子育て・野口整体・アトピー」カテゴリーアーカイブ

生まれて初めて作った海老チリなのに凄く美味しい!

今、むそう塾の「第8期幸せコース」に息子が通っています。
私がこれほどマクロビオティックに惚れ込んでいて、マクロビオティックの良さを塾生さんにお伝えしているのに、息子にそれを伝えないのは将来において悔やむことになるかも知れないと思ったからです。
どうせ伝えるなら、理論から入るより、中川さんの美味しいお料理から入った方が楽しいだろうと思って誘ってみました。
もともと中川さんに対する息子の気持ちは、糠漬けでアトピーを治してくれた恩人だと思っていたので、その中川さんに会えることが嬉しくて昨年の秋にむそう塾デビューをしたのでした。

先月は「夏のお弁当講座」を受講して、なんとか10種類のお料理を復習したのですが、私が京都から帰宅して息子の復習を眺めていると、「あれれ?」とか、「ひゃ〜!」という場面があって大いに勉強になりました。
むそう塾でいうところの「自動変換」が息子にもあって、なるほどお料理経験のない人はこういうところで間違うんだなと知ることが出来ました。
じゃ、それを少しでも減らすためにはどうしたら良いのだろう?
こんなふうに息子が実験台になって、より良いむそう塾のために彼の役目があるんだなと思ったわけです。

海老チリ 龍1

 
 

これは息子が生まれて初めて作った海老チリです。
私が京都にいる時にiPhoneに「復習をしたよ」と送って来ました。
帰宅してから作っているところを見ると、な、なんと! 海老の下処理が不完全でした(汗)
なるほどー、海老の下処理が苦手な人が多いのも頷けます。

そして、正しく下処理をして出来上がったのが次の写真です。

海老チリ 龍2

 
 

(海老チリ マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品)

*   *   *

私もこの海老チリを試食しましたが、とにかくこのチリソースが美味しいので、息子の腕でも「美味しいね!」と言ってあげられるものが出来上がりました。
夫は2回息子の海老チリを食べたそうですが、毎回素直な気持ちで「美味しいよ」と言えたとか(笑)
息子はその「美味しいよ」の言葉に励まされて、10種類の復習をしたのでした。

これがもし逆のパターンだったら、お料理する意欲をなくしたかも知れません。
中川さんからお料理を習えて本当に良かったなと思ったことでした。
余りにもチリソースが美味しすぎて、フライパンに残っているソースにご飯を入れて食べたくなります。

つくづく思ったのですが、お料理って「誰から習うのか」というのがとても大事ですね。

 
 
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次世代に伝えたいマクロビオティックの考え方と美味しいお料理

私はマクロビオティックの考え方を知って本当に良かったなぁと思っています。
生き方に軸が出来たし、迷わなくなったし、何よりも決断に自信を持つことが出来るようになりました。
たった2つの視点を持つだけで、こんなにも確信をもって物事を進めたり、本来なら不安であるべき状況の中でも、むしろ希望を持つことが出来るほど考え方が整理出来るようになりました。

こんなマクロビオティックですが、巷ではマクロビオティックが宗教だとか偏りすぎているだとか、良くないこともたくさん見聞きします。
それはそれでいいのです。
物事にはすべて陰陽があるのですから当然です。

私は息子に何を残してやりたいかを考えた時、やはりマクロビオティックの考え方と食べることが筆頭にありました。
今はひ弱な息子ですが、マクロビオティックのことを知って、少しずつ自信のもてる判断ができる大人になってくれたらいいなと思っています。

今の時代は情報が溢れかえっているため、不安にならなくていい人まで、意味のない不安にかられています。
でもね、人間は考え方一つで不安にもなるし、幸せにもなるのです。
どんな自分になりたいか?
それを実現するために、マクロビオティックの考え方は大いに有効です。

将来のある人ほどマクロビオティックの考え方を知ってほしいな。
だから私は次世代に美味しいお料理を伝えたいのです。
なぜなら、美味しいお料理には陽性の力があり、まずいお料理には陰性の力が宿ることを誰でも実感できるからです。
実感から陰陽を落とし込むと、深く納得できて、自信が生まれます。

