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マクロ美風の家事アドバイス講座(8)小物収納についてのお返事

<Mo(90-6)さん>
昨日は遠出していて、一気に記事を書けなくて失礼しました。
では、昨日の続きを始めます。
(緑の文字があなたからのご質問、黒い文字が私からのアドバイスです。)

※リビング扉収納に入っているもの
(上手なしまい方がわかりません。とりあえず、無印の引き出し収納ボックスを扉の中に入れ、細かく仕切ったのですがどうもしっくりきません。
ここは、キッチン南側収納を作ったら、日頃使うようなものをここに入れ、リビング扉収納にはそれ以外の人ものと本などをしまう方がいいのかな、と主人と話していました。)
はい、そのとおりです。

・私の手帳(ふと思った時に見直したいため、残してあります。)
Moさんは手帳派なのですね。
私はパソコンを使うようになってから、手帳をやめました。
Moさんは素敵なiMacをお持ちなのですから、それを活用するなり、iPhoneを活用する方がずっと楽チンだと思います。
もちろん、置き場所にも困りませんしね。

・お店のカードやクリニックなどの診察券(どのようにファイルしてしまっておけばいいのかわからない)
まず、お店のカードは本当に必要なのかどうか再検討しましょう。
不要なカードをいっぱい持っているのではありませんか?
どうしても必要なカードだけお財布に入れます。(たぶん1,2枚で済むはずです。)
ちなみに私は、お店のカードは1枚も持っていません。
診察券は名刺ホルダーを買って、それに入れれば1冊で済みますよ。

・光熱費・税金などの請求書や領収書
公共料金の支払いは銀行引き落としですか?
3年間分のみ保存すればOKです。
税金は自営業でなければ、10年分で大丈夫です。

・家車類の契約書類
家の場合は家がある限り、車の場合は車を手放すまで。

・銀行の通帳(後から見直す時があるかもと思い昔のもあります)
10年間でOK。

請求書・領収書・契約書類・古い通帳などは、上に書いた保存期間を参考にして再整理し、最も出し入れし難い場所がいいですね。
なぜなら、瀕雑に使わないものだからです。
新しく作るリビング西側の高い所にしまいましょう。

・筆記用具(家族全員のものが集まっています)
キッチン南側に作る収納に引き出しを作ってもらって、そこに全員分を入れます。

>・万年筆インク類
筆記用具とは別扱いの高級なものなのかしら?
それなら、リビング西側に新しく作る収納に引き出しを作ってもらって、そこに入れましょう。

・こどもが小さかった時のサンタさんとのやりとりのお手紙
これはもう不要なのではないでしょうか?
でも、それがどうしても要るというなら、お子さんの持ち物として、お子さんに管理してもらいましょう。
もう高3と高1なのですから。

・便箋など手紙セット
万年筆とインクと同じ引き出しに入れましょう。

*   *   *

・季節外れのシーツや毛布などの寝具、湯たんぽ
寝具は寝る部屋に置くのがベストです。
毛布・湯たんぽも同じね。

・部屋着をどこに仕舞うか。
(朝や夕方部屋で着替える時にどこに置いておけばいいのかわからず、とりあえずバサッと置いてしまいます。)
前にあなたの机(Mac)があった場所の壁に部屋着掛けを作ってはいかがでしょうか?
これなら、ご主人でも出来るはずですし、ネットで素敵なものを探してもいいですね。

・冬の間に使うニッセンストーブとアラジンストーブをどこにしまうか(今までは2階クローゼットの中にしまっていました)
ユーティリティでよいのではないでしょうか?

・私の編み物(針毛糸本)とお裁縫セット
リビング西側に作る収納がよいでしょう。

*   *   *

注文予定(見積もり発注中です)の収納のことですが、片付け途中に扉の中をどのような収納を作ってもらうか主人と考えてみました。
えっ? もう発注されているのですか? まだ詳細も決まっていないのに? ビックリ。ま、概算を知りたいということですかね。
注文されるのですから、予めこちらで持ち物の量とサイズを調べて、それを入れる場所も決めて、それから発注するのが間違いなく使いやすくなります。
アバウトに注文すると、また使いにくい家になってしまいます。

