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子供の成長は遅い方が良い ゆっくり大人になりなさい

こちらの記事で赤ちゃんの衣類についてコメントが続いておりましたが、赤ちゃんを育てるにあたって大事なことをお伝えしたいので、新たに記事にさせていただきます。

“にっち”さんのコメントから抜粋>

布団に入るときヒヤっとするのが嫌でポリエステルの敷き毛布をひいていたのですがそれをとっても劇的に寒くなるということもなく、自分自身もどれだけ不自然な格好で寝ていたんだろうと思いました。
素材を改めてから娘は今までより寒くなったはずなのに、やたら布団を蹴ったり自分で布団から寝返りもできないのに体をゴロゴロして布団から出てみたりと動きが活発になりました。
足の裏同士を合わせる仕草も再びよく見るようになり、今まで不快な思いさせていたんだなとすごく思いました。

授乳は何度も起きあがることが辛かったことと、産婦人科での指導もあり、寝ながら添い乳をしていました。でも普通寝ながら食事はしませんよね。改めます。

まず私達の衣類や寝具について考えてみましょう。
最近は実に様々な素材が出回っていて、一昔前から見ると隔世の感があります。
しかし新しい素材がすべて良いかというと必ずしもそうではなく、昔ながらの物の方が優れているものもたくさんあります。
便利・簡単ということで、場合によっては人間そのものを退化させる方向に向かっている商品もあります。
大人になってからならいざ知らず、少なくてもこの世に生を受けて間もない赤ちゃんには、可能な限り人間としての発達を妨げない物で包み込んであげてほしいと思います。
そのような視点でこの赤ちゃんの変化を見てみましょう。

素材を改めてから娘は今までより寒くなったはずなのに、やたら布団を蹴ったり自分で布団から寝返りもできないのに体をゴロゴロして布団から出てみたりと動きが活発になりました。
足の裏同士を合わせる仕草も再びよく見るようになり、今まで不快な思いさせていたんだなとすごく思いました。

赤ちゃんは泣きながら、よくかかととかかとをこすり合わせていますね。
蹴るような弾みをつけたりしながら感情を表しています。
また、ご機嫌で一人遊びをしている時でも、お布団の上で足を宙に動かしています。
時にはその足を自分のお口に持っていって舐めたりします。
自分の体の位置より高く足を上げ続けているのは、結構な運動になることは大人も試してみればよく分かるはずです。

赤ちゃんはそんな動きをしながら、これから寝返りを打ったりハイハイする時に備えているのです。
特にハイハイはとても重要な行為で、長ければ長いほど良いです。
よく「這えば立て立てば歩めの親心」と言いますが、成長を急かしてはなりません。
同時期に生まれたよそのお子さんより早く立ったとか歩いたとか言って喜ぶ光景が見られますが、人間の発達は遅ければ遅いほど満たされていると考えましょう。
つまり天敵がいないと急いで成長する必要がないからです。
歯が生えるのが遅いと心配する必要もありません。
野生動物は生まれてすぐ立ち上がるのと対照的ですね。

じゅうぶんにハイハイして、それから立ち上がれば良いのですが、最近はハイハイの期間が短いか、ハイハイをあまりさせないで歩行器に座らせてしまう親が多いと聞きます。
そして、歩行器に座っていたがためにスピードが出て大怪我をしたという事例もあります。
ハイハイは体全体の運動なので、ぜひ靴下を履かないで素足で体験させてあげてほしいです。
そしてその方が安全なのです。

にっちさんのお子さんは、今かかとをこすり合わせて足裏の感触を楽しみながら来るべきハイハイの準備をしているわけですね。
そして、お布団を蹴ったりゴロゴロとお布団から出て行くのは、寝返りの準備なわけです。
日に日に成長するお子さんの成長を妨げないこと。
これが子育ての極意です。
この極意はお子さんが成人に達してもずっと続くものです。

小さくてもお子さんは一人の人間です。
親であっても一人の人間の人生を妨げる権利はないのです。
そんなことを念頭において子育てをされたら、きっとお子さんも親御さんも氣の滞りがないことでしょう。