単なるグルメ料理ではなくて、納得できる陰陽料理。
それがむそう塾でお伝えしているお料理の数々です。

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 地鶏のつけ焼きと胡瓜の小串

 
 

(地鶏のつけ焼きと胡瓜の小串 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

「地鶏のつけ焼きと胡瓜の小串」は、「夏のお弁当講座」で登場するお料理なのですが、串の刺し方にも盛り付けにも陰陽バランスがあります。
つまり、線の向きにも陰陽があるのですが、それをうまく外しながら安定感を得るあたりは、かなり高度な中庸の世界です。

そうなんです。
私たちがなんとなく落ち着ける心地よい空間や場所は、中庸に保たれていることが多いのですが、美味しいお料理とともに、そんなことをお伝えするのもむそう塾が大切にしていることです。
なぜなら、中庸は精神性の安定につながるからです。

 
 

【これから開催予定の講座案内 最新版】

 
 
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むそう塾生に男児誕生! 

幸せコース1期生のゆうぽん(8−3)さんに男児が誕生しました。
10月で41歳になるのですが、子象ちゃんの鉄火味噌にも助けられて、順調な妊娠期間を過ごしていました。
実はご出産日は2月28日とのこと。
のんびりした連絡はいかにもゆうぽんさんらしいなぁと笑ってしまいました。

ゆうぽんさんといえばイラストが上手で、私が忘れもしないお気に入りのイラストがあります。
昔「炊こう会」というのがむそう塾にありました。
今は愛クラスでその内容と同じようなことをしていますが、その炊こう会にゆうぽんさんが参加されたときのものです。
「炊こう会 320」
私はこの時のイラストが大好きです。
こんな素敵な絵が描ける彼女がお母さんになったのですから、もう感激です。

40週と4日越えで、3,456gの男の子が産まれたそうです。
ご主人様がお料理をはじめとする家事のほとんどを引き受けてくださっているそうで、何と素晴らしいことでしょうか。
ゆうぽんさんは、むそう塾がまだリニューアル前のお店だった頃、ご主人様と一緒にカウンターに座っておられました。
2008年12月7日のことです。
当時は中川さんのお店が営業中のため、無理にお願いして初の日曜開催となったのでした。

むそう塾とともに歩んでくださった塾生さんなので、そのご出産のお知らせも本当に嬉しかったです。
出産の大仕事を終えたゆうぽんさんに、心から「お疲れさま」と申し上げます。
そして、待ちに待ったお子さんが産まれて、本当に良かったですね。
おめでとうございます!

 
 

(誕生の翌日)
マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生の赤ちゃん1

 
 

(誕生の翌日)
マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生の赤ちゃん2

 
 

(生後11日目)
マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生の赤ちゃん3

 
 

(最近)
マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生の赤ちゃん4

 
 

美男美女を両親に持つお子さんらしく、お顔立ちの整った凛々しいお子さんですね。
妊娠中に頑張って摂った陽性も功を奏して、ママの陰性さを吹き飛ばす赤ちゃんになりました。
頑張った甲斐がありましたね。
産むのは一瞬ですが、育てるのは何年もかかります。
これからは体力勝負の日々ですから、どうぞお食事をしっかり召し上がって、良いおっぱいを飲ませてあげてください。
授乳中はお腹もすきますし、喉も渇きます。
精神的にも不安定になる時期なので、むそう塾仲間や私や中川さんに気軽に相談して、悩みを抱え込まないで早めに解消しましょう。
最大限のサポートをさせていただきます。

 
 
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アトピーを救った中川式糠漬け 男子厨房に入る

<中川式糠漬けに救われたアトピー>

昨年の10月にむそう塾デビューした竜クンは、生まれて初めて炊いた玄米ご飯を今も炊き続けています。
その後、モバ味噌講座陰陽実験と個人別食べ方講座最新の食べ方講座を受講して、昨日は糠漬け講座を受講しました。
彼にとっての糠漬けは、救世主でもあります。
彼がアトピーの再発でズルズルの皮膚だった頃、中川さんの漬ける糠漬けを毎日いっぱい食べ続けて、腸の改善をはかり、見事にアトピーが完治したからです。
顔も手も赤くただれていたのですが、今はこんなに平気で笑顔がこぼれるようになりました。
素手で糠床に手を入れられるようになりました。