※キッチン側収納
・基本的にここにはダイニングに座っている時にすぐに使いたいと思うものをしまえるようにしたい
OKです。

・既存のキッチンより高さを25センチ程度あげると、キッチン手元が隠れていいのではないか?
それでもかまいません。

・主人私それぞれ私物を入れられる引き出しを作る
当然です。提案しようと思っていました。

・収納とダイニングテーブルとの距離を考えると、収納の中央には引き出しは作らない方が良い
はい、そのとおりです。
通路を確保しなければならないので、最低50センチはあけてほしいです。
使い勝手は扉の方がよいのですが、無理な場合は引き戸でもかまいません。

※リビング壁収納
既存のリビング扉収納とキッチン南収納に入らないものをしまう
使用頻度で使い分けてくださいね。
そのエリアで一番使うものを該当収納に入れるのです。

・扉、引き出し、オープン部分など、どんなものがあればいいのかわからないのは、しまうものが決まっていないからですよね?
そうです。
まだ発注段階ではないのです。
だから、持ち物の取捨選択を最初にしてくださいとお願いしているのです。

今は子供のものもありますが、そのうち夫婦二人のものだけになる、と考えると今の持ち物だけでは考えられず、先を考えながら決めるのって難しいなと思いました。
そのときには、また改めて模様替えをすることになります。
住む人の構成が変われば、住まい方も変えて行くのです。

今現在のリビング収納の疑問は、毎日着るコート類、バッグ類はどこにしまうか?です。
それはもう本来の寝室である部屋にあるクローゼットがベストです。
衣類もバッグもクローゼットです。
クローゼットはどうも・・とお思いなら、コート掛けをこの部屋に付けるのもいいですね。
リビングに衣類を置くと、グンとだらしなくなりますが、どうしてもというのであれば、玄関脇にあるクロークがよいですね。
事実そこにはハンガーパイプもついていますし。
でも、そのような使い方をされていないので、抵抗がおありだと思います。
あとは、階段下の斜めになったところですね。
ここにコートを掛ける場所を作ってはいかがでしょうか?

*   *   *

あなたのご質問にすべてお答えしました。
いかがでしょうか?
皆さんで話し合って、よい落としどころを探ってみましょう。
気持ちの良い空間が実現しますように。

 
 
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マクロ美風の家事アドバイス講座(7) 子どもの学校関係の持ち物整理について

<Mo(90-6)さん>
いよいよ最終段階に入って来ましたね。
10月30日からスタートして、あっという間の27日間だったのではないでしょうか。
きっとあなたのことだから、「あれもこれもしたいと思っていたのに、いっぱい残っているわ・・・」と、相変わらず「できていないこと」に気が行っているのではないでしょうか?
でもね、たった27日間で、何年も出来ていなかったことが出来た部分があるのです。
そちらにご自分の神経を向けて、頑張った自分を褒めてあげましょう。

今回は物の仕分けの判断と、物の住所の決め方について、いっぱい書いてくださいました。
一つひとつ質問にお答えしていきましょう。

*   *   *

仕分けの行き先不明リストです。
・子供の賞状(写真を撮り、1、2枚に厳選でしょうか)
・子供の小中学校時の自由研究ファイル
・子供の日記類(後から見直すと楽しいなと思い、残っています。)
・子供の学校からのお便り
・子供が学校から配られて勉強した教科のプリント(子供に判断させると、全部いる。になり、1年分は箱の中などにいれてあります。仕分けかたについての子供へのいいアドバイスもありますか?)

まず、お子さんのものに関しては、お住まいにゆとりがある場合は、小学校時代は取っておいて、中学生になったらご自分に判断させるのがいいですね。
とはいえ、もうお子さんたちはとっくにその年令を過ぎているので、お子さんに任せることになります。
すでにお子さんが全部いると意思表明されているのですが、本当にいるのか?ということも見直してみる必要があります。
なぜなら、判断の基準がはっきりしていないので、その結果「取っておいた方が後悔しないかも?」という気持ちがないとはいえないからです。

狭い家で暮らしていたらほとんど残せませんから、その場合は親が判断します。
すでにお子さんは高1と高3ですから、小学校時代のものは何もなくてよいのではないかと私は思います。
どうしても残したいのなら、賞状や自由研究ファイルは写真に撮ればよいですね。

人はそんなに過去を振り返る時間なんてありません。
いつも「今」を生きることに集中していたら、「今必要なもの」が優先されるからです。
つまり、生き方として陽性なんですね。
過去を振り返れる人は、陰性な部分(ゆとり)を持った生き方なのです。