授乳は何度も起きあがることが辛かったことと、産婦人科での指導もあり、寝ながら添い乳をしていました。でも普通寝ながら食事はしませんよね。改めます。

にっちさんは母乳ですから添い寝をしたまま授乳することが可能です。
寒い季節でもありますから、夜中はそのままお布団の中で授乳しても良いですよ。
でも、昼間は抱っこしてお目々を見つめながら授乳しましょう。
ちなみにミルクのお母さんは、授乳のたびに起き上がらなければなりません。
それでもそれが一生続くわけではありませんから、みんな頑張っているのです。
眠くても寒くても頑張りましょう。
それしかありません。

でもね、お子さんの笑顔がそんな苦労をすべて吹き飛ばしてくれますよ。
子育ては自分育てでもあります。
ぜひ楽しみながら一緒に成長なさってください。
応援しています。

 
 

菜の花の辛子和え マクロビオティック料理教室 むそう塾

(菜の花の芥子浸け 料理:中川善博)

 
 
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赤ちゃんの衣類についても氣の流れを考えましょう

赤ちゃん マクロビオティック むそう塾

 
 

麗可ちゃんからにっちちゃんの赤ちゃんを抱いた写真が送られて来ました。
真っ先に目が行ったのは麗可ちゃんの太ももでした(笑)
なかなか色気のある良い太ももです。
やっぱり女性はこうでなくっちゃね(^^)v

ところで、この写真で一番気になるのは赤ちゃんの着ているものです。
室内着としては厚すぎますし、もしかして素材が綿でないとしたらNGです。
石油製品で赤ちゃんを包み込まないでください。
何が問題かというと、足の裏まで包まれてしまっていることです。
このようなぬいぐるみ的なものは可愛らしさがあってデザインされるのでしょうが、まだ寝てばかりいる赤ちゃんにとっては迷惑な衣類です。
だって、赤ちゃんは大人より感覚が敏感で、これからさらに五感を育てて行く時なのに、最も大切な足の裏まで包んでしまって良いはずがありません。

そのうえ、このままお布団に寝かされるんですよ。
大人だって考えてくださいな。
靴下を履いてお布団に入りますか?
もしそのようにしたら、気持ちが悪いし、変な汗をかきませんか?
それは足の裏は第二の心臓と言われるほど大事な場所であり、たくさんのツボが密集しているからです。
足の裏は氣が出入りするところなので、大人も子供も裸足が理想です。

可愛いからと言わないで、赤ちゃんのお召しものは足首までにしましょう。
もっと短くても構いません。
赤ちゃんは大人が思うほど寒がらないものです。
おっぱいを飲ませながら、お母さんがあのちっちゃくて可愛い足をなでてあげる方がどれだけ赤ちゃんは心地よいことか。
そうやって赤ちゃんのエネルギーを上手にコントロールしてあげるのです。

それからもう一つ。
この赤ちゃんは乳児湿疹(アトピーかも?)が出てお薬をつけています。
お母さんは妊娠中にマクロビオティックを上手に取り入れていなかったので、赤ちゃんは今、お母さんからもらった余計なものを外に出したくてしょうがない時です。
それは体中から出そうとしているのですが、当然のことながら足の裏からも大量に出します。
それなのに、その場所が包まれてしまっているので、赤ちゃんには鬱積した状態になっています。
つまり、赤ちゃんは排毒がうまく出来ないのです。

ですから、よけいやわらかいお顔からの排毒に集中してしまうわけです。
もっと衣類を開放的にしてあげて、首もとももっと開けてあげましょう。
お風呂上がりの赤ちゃんは総じてご機嫌です。
それは一糸まとわぬ開放感が心地よいからです。
できるだけ赤ちゃんは裸に近い状態で育てること。
必要最小限の衣類にとどめること。
これがアトピーかもしれない赤ちゃんにとっては、薬にもまさる育て方です。

少し前までは裸でお母さんのお腹にいたのですから、その環境に近いほど赤ちゃんは安心してストレスが少なくなります。
マクロビオティックの食事でアトピーを治そうとやっきになっているお母さんをみかけますが、赤ちゃんの氣の存在を無視している人が圧倒的に多いです。
ぜひ、赤ちゃんになったつもりで、人工的なことは極力避けて育てましょう。

