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山村慎一郎先生の本が発売されました!

先日予告しました、山村慎一郎先生の2冊目の本が発売されました!
「自分の顔を見るのが好きな人は病気になりにくい」
amazon楽天ブックスサンマーク出版などでも買えます。
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私も買って来ましたが、本屋さんで平積みになっていましたよ?。
あ、そうそう、 「美人のレシピ」と違って、健康や病気に関する本のコーナーにありました。
新谷弘実先生の本の近くにありましたから、やはりサンマークの力ですね!
高校生の女の子が、二人で楽しそうに手にとっていたのが、印象的でした。
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山村先生のお話によると、本当は先にこちらが出て、それから「美人のレシピ」が出る予定だったそうです。
「自分の顔を見るのが好きな人は病気になりにくい」は、確かに、「美人のレシピ」より易しく、軽いタッチで書かれています。

 

ですから、初心者や独学者にもオススメしま?す♪

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マクロビオティック マガジン「むすび」より–自由に生きること–

東の「日本CI協会」、西の「正食協会」、ともに日本におけるマクロビオティックの2大普及団体です。


「日本CI協会」は、1945年に桜沢如一氏が創設したマクロビオティックの普及団体で、東京にあります。
一方「正食協会」は、それから10年後に、桜沢如一氏の意志を受けて、故・岡田周三氏が創設したマクロビオティックの普及団体で、大阪にあります。
どちらも月刊誌を発行していて、「日本CI協会」は「Macrobiotique(マクロビオティック)」、「正食協会」は「むすび」というタイトルです。
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私は東京の「リマ・クッキングスクール」で学んだので、月刊誌「Macrobiotique(マクロビオティック)」が毎月自宅に送られて来ていました。


しかし、「日本CI協会」の書籍売り場には、「正食協会」の「むすび」も並んでいるので、毎月買って読んでいました。
内容が「むすび」の方が充実していて、いい記事が多かったからです。
そして、それは、今も変わらないように思います。
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たとえば2007年10月1日発行(?577)の「むすび」。
インターネットからも目次をご覧になれるので、ちょっと覗いてみてください。
知っているお名前がズラズラ並んでいるでしょう。
そうそうたる方々が筆をとっておられますね。
中でも、巻頭言の「石澤文規」(いしざわ・ふみのり)氏。
札幌で「身土不二」というマクロビオティックのお店を経営されていますが、それはそれは、腰を抜かすほどの膨大な記事のコピーが店の壁を埋め尽くしています。
彼の活動や肩書きは、それだけでも長い記事になってしまいますが、いわゆる本来のマクロビオティックを啓蒙するための日々ということでしょうか。
その石澤氏が、ショッキングなタイトルの記事を巻頭言として書いています。
同様の文章を、以前彼のお店で読んだことがありますので、私はとりたてて驚きはしないのですが、初めて石澤氏の文章に接した人は、ビックリされるかも知れません。
その記事の一部分を抜粋します。
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引用はじめ
食養料理とは、玄米の心を、野菜の心を、そして農民の心を、調理してくださった方々の心を、有難くいただくものである。
 タクアン二切れ、梅干一個、少量のおかずで、玄米ご飯一日一食あるいは二食で健康で過ごす。そして、この健康でもって「自由に生きること」が、食養の極意である。 
引用おわり
                              
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私がお伝えしたかったこと。
それは、マクロビオティックとは、病気治しやダイエットが目的なのではないと言うことです。
石澤氏の文章に大切なことが書かれています。
- - - この健康でもって「自由に生きること」が、食養の極意である。 - - -
よく噛みしめたい言葉ですね。

