マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

玄米赤ちゃん誕生!

お久しぶりな方からメールがありました。
40歳にして念願のお子様を授かったそうです。(女の子)
彼女はお子さんが欲しくてむそう塾に来られました。
妊娠中も授乳中の今も玄米ご飯をしっかり召し上がっておられるそうです。
何度も流産を経験された後のご出産だったので、喜びもひとしおだと思います。
2013年2月11日生まれということなので、今は4ヵ月ですね。
Noさん、おめでとうございます!

 
 

<No(27−8)さんのメールより>

完全母乳で育てているのですが、私がずっと妊娠前から玄米を食べているので、◯◯の肌はトラブル知らずで、ぴかぴかつるつるです。
これもむそう塾で学んだおかげです。感謝しています。
人生はいろんな事がありますが、自分に合った自然な食事をちゃんとしていれば、自分の望む道へ自ずと進んで行ける様な気がします。
(埼玉県在住)

 

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中川式糠床はほんまもんの発酵食品です

ただいま京都から帰宅しました。
昨日は糠床の発送があったので、帰宅を一日延ばしたのです。
自宅のある最寄り駅に隣接してスーパーの成城石井があるのですが、買い物のついでに思わず糠漬けに見入ってしまいました(笑)
沢山並んでいて、日付けの古いものは20%引きで売られていました。

 

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ちょっとズームにしてみました。
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いっぱい入っていますね。
中川式糠床は米糠と塩と唐辛子がパラリですが。
これがいわゆる「糠風味の塩漬け」です。IMG_2345

 

以上が普通に売られている糠漬けです。IMG_2350

 
きょうは中川式糠床が塾生さんのお宅に届いて、次々に「着きました!」という嬉しいお知らせがTwitter上で飛び交っています。
そしてきっと、糠床を口に運んでいることでしょう。
そう。
中川式糠床は、糠床そのものが美味しいのです。
「え? 糠床が食べられるんですか!?」と毎年ビックリされるのですが、はい、食べられるんです。
そしてこれがまた、たまらなく美味しいのです。
「糠床どんぶり」をしすぎて、糠床が減って慌てた塾生さんが何人かいるほどです(笑)
常々ミネラル不足の人はこの糠床を食べたがる傾向にありますね。

さあ、塾生さんのところに到着した糠床は、どのような結果になるのでしょうか。
越年して、来年の今頃「瑠璃茄子投稿」が出来る人や、夏を越すのがやっとという人、あるいはそれまで持たせられずにご臨終という人が出てくるかも知れません。
糠漬けに必要なノウハウはすべてお伝えしました。
あとは受け取った人の勘と理解力次第です。

「糠床に対して、自分は今何をするべきなのか?」
これを判断することが一番難しいはずです。
Twitterで糠床注意報や糠床警報を発信しますから、ぜひマメに私や中川さんのツイートをチェックする癖をつけておいてください。
一人でも多くの塾生さんが、中川式糠漬けでほんまもんの発酵食品の効果を体感していただきたいと思います。
ご成功を祈ります!

 

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中川善博の胡麻塩論(プロが研究した胡麻塩)

胡麻塩に関して書きたい記事があります。
その前に中川さんにお願いして、中川さんの胡麻塩がどのようにして「あの作り方」になったのか、その経緯を文章にしていただきました。
一口に胡麻塩といいますが、流通しているものも含めて、本当に体に良い胡麻塩とは何なのかを考えるきっかけにしていただけたら幸いです。

<私の胡麻塩論> 文:中川善博

私はむそう塾を始める前に、「善右衛門的。カフェ」というランチのみのカフェを営業していた。
現在の「なかがわ」の前身である。
毎日たくさんの方が私の「ひるめし」を楽しみに来てくださっていた。
客層が実におもしろく、俗にいう古典マクロ系の陽性マクロビオティックスクールで学ぶ方、その頃からどんどん増えてきた陰性マクロビオティックスクールに通う方、「マクロビオティックってな〜に?」という純粋に私の料理を楽しんでくださる方、と様々な方達が同時に店内で私の料理を楽しんでくださっていたのだ。

昔からある正食協会系(陽性)の味付けは知っていたし、陰性マクロビオティックのメッカであるKIJで反対のものも学んでいたから私は万全であった。
マクロビオティックを知っているどちら系の方にも、昔から私の料理が好きで通って来てくださる方にも、誰にも不満の出ない料理を出せていたのだが、唯一、試行錯誤が必要だったのは「胡麻塩」であった。