にっちちゃん、辛口の記事を書きましたが、赤ちゃんが少しでも気持ちよくご機嫌に育ってくれることを願っています。
京都はそんなに寒くないから、富山と同じにしないようにね。

 
 
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笑顔

マクロビオティック 赤ちゃん

 
 

なにがそんなに可笑しいの?
(´∀`*)ウフフ

にっちちゃんの赤ちゃんがこんなに大きくなりました。
そしてこんなに可愛い笑顔を見せてくれます。
もう少ししたら歯が生えてくるね。
どんどん可愛くなりますよ〜♪

スタッフの麗可さんが、中川式稲荷寿司を作ってにっちちゃんに会いに行ってくれました。
稲荷寿司のあまりの美味しさに感動していたそうです。
京都人のご主人様には、絶対お口に合う美味しさだと思いますよ。
きっといつか稲荷寿司が習えるようになってね。
待ってます♪

 
 
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「リチウム電池による食道粘膜損傷」小児科学会(傷害注意速報)

最近は電池が使用されている商品がかなりあります。
形も幼児が食べ物と間違ってしまうものまであるので、子育て中の人は気をつけましょう。
ちょうど「リチウム電池による食道粘膜損傷」の文章を目にしましたので、ご紹介しておきます。
文中にある【こどもの生活環境改善委員会からのコメント】 もぜひお読みください。
下記に引用しておきます。

【こどもの生活環境改善委員会からのコメント】
1.
ボタン電池の誤飲は比較的よくみられ,症例報告も多い.誤飲する現場を見ていれば,ボタン電池の誤飲としてすぐに受診できるが,保護者が誤飲現場を見ていない場合も多い.2~3 歳以下で,突然の嘔吐 や流涎を診た場合には疑う必要がある.中には,置いてあったボタン電池が見当たらないために「誤飲 した」と早とちりして受診することもある.
2.
喉頭,食道にボタン電池が停滞すると緊急度,重症度が非常に高くなる.犬の実験によると,食道にボ タン電池が 4 時間停滞すると食道粘膜に糜爛が認められる.食道を通過して胃内に入ると,72 時間以内 に 85.4% は便の中に自然排泄される1)とされており,緊急度,重症度は低くなる.これら,誤飲後の経 過時間,電池の残存起電力,ボタン電池の停滞部位など,いろいろな要因が傷害の重症度に関与してお り,臨床的な判断に窮する場合が多い.わが国では,胃内にあるボタン電池も取り出される場合が多い. ボタン電池の誤飲について,コンセンサスが得られた治療ガイドラインはない.
3.
ボタン電池は,子どもが接する家庭内の電気製品,玩具などに広く使われており,子どもが接触する機 会は多い.ボタン電池の包装は,子どもが開けにくい包装にする必要がある.また,電気製品や玩具など,ボタン電池を収納している部分の蓋についても,子どもが開けにくい構造にする必要がある.
4.
今後も,電気製品の軽量化,小型化,薄型化が進み,ボタン電池が使用される頻度は高くなる.また,長時間使用できるように電池の起電力を高くする傾向がある.すなわち,ボタン電池の誤飲事故が増え る可能性がある.今回示したような傷害を予防するためには,乳幼児が飲み込みやすく,喉頭,食道に 停滞しやすい現在の「ボタン」サイズについて検討する必要がある.最近では,コピー用紙の 1!3 の厚 さのフィルム状(5cm×5cm)の電池などが開発されている.
5.
後遺症を残す可能性があるボタン電池誤飲の危険性について,医療現場から広く社会に訴える必要があ る.小児科医は乳幼児健診の場などを利用して,保護者に訴える必要がある.
文献
1)Litovitz TL:Pediatrics 75:469―476, 1985