これは考え方や価値観にもよるので、押しつけはできませんが、私は次のように思っています。
過去は物が残っていなくても、今の自分の中にあるのです。
人はみな過去があって今があるのですから、今の自分がいればそれだけでよいのでは?
目に見える「物」としてではなく、それらの物を生み出した結果の自分が今の自分に受け継がれているわけです。

これはマクロビオティックの陰陽で考えると、もっとスッキリします。
目に見える「物」(陽性)に振り回されていると、目に見えない精神面(陰性)が満ちてきません。
ですから、すべては今の自分の精神に反映していると思えれば、物への執着や未練はなくなるでしょう。
そもそも、想い出というのは、脳裏に焼き付けておけば良いのであって、形で残す部分はとても少ないはずです。

子どもの成長の記録として残しておくより、今目の前に成長した子どもさんがいるという事実だけで充分のような気がします。
お子さんの成長とともに、お母さんも成長しましょう。

あなたのお考えと相容れない場合は、「へ〜、そんな考え方もあるんだ〜」という程度にして、あなたやご家族様の納得の行く方を採用してくださいね。

記事が長くなりますので、他のご質問は次の記事でお返事させていただきますね。

 
 
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マクロ美風の家事アドバイス講座(6) 片付けの空気は伝播するのです

<Mo(90-6)さん>
鱧の投稿をしたり、今日の講座を受講されたり、昨日もリビングの大きな家具を移動されたりして、連日お疲れのことと思います。
でも、ご主人様も気持ちよく協力してくださったとのことで、安心しました。
また、お母様も納戸を片付けてくださったとのこと。
よかったですねぇ。

そして、とても嬉しかったのは、ご次男さんが食器を洗ったり、シンクや水栓をピカピカに磨いてくださったことです。
お父さんとお母さんが力を合わせて、大きな家具を移動しながら整理しているのを見て、彼なりに一緒に綺麗にしたかったのでしょう。

こういう日常の姿が、お子さんに伝わって行くんですよね。
もともと次男さんはお片付けが上手とのことでしたから、そこをうんと褒めてこれからも彼の力を借りましょう。
褒めてもらったり、役に立っているという認識は、子どもの成長にとても大切なことなので、次男さんのためにもなります。

*   *   *

リビングの文房具などを入れてある作り付け収納棚や洗面所、台所まではまだまだ取りかかれませんが、リビングのまずは大きいものを移動し、いるいらないを判断しています。

家事アドバイスの期限が11月30日迄ですが、11月30日は秘伝コースの授業がありますし、その日は京都泊になりますから、11月29日までになんとか目処をつけなくてはなりません。
できることが限られてきますので、その間にリビングだけでも気持ちの良い空間にしましょう。
その調子で大丈夫ですよ。

細かいものの仕分け判断基準がわからないものも出てきているので、また別途質問いたします。

了解しました。
私へのメールで時間を取らないように、箇条書きでもよいので、物の名前を列挙してください。
Moさんの場合のリビングの基準を書いておきます。
・リビングに想い出の品物は置かない。
・日常生活に必要な物だけ置く。
・それ以外は2階に上げる。

あと10日間ほど。
効率的に時間を使って行きましょう。
一緒に頑張りますから、安心してくださいね。

 
 
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マクロ美風の家事アドバイス講座(5) 収納のご提案です

<Mo(90-6)さん>
お写真をお送りくださいまして、ありがとうございました。
そこで疑問に思ったこともお電話でお話しできたので、解決しました。

前回の記事で取りあげた寝室の問題は、ご長男さんの受験が終わるまで棚上げしましょう。
そのうえで今回はリビングを中心として進めることにしますが、これだけでは根本的な解決にはならないことをご理解ください。
その理由は、前にも書いたとおり、部屋の本来の使い方ができていないので、どうしても無理が生じてしまうのです。

本来ならリビングではなくて、子供部屋に置いてほしい物があるのですが、それもご長男さんのご希望で勉強部屋には置きたくないとのことでした。
となると、ご長男さんが勉強部屋・寝室・勉強以外の物置きとしてのリビング、というように3か所を使ってしまいます。
これは本人の希望とはいえ、あまりにも分かれ過ぎです。
つまり、陰性になりすぎているわけですね。
だから、探しものが多くなるのです。

最大限ご長男さんのご希望を尊重しても、リビングにはこれ以上お子さんの物を置くのは止めましょう。
可能な限り2階に移動して、2階からはオモチャに代表されるような小さい頃使用した物を処分しましょう。