陰陽どちらのマクロビオティックを実践するかたにも美味しく食べていただける(塩と胡麻の)黄金比率は無いだろうかといろいろ試作したのだが、もうひとつピンと来なかった。
こんなものなのかもしれないな、と諦めて妥協点を見つけるのは簡単であった。
でもそれでは「どちらの人にも喜んでいただける」ということにはならない。
私が大嫌いな「どっちつかず」になり、どちらの方にも食べてもらえなくなるのは必至であった。

塩を焼いて胡麻を炒ってすり合わせる。
ただそれたけのことなのに、シンプルであるがゆえに難しい。
そこで出てきたのは「本当に昔から教えられてきた方法が正しいのか?」という根本から疑う職人魂だった。

なぜ鉄鍋? なぜその割合? 土鍋にしたら? 焙烙にしたら? 胡麻の摺り方は?
すり鉢からスピードカッターまであらゆる粉体化装置を使って作ってみた。
その結果解ったのが、急激に強い陽性を加えて作った胡麻塩は急速に酸化劣化するという事実であった。
そこで私は塩も陰性に焼くことにし、胡麻もじっくり遠赤外線を与えながらじっくり煎る方法を選択した。
粉体にする道具器具もなるべく陰性なものを使い、人間の手では不可能な速さや強さを胡麻と塩に与えないように注意した。

塩、胡麻、それぞれをどこまで細かく粉体化するかにもこだわった。
やはり常備するものであるからにはある程度の保存性がなければいけないからだ。
調べてみると酸化した美味しくない胡麻塩を平気で食べている人がけっこう多いことに驚いた。
胡麻塩は酸化するのだ。
味も風味も急速に落ちる。
解らずに習ったとおりだからと食べている人がなんと多いことであろう。

私の胡麻塩の作り方は「腸から陽性になる講座」で秘密を公開した。
習った方は例外なくその作り方と出来上がったものの美味しさに驚かれる。
ここにそれを開示するわけには行かないが、ヒントを一つ。
一番急激な酸化といえば「燃焼」である。

火事を消火したいとき、人は消火器を使う。
その中身の消火剤には液体・泡・粉体と大きく分けて3つがある。
そのなかの粉体にヒントはある。
燃え盛る炎に対して大量の細かい粉体を吹きかけ、酸素の供給を止めて燃焼できないようにする。
これが酸化を止める→美味しさを長くキープすることのヒントである。

胡麻も塩も超微粒子にすることによって人間の舌にある「味蕾」にセンシティブに働きかけ、少ない塩分でも充分な塩気を感じ、少ない胡麻でも豊かな胡麻のコクを感じられるようにしつらえたのである。
これが私の胡麻塩論である。

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中川式玄米チャーハンの玄米ご飯

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炊いてから何時間も経っている玄米ご飯です。
ジャーの下の方で潰されていますが、これが玄米チャーハン用に中川さんが炊いたご飯です。
ご自分のご飯を写真に撮って見比べてみてください。

 

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むそう塾のお料理 玄米炊飯に始まって玄米炊飯に終わる

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実に美味しく人気度の高い「あらめビーフン」。
料理時間はあっという間。
「え? これだけ?」
はい、これだけなのに美味しいのです。
料理途中のあらめだけを食べても立派なおかずになってしまう美味しさです。
私なんて毎日食べても飽きない美味しさです。

でも、このあらめビーフンは盛り付けが難しいです。
写真のように盛り付けるには、ちゃんと陰陽が解っている方が綺麗に仕上がります。
昨日は上級幸せコースの再受講者が2名いらしたのですが、鍋の中でお料理してからの中川さんの行動がとてもヒントになって唸っておりました。
1回目の受講では見落としていたそうで、その見落としが自分の作るあらめビーフンが中川さんの美味しさと違っていた理由が判ったそうです。
そうなんです。
ちょっとした方法が美味しさを分けてしまうことってあるのです。

中川さんは少年の頃から蒸気機関車がお好きだそうです。
蒸気が重い機関車を引っ張ることにたまらなく魅力を感じるそうなのです。
そして今もお料理でスチームの扱い方を楽しんでいて、それが中川式の重要ポイントだったりします。
ふっくら、しっとり、水分を抜きにお料理の美味しさは語れません。
これを自在にコントロールできたら、美味しさのレベルがグンとアップします。

思えば愛クラスでの玄米炊飯も水分のコントロールが大事な要素でした。
玄米炊飯に始まって玄米炊飯に終わる。
これがむそう塾が教えるお料理のスタンスです。

 

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