リチウム電池による食道粘膜損傷

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マクロビオティックで救われたみちよさんの体験談

「マクロビオティックの指導現場から(9)生理不順と月経痛を改善するために」の記事に、「もこ」さん(その後改名して今はみちよさん)からコメントをいただいたことがありました。
そのコメントをきっかけにして、みちよさんがご自身の体験をメールで送ってくださいました。
その内容がとても学びの多いものだったので、すぐさま記事にさせていただきたいと思いました。
しかし細かく書かれた内容だったので、公開するのは躊躇されるだろうと思ったのですが、みちよさんはイニシャルではなく正々堂々と「みちよ」さんでの掲載を許可してくださいました。
「大切なのは、今はどうかだと思います。もし、一人でも辛い方がいたら助けてあげて欲しいのです。」というお返事とともに。
私はそんなみちよさんに惚れました。
まずはそのみちよさんのコメントから。

美風さん こんにちは
いてもたってもおられず、コメントさせてもらいました。

私もじつは、6年前に子宮内膜症と診断されました。
ここに、至るまでの過程があります。
1、まず、膝に水が溜まっていたくて歩きにくくなった。
2、慢性の腰痛が悪化、ヘルニアと診断される。
3、原因不明の下腹部痛→2か月間で大量の痛みどめと抗生剤の服用
4、大病院でMRI検査、それでもハッキリとした病気がわからず、子宮内膜症と診断される。低用量ピルの服用をすすめられる。

今、考えても おおっ恐い!です。

私は、この直後、マクロビオティックに出合います。
3か月で、腰痛、腹痛も消えました。とても有り難い経験をさせてもらいました。
(漢方薬と徹底した食養生の指導を受けました。)

【今回のみちよさんからのメール】

●お腹にいたころ
母はひどいつわりだった。恐ろしい程の甘党です。

●生まれ
数週間の早産で2300g

●幼少期~小学4年生まで
ひどい喘息もちで、小学校1年生の冬にこんなに苦しいなら死んでしまいたいと思ったことを覚えています。
牛乳、パンを常時とっていました。お菓子は常に甘いものが家に置いてありました。

●小学4年から高校1年くらいまで
父の死を境に喘息が治る。父はかなりのヘビースモーカーで、コーラ、天ぷら、コーヒーが大好きな人でした。血圧の薬を服用していました。38歳他界
今の学校給食のような食事を食べていました。化学調味料、白砂糖、~の素で味付けられたお食事が主でした。とにかく安くてボリュームの出る卵料理が多かったです。
母からの愛情が感じられず、無気力で自身のない子どもでした。精神的なネグレクトだと今でも思うことがあります。

●高校1年から21歳くらいまで
摂食障害でご飯を美味しいと思えなくなりました。痩せてきれいになったら誰か私を愛してくれるのではないかという幻想に取りつかれていたと思います。
チョコレートの大袋1袋、食パン1斤、牛乳1パックなど、常識で考えられない食事内容でした。
精神的には、当たり前ですが、かなり弱っていて、吐いては食べてを繰り返す自分に嫌悪を感じますます、自分への信頼や自信はなくなっていきました。気力はゼロでした。
そして、吐いては食べるを繰り返しながら、死んでしまいたい、そのほうが楽だといつも思っていました。

高校生の時は、軽い引きこもりでした。ここにいては、自分は治ることはないと思い進学しました。一人暮らしで、開放感を感じたのと酷い孤独感を感じました。この時、考える時間だけは、たっぷりとあったので、私は母に愛されたかったのだと、初めて気づきました。
ただアルバイトをしながら、学校へ通っていましたので、外では元気にふるまっていました。
私の過食症をみた母はただうろたえるだけで、「生まなければ良かった」と。

この時はさすがにつらかったのですが、母にしたら一人親で娘がこんなでつらかったと思います。
9歳の父が亡くなったあの時から、ただ漠然と人間は1人なんだと思い、すごい不安でいっぱいでした。20歳にリストカット。「あんたは私のことをちっとも考えてない」と母
母こそ私をずっとみていないくせに…この時捨て猫を拾いました。この子がやってきたと時から1度も自分の命を粗末にしようと思ったことはありません。
結局不健康な体では両立できず、デザイン学校を中退してしまいました。