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 糠漬け講座

 
 

(糠床を混ぜる竜クン 照れて少し顔が赤くなっていますが、アトピーのせいではありません^^;)

アトピーを改善するには腸を改善すること。
ストレスを可能な限り排除すること。
これに尽きます。

健康の土台は腸を整えること。
これはマクロビオティックの世界では常識ともいえることですが、一般社会ではやっと今頃腸に関心が集まっています。
かなり遅れているとともに、「やっと今頃そのことに気がついたか」という感じです。
最近ではテレビでも雑誌でも腸のことが取り上げられ、本屋さんにも腸と健康関係の本が並びます。

と同時に「発酵」にも関心が高まっています。
これもマクロビオティックの世界では口を酸っぱくしてその重要性を伝えてきたのですが、なかなか本物の発酵食品が少ない環境になっていることも事実です。
そんな中でむそう塾は、ずっと貴重な発酵食品として糠漬けを塾生さんに教え続けて来ました。
現代の住環境では難易度が高くなってしまった糠漬けですが、毎年工夫をこらして何とか塾生さんの手で糠床をキープ出来るように応援しています。
教材としてお送りしている「じゃい安DIRECT」が功を奏して、グンと越冬率も上がりました。

あとはいかに本家の味に近づけるかですね。
これが難易度が高いのですが、そこには微生物の世界を徹底的に理解することと、暮らし全体を見直す気持ちがあれば不可能なことではありません。
むそう塾に出会ったからには、最高の武器として本物の糠漬けを漬けられる人になりましょう。
竜クンも頑張ってください!

*   *   *

<男子厨房に入る>

母の不在中、竜クンは自分で玄米ご飯を炊いて、父親と自分の健康のために頑張ろうという気になりました。
何度か京都に足を運んでいるうちに、中川さんの魅力に惹かれたのも大きな要因です。
同じ男性として、どんな話でも通じるうえに、深い所で自分を分かってくれている中川さんのそばに行くと、なぜか笑顔になれたからです。
自分に出来ることが少しでも増えたらいいな。
そんな気持ちもあることでしょう。

話は変わって、母はこの写真を見ていると感慨深い気持ちになります。
こちらの記事でも書いたように、竜クンは中学校3年の2月あたりから急に髪が抜け始めました。
本人も母も思い出したくないつらく悲しい過去でした。
体中の毛がなくなっていく恐怖は、死を意識した日々につながりました。
その彼が、今こうしてフサフサの濃い髪の毛に恵まれ、眉毛もまつげもあって、笑顔まであることに、もうそれだけで十分と思えるのでした。
まさに「生きていてくれるだけでいい」と思えた日々でもありました。

アトピーや脱毛と闘って来た彼が、健康に関心を持つのは当然のなりゆきかと思います。
ですから、彼がこれから幸せコースでお料理を習って、少しでも自分の健康を自分の手で生み出せたら、生きていて良かったと思えることでしょう。
まだまだ未知数だらけですが、彼の生活に笑顔が増えるなら、母としてこれ以上の喜びはありません。
中川さんから習うお料理によって、彼の人生に新しい命が吹き込まれることを母は願っています。

 
 
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精神安定のための食べ方メニュー一例(内海聡医師の記事より)

子育てをしていると、食べ物のことであれこれ悩みますよね。
それで、悩みすぎて子育てがちっとも楽しくなかったり、家族間で溝が出来たり、枚挙にいとまがありません。
現実はどうであれ、知識として知っておいた方が役に立つこともありますので、私は子育て中にお母さんが本気で食べ物のことを勉強されたら良いと思います。
その上で忘れてならないのは、押しつけではなく環境づくりをすることです。
本気で取り組んでも神経質にならず、子供の自由度を確保しながら環境を整える方法はいくらでもあります。

