します。
しかし、全部のミネラルを外に出すわけではないので、せっせとミネラル補給を意識したメニューにしましょう。
現代人は総じてミネラルが不足しています。

玄米を食べているのに甘いものを減らしていない人は、結果的に体内のミネラル消費量が増えるので、今一つ元気でない人がいます。
貧血になる人もいます。
なぜなら、甘いものは体の中で燃焼するときにミネラルを消費するからです。
昔からマクロビオティックの先輩には歯の悪い人が多いのも頷けるところです。
それでごま塩をせっせと補っていたわけですが、そのお塩のために体が締まってしまい、萎縮した人も少なくありません。
塩分で陽性にするのは危険を伴います。

マクロビオティックの先輩で、玄米を食べていても骨折する人もいました。
盲目的に玄米信仰に陥るのではなく、玄米の作用と効果をしっかり理解したうえで、正しく取り入れてほしいと思います。
そういう意味では白米が主流というのも納得できますね。
玄米は諸刃の剣だからです。

ですから、むそう塾ではマンツーマンで、その人に合った玄米ご飯が炊けるように調整してお伝えしているのです。
オーダーメイドの玄米ご飯は安心して召し上がれます。
でも、だからといって甘いものをホイホイと食べないでくださいね。
必ずバランスが崩れてきますから。
むそう塾でスイーツを教えないのは、そういう理由からです。

中川式糠漬けの宅配が始まってから、ずいぶんと体調が上向いている人がいます。
それは糠漬けの中に含まれるミネラルとビタミンがしっかり役目を果たしているからですね。
体が吸収しやすい状態のミネラルとビタミン。
それを昔の人はちゃんと知っていたわけです。
エネルギーのあるお米を食べ、糠漬けで乳酸菌も補えて、これで健康にならないわけがありません。
日本人って恵まれていますね。
大事にしたい文化です。

 
 

玄米ご飯 マクロビオティック むそう塾

 
 
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