●22歳から34歳まで
そんな中でも、いろんな人との出会いがあり、摂食障害が嘘みたいに治りました。
何でも針1本の間違いも嫌なくらいの完璧主義で潔癖症だったのですが、何に対しても完璧じゃなくてもいいんじゃないか、今の自分に満足しなければと。
仕事をしながら、自分のごはん、お弁当を作る生活で、ハレの日の内容ですが美味しくごはんを食べれるようになりました。
当時大好きだった食べ物は、生クリームたっぷりプリンでした。

書き並べてみると、当時を思い出すととても辛いです。
でも、すごくどのときも、よくなろう、よくなろうと自分では頑張っていました。
母からの精神的助けはありませんでしたが、幸い沢山のステキな方々に支えられて少しずつ前向きになれていったのだと思います。

●35歳から
24歳の時に、飼い猫が縁で主人と結婚しました。
自分の感情を出すのが苦手で、甘えるのも上手にできません。いろんな事や感情を沢山沢山飲み込んできました。辛いことや、いやなことがあったときは、お酒を飲んで眠りました。
相当飲んでたと思います。お肉も本当に沢山、牛肉を週2、鳥週2、豚週2、あとお魚も沢山。
ただ、子ども達に喘息があるので、食事に気を抜いたことはなかったと思います。
若かったこともあり、お酒を飲んで眠っても次の日にはけろりとしてました。

このころには、慢性的な偏頭痛と、痛くてどろどろした経血の生理は当たり前になっていました。
それを止めるために、痛み止めを飲むのも当たり前でした。
人との関わり方ですが、「こんなことを言ってしまうと嫌われるんじゃないか」と、いつもびくびくと、お付き合いをしていたと思います。夫に対しても同じで、心ではそれは違うと感じながらも色んなことに従っていました。だから、内と外が別々なので、言ったことと行動が調和できていない。昔より自分のことが受け入れられていましたが、決して好きじゃない。

●35歳の夏
いつものように、ビールを飲んで朝起きたら、膝がびっくりするくらい腫れて痛くて痛くて。
そして先日コメントさせてもらった内容につながります。

友達の紹介で10月に、漢方外来、N先生に出合います。
初めて診察して頂いたときに、叱られました。「あんたは、一体どうしたいんじゃい?」と。
でも、そこに愛を感じました。
わずか3か月で回復できたことに驚いて、食べるものでここまで変わるのかと。
マクロビオティックを学びたい、この不思議を知りたい。

子ども達2人とも、娘は3か月、息子は6か月で喘息のお薬を手放し、1年後には、息子のガサガサお肌はつるりとしました。

ネットで検索し、1番近いところで、お教室を探しました。正食料理教室にお世話になりました。
師範科を卒業しました。
マクロビオティックを知り1年くらいたったころ、むそう塾を発見しました。
学校にたった1人でお弁当をもって行く息子、これが正しいこと?動物性のものは、本当に毒なのか?
美風さんのお子さんの治病中のお話を読ませていただいて、息子は、1年間学校にお弁当をもっていってくれました。感謝してもしきれないほどです。本当にありがとうございます。

あまりの長いお話になってしまいましたが、私の精神的なこともびっくりする変化がありましたよ。
自分のことが受け入れることができて、今はとても幸せです。今年のはじめ温泉に一人でつかっているとき、素晴らしい閃きみたいなものが、ありました。

マクロビオティックに出合えてなければ、今の自分はいないと思います。良い時ばかりではなく、私ってこんなにも人のことを心の中で悪く言ってしまうんだ。そんなネガティブな感情に支配された時もありました。
マクロビオティックが、大嫌いになって知らなければ良かったと思ったこともあります。でも、陰陽の調和のとれたお料理は、お野菜、動物性問わず、とてもとても美味しいのです。

人との関わり方ですが、あの閃きみたいなものを感じた時から人恋しいなら積極的に関われば良いのだと思い、今も毎日素敵な出会いがあります。夫とも以前の、主従関係のような一方的な関係ではなく、してほしいこと、してほしくないこと、そして、どれだけ私が愛しているかを伝えることが出来ます。