また、2階には使わなくなったソファが置いてありますが、その場所に洋服タンスが置けます。
チェストでもよいので、引き出し式の収納を増やして、衣類をしまいましょう。
2階の収納にせっかくハンガーパイプがありながら、それを活用されていません。
枕棚も活用できていません。
ここを整理して、ハンガーパイプが使えるようにしましょう。

そして、リビングにお洋服掛けは置かないようにしましょう。
リビングにある衣類は1階寝室の押入れにあるハンガーパイプにかけましょう。

あなたは本来お洋服をかける場所に、クリアケースを何段も積み上げています。
家全体にクリアケースが溢れかえっています。
これは前にも書きましたように、プラスチック製品なので、これからは買わないようにしてください。

クリアケースは静電気もおきますし、中身が見えて一層片付かない感じをさらけ出します。
よほどのことがない限り、プラスチック製品を買うのは止めましょう。
木製のエネルギーの感じられる物で身のまわりを整理すると、精神的にも落ち着いてきますよ。
プラスチック製品より木製の方が陽性だから、まとまり感が出てくるのです。
これは、今までの買い物の仕方を変えることであり、お店の選び方も変えることですが、これはお料理の食材の買い方と同じですね。

*   *   *

では、メールのお返事に移ります。

ベッドについては、もともとの1階寝室6畳が狭いことからベッドは諦めて布団で寝ていました。将来的にはベッドで寝たいと思っています。

ベッドは1階寝室にも置けます。
どんな豪華なベッドを想像しているのか不明ですが、今後2階のリフォームをされる時にご検討ください。
私はもっと狭い部屋にベッドを入れていますよ。

主人の意向でテレビは置いていません。

素晴らしい!
その時間がご家族様との会話につながっているようで理想的ですね。

応接セットは、主人がソファがあまり好きではないのと、スペースもないため、現在は必要ないと考えています。子供が独立後に揃えようか?と話しています。

なるほどね。
それでよいと思います。
実は私も応接セットは持っていません。

*   *   *

<これから購入あるいは作り付けにした方がよい収納>(ピンク色部分)
【1】キッチンの南側に天板と同じ高さの収納を作る。
【2】ユーティリティと背中合わせの壁一面に、作り付けの収納を作る。
 (図面に天井までの収納と書きましたが、吹き抜けでしたので適度な高さで収めてください。)11/15 7:40追記

<移動した方がよいもの>(緑色部分)
【1】ダイニングテーブルと椅子
【2】ご主人様の収納棚
【3】奥様の机

<片付けるべき物>(黄色部分)
【1】黄色の矢印で示したもの
【2】これらのうちどうしても必要な物は、妻机南側の壁に向けて置く。
【3】キッチンに立つと、カーテンを開けて外の景色が楽しめるレイアウトにする。

<ご主人様の居場所>
私からの提案として、ご主人様にダイニングテーブルではなく、ご主人様がリラックス出来る場所を作ってあげたらよいなあと思います。
お好きな椅子を一つとサイドテーブルでも良いので、ゆったり出来る場所があったら素敵かもしれません。
もちろん、ご本人が望んでいなければ不要ですが。
リビング南側にそんな空間が生まれるので、ご提案してみました。

 
 

ーー図面は本人のご希望により削除しました。ーー

 
 

*   *   *

私からの提案はこんな感じですが、いかがでしょうか?
リビングは唯一ご夫婦が今の時点で自由になる場所ですから、ここはご夫婦の場とお食事をするところとして息を吹き込みましょう。
なんのために家を建てたのか?
外で働くご主人様の癒やしの場にもならなければ、家の意味がありません。

リビングは家族全員が集まるので、気持ちの良い場所にして、皆さんが活力をもらえる場所でなくてはなりません。
そのためには「本物」のエネルギーが必要です。
お料理は本物が並ぶようになってきたのですから、これからは周りの環境を本物にしましょう。
一つひとつのお買い物も吟味して、エネルギーを感じられるものを選びましょう。

そんな暮らし方が、いつの間にかあなたや、あなたのご家族にも影響して、素敵な氣に満たされた人たちになれますよ(^o^)
そんなあなたになれるよう、微力ですが応援させていただきます。

 
 
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マクロ美風の家事アドバイス講座(4) ご夫婦とお子さんの部屋を分けましょう