マクロビオティックでは陰陽で食べ物の大きな分類をしますが、年齢によっても食べ方が異なります。
むそう塾ではその食べ方を細かく教えていますが、まだマクロビオティック初心者で陰陽も細かく解らない場合は、甘いものを避けるだけでもかなり結果が変わって来ます。
さらに、あまり不自然な工程を経た食品は食べないことです。
今は人工的な食べ物が大手をふって販売されている時代ですが、宇宙の営みから外れた食べ物は最終的に心身ともにアンバランスになってしまいます。

Facebookで内海聡医師が低血糖と加工食品について記事を書かれています。
海外での実例なども紹介されていますので、ご参考になさってください。

*   *   *

<内海聡医師の記事より>

精神安定のための食べ方メニュー一例
本来私は精神薬を中心とした医原病や薬害を取り扱ってきたので、精神をおかしくする食事については指導する機会が多かった。ここでもそのような経験に沿ってメニューを考察してみることにする。

たとえばE・M・エイブラハムソン博士とA・Zペイゼット博士は、次のようにいっている。「血糖値が通常より低いと細胞、とりわけ脳細胞は栄養不足になる傾向がある。この低血糖は食事によって回復するが、細胞とくに脳細胞が慢性的に栄養不足になると、どういうことが起こるか?その場合、最も弱く、最も傷付きやすい細胞が最初に損なわれることになる。」こうなると脳はすぐに障害を起こし、あらぬ妄想や幻覚を告げるようになり、撃鉄を充分引かないうちに弾丸が飛び出すように、わたしたちは早まったことをしでかすようになってしまいます。

この言葉は非常に重要である。というのは食事の中において糖分の多くは人を精神的に狂わせる作用があるからだ。まず精神面を強くしたいと願うなら甘いものは砂糖であれ甘味料であれ避けねばならない。調味料としての砂糖やてんさい糖や黒糖であっても、さらにいえばモラスやはちみつであっても全部使ってはいけない。これらの直接糖は一切使ってはいけない。もしあなたが精神的に悩んでいたり精神的諸問題を抱えているならば。

バージニア州の少年院で囚人276人を対象に行われた興味深い研究がある。砂糖の摂取を減らしたグループと、普通食のグループと、それぞれの行動変化を比べるというものだ。この実験を行ったシュテフェン・ショーエンセーラー博士によると、砂糖の摂取を減らしたグループは普通食のグループに比べ、反社会的行動が46%低下した。特に暴行が82%減、盗みは77%減、と激減した。この結果を受けてワシントンなど12の少年院、計8000人における同様の大規模調査が行われ、この調査でも反社会的行動は47%減という結果が出た。彼らに対する栄養学的研究では、ビタミンB1.2.6、ナイアシン、葉酸、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などの不足が目立った。

学力テストってのはある意味バカバカしいテストなのだが、これを使った研究もある。ニューヨークでジャンクフードや着色料や甘味料や保存料を段階的にカットし、四年かけて行われた研究だと、学力テストの平均が39点から55点にアップしている。つまり甘味料や添加物は行動だけでなく知能にも影響を与えるということだ。また同様の理由で味の素=グルタミン酸ナトリウムも避ける必要がある。知能を下げ攻撃的にして筋肉やてんかんなどの症状を誘発する。アルコールも問題でありアルコールに飲まれてしまえば精神を狂わせることは周知の事実である。

もう一つ精神的に不安定な人の食事の代表格が「加工食品」である。そしてその加工食品を電子レンジを温めたり、カップラーメンなどを食べるという愚行を犯しているが、これは何をどうやっても精神的に不安定になるであろう。添加物たっぷりのところに、さらに残った数少ない栄養素さえ電子レンジで破壊するのだから、まさにカスを食べていると述べるに等しい状態である。まあまとめると甘いものと加工食品を避ける、ナイアシンの重視、カルマグの重視、そして良質の油をとるということを念頭に置く。精神的に落ちている場合は肉食を入れることも考慮していただきたい。

 
 

京都 琵琶湖疏水の桜4

 
 

(京都 琵琶湖疏水の桜 2016.4.5)

 
 
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