息子が中学校に入ってから無気力で、高校に入学したもののだらだらしてて心配です。
私の物の見方、関わり方が良い風に変化することで、彼も変わってくれるんんじゃないかと思っています。
ここには、陰陽の物差し、桜沢先生の魔法のめがねの使い方を上手に学なければなりません。
覚悟がいると思います。自分の大切な家族が幸せであってほしいです。

桜沢先生の御本に救われたことや、中川さんの力強いブログで励まされたこと、もういっぱいありすぎて書けません。今日美風さんに褒めてもらって、とても嬉しかったです。

私と同じような辛い思いをする子が1人でも減りますように…
どうか自分は一人ぼっちだと思わないでください。沢山の素晴らしい出会いがあるはずです。

●追伸
私、24歳の時に
卵巣のう腫の手術を受けて
右側の卵巣がありません。
中身は、脂肪と髪の毛でした。
忘れたかったのかしら。

*   *   *

【マクロ美風より】
みちよさん、ありがとうございます。
こんなふうにご自分の体験を誰かのために役立てようと決心されたあなたを尊敬します。
なかなかできることではありません。
そのあなたの体験は、マクロビオティックの観点からみると実に多くの教訓が潜んでいます。
しかしあなたはものの見事に過去のことはもう精算されています。
ですから私からは過去の細かな陰陽のことは申し上げません。
このブログをお読みになる方が、それぞれに判断していただければ良いかなと思います。

あなたのお気持ちは今、高校生の息子さんのことがご心配なのだと思います。
詳しくは分かりませんが、少なくてもお母様の理想の高校生像ではないようですね。
いいじゃないですか。
それでこそ彼が大人になりかけていると言えるのではありませんか?
いつまでも親の思うとおりには行かないのですから。
みちよさんはきっとしっかりタイプのお母さんなのだと思います。
意志の強い方なのだと思います。
そうすると、その陽性さが息子さんには鬱陶しいことでしょう。
仮に彼に何も言わなかったとしても、雰囲気で感じとっているはずです。
その年齢のお子さんはそんなものです。
どうか自由にさせてあげてください。

ちなみに私がその年齢の息子に言ったことは、「何をしてもいいけど、警察だけには捕まるな」でした。
ですから、万が一の場合は逃げ切れる見込みもなければいけないわけです(笑)
私はそもそも法律ごとき小さなもので、人間の可能性を摘んでしまってはいけないと思っています。
それは校則も同じです。
子供たちはその純粋な感性で大人とは別の判断をしているので、大人の手垢のついた価値観や判断で子供の感性を汚すことのないようにしてあげてほしいです。
子供には子供の価値観があるのですから、それを尊重したり、教えるべきものがあったら人生の先輩として教えてあげたり、その程度で良いと思います。

子供は親の所有物でもないし、将来の親の介護役でもないわけです。
私の実感としては、親の暴走を止めるためにやって来たのだと思っています。
つまり、親は子供から学ぶわけですね。
そんなことが頭にあったら、お子さんがどんな生き方をされていても、会話が途切れたり小言を言ったりすることはなくなると思います。
息子は16歳でバイクの免許を取り、バイクを乗り廻し、学校にバレて免許証は取り上げられ、親も始末書を書かされました(^^;)
それでもバイクに乗り続け、大学に入ってからは車一直線で今に至っています。
私はずっとそんな彼に向き合って来ました。

二度とない青春を、好きなことで埋め尽くすのも良いのではないでしょうか?
あるいは消極的なお子さんなのかしら?
みんな違っていいのです。
オンリーワンの人生にしてあげましょうよ。

なお、卵巣のう腫の件ですが、私の得ている情報とピッタリ一致して恐ろしいくらいです。
極端な陽性と極端な陰性の食べ物が混在する現代の食糧事情と、経皮毒の問題も避けて通れないほど大きくなって来た今を代表する病気ですね。
卵巣や子宮に髪の毛の例は何人か経験者がいるので、その人たちのお食事を調べたこともありました。
マクロビオティックを知っていたからこそ納得出来る病気でもありました。
今後は病気にさよならした生活が出来ますように。
2月の愛クラスでお会い出来ることを楽しみにしております。

 
 

京都駅

(京都駅構内にて)

 
 
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