<Mo(90-6)さん>
お写真とレイアウトの図面をありがとうございました。

なんと申しましょうか、よくこの状態で15年間を過ごして来られたなあと思います。
さぞかし不便だったことでしょう。
注文建築なのですが、とても使いにくい設計になっていて、図面を見ているうちに頭がしびれて来ました。

さあ、どうしましょう、という内容なのですが、まず、暮らし方の根本的なところをご主人様やお子さんも含めて見直す必要があります。
現在もご一家で2階にお休みになっておられますが、お子さんが二人とも男の子なのですから、すぐにでもご夫婦とお子さんたちが離れて寝るようにしましょう。

お部屋の独立がもうすでに遅すぎるほど遅いです。
小学生の段階でそれぞれの部屋にしてあげるべきでした。
一般的ですが、2階にお子さん二人のベッドと持ち物を集中させ、お子さんたちが勉強部屋として使っている1階の寝室を、本来の使い方であるご夫婦のお部屋としてベッドと荷物を集中させるのです。

これが設計士さんの考えた使い方ですが、まったくこれを無視した使い方をされていたので、どうしても片付かない家になってしまったのです。
さらに、木の床に直接お布団を敷いて寝ておられますが、これも本来の使い方ではありません。
この床ならベッドでないと、体への負担が大きくなってしまいますし、疲れがたまってしまいます。
今のお布団の敷き方は、床が畳の場合ならOKでした。

ご長男さんは大学受験ですから、そっとしておきたいとのことでは、どうしても片付けができません。
その場合は片付けを延期するしかありません。
なぜなら、お子さんたちに二部屋も使われていて、ご夫婦はお子さんの隣で寝るだけだと、あまりにも子ども天国の使い方だからです。

お子さんの成長とともに部屋の使い方は変えるべきであって、それがまったくされないままなのですから、それはあなたが不便でしょうがないのは当然です。
あなたに片付け能力があるかないかの前に、決断がまるでないことが原因ですから、はっきりと親の部屋と子どもの部屋を分けてください。
スタートはそこからです。

*   *   *

 
 

この商品を購入して納戸に置こうかと思うとのことですが、まだ買い物はしないでください。
まず買い方から改めてほしいので、アドバイスの期間中は勝手に購入するのはやめてくださいね。

それから、過去の家事アドバイスの記事にもあるのですが、「とりあえず」という置き方は止めましょう。
それがある限り家の中は片付きません。
私は最初にあなたに申し上げました。
「物に住所をあげましょう」と。

ですから、宙ぶらりんな置き方は住所がないので、これが片付かない一因にもなるのです。
今は「いる いらない」の判断をしていただいている最中ですが、いるものだけになったら、それらの物に住所を決めてあげましょう。

*   *   *

それから、現時点でもできること。
それは食卓に物を置かないことです。
食卓はお料理をいただくところですから、お食事をしないときには何も載っていない状態でなければなりません。

新聞・郵便物・雑誌などは、それぞれ定位置に置く癖をつけましょう。
それだけでも食卓が広く感じるし、スッキリ感が出て気持ちよく感じます。

なお、一般のご家庭にある応接セットやテレビが見当たらないのですが、そういうのは不要とお考えなのでしょうか?
家具にはこだわりのある方も多いので、お伺いします。

部屋も家具も本来の目的に応じた使い方をすることが、氣の流れとしても良くなります。
どうしてもアレンジしたい場合は、本来の使い方より良くなる場合にのみOKです。
不安定な氣は陰性であり、その場所の効果を半減させてしまいます。

そういう視点で考えると、お部屋の作りと使い方が合っていないので、ベストの落ち着きではありません。
ここを改善すると、良い氣が流れるようになりますよ。

*   *   *

【次回お送りいただくもの】
1 ユーティリティの全体写真
2 キッチンの全体写真
3 キッチン側からリビングに向けての全体写真
4 下記部分の全体写真(玄関脇のクロークも含む)
(前回ご紹介した方法でお送りください。)

 
 

 
 

今回のアドバイスは以上になります。
大きなことと向き合わなければならないので、その大変さに気持ちが萎えてしまうかもしれませんが、間違いなくこの問題を整理することが、問題解決につながりますので、頑張って乗り越えましょう。
私も本気であなたのことを思っていますし、お子さんのためにも良い方向に導いてあげたいと思っています。
一緒に頑張りましょう。

 
 
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