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「陰陽入門の手引き」と兎龍都先生のこと

マクロビオティックを始めると、「陰陽」という言葉が出てきます。
そこで難色を示す方がいらっしゃるのですが、とっても大切な物差しなので、ぜひ身につけてほしいと思います。
しかし、この陰陽はとっても奥深くて、どこまで行っても100%理解したつもりになれないクセモノでもあります。
でも、だからといって勉強しないのではなく、陰陽を知った方がはるかに人生が楽しいものになることは間違いないので、陰陽の勉強をなさることをお勧めします。
初心者向けに易しく陰陽を説明した本があります。
B6版で63ページ・5ミリ弱の厚さですから、ちょっとした手帳という感じですね。
「陰陽入門の手引き」 兎龍都(うだつ みやこ)著
こちらから購入出来ます。
「みっつめの目」 「宇宙のきまり きみ、知ってる?」の著者でもあります「兎龍都」先生がお書きになった本です。
いわば、マクロビオティックを易しく解説したシリーズ本(3冊)ですね。
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兎龍都先生は、リマ・クッキングスクールの大先輩で、現在同スクールの師範科講師でもいらっしゃいますが、最近は東京都内でも講演をなさるようになりました。
機会があったら、ぜひお聞きになられることをお勧めします。
お上品で、ちょっとお茶目で、気さくな先生ですよ。
豊富な文学的知識が随所に溢れる文章は気品を感じ、日本語を大切になさる先生のお人柄がとても良く現れていると思います。
能筆家でもいらっしゃいますよ。


茨城県つくば市にお住まいで、ご自宅でお料理教室も開かれています。
お近くの方はいかがですか?

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「みっつめの目」 「宇宙のきまり きみ、知ってる?」

桜沢如一先生は、生涯に300冊以上の本を書かれたといわれております。
「無双原理・易」のように難しい本ばかりではなく、物語のように書かれた面白い本も沢山あります。
たとえば、葉書をふた周りくらい大きくしたサイズ(B6)で60ページ、暑さ4ミリなんて本もあります。
そんなに小さな本でも、その中には1行1行奥深い文章が並んでいて、一文字の重みを感じます。
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たとえば、「ウナギの無双原理」はしがきより引用
「つまらない事も無双原理のメガネで見るととてもおもしろいものである、と云ふこと、つまらないことの中に大宇宙の神秘を見る眼を養成することは人生を幸せにもするし、我を捨てるむづかしい修行を楽にもさせると云ふことを示すのを目的とする。」
(引用終わり)

このように、日常の中から無双原理を論じている本が、私はとても好きです。

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さて、前置きが長くなりました。
「無双原理・易」は、確かに難しい本なのですが、理系の人や男性は比較的抵抗がないようです。
なぜなら、物理や化学の知識が深かったり、理論的な思考が出来るからだと思います。
反対に、文系の人や女性は、難しさが倍増する傾向にあります。
私もこのタイプですから、お恥ずかしいかぎりです。
そんな人には、「みっつめの目」がお薦めです。
「兎龍 都(うだつ みやこ)」著
これは、著者が40代にして出会った「魔法のメガネ」を元に、「人間としていかに自由に楽しく生きて行くか?」という桜沢如一の世界を平易に解説したものです。
それでも難しい人には、最後の切り札「宇宙のきまり きみ知ってる?」をお薦めします。
「兎龍 都(うだつ みやこ)」著
桜沢如一先生の「魔法のメガネ」を元に、子供が読んでも理解できるように書いたものです。
当用漢字以外はフリガナをふり、大きな文字、絵本のような装丁で、小学生が手にとってくれるように出来ています。
今なら、夏休みの読書感想文に間に合いますね。
ぜひ、この本をお子様とご一緒になって読んでみてはいかがでしょうか?
ここにご紹介した本は、すべて日本CI協会のホームページから購入出来ます。
こちらからどうぞ。
◆関連記事
「宇宙の秩序」 「魔法のメガネ」
「無双原理」

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「宇宙の秩序」 「魔法のメガネ」

先日、日本CI協会の人とお話をしていたら、「最近は、桜沢先生の本が売れないんだよね?」とのこと。
昔と比べたら、マクロビオティックの知名度は格段に上がって来たし、マクロビアンも増えて来たのに。。。

 

それでも桜沢先生の本が売れないということは、やはり「桜沢先生の本は難しすぎる」ということでしょうね。
また、「読みにくい」ということもあると思います。
ところが、マクロビオティックのレシピ本は次から次へと出版されて、もう飽和状態かなと思ったりします。
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でも、だから問題が。。。
レシピ本だけを頼りにマクロビオティック料理を食べ続けると、体調が悪い方向に行ってしまうことがあります。
マクロビオティックの理論とお料理は車の両輪です。

理論なきマクロビオティックは、体調管理で立ち往生することがあります。
ぜひ、1冊でもいいからマクロビオティックの理論を書いた本を読んでみることをお勧めします。
先日は、「無双原理・易」をご紹介しましたが、それが難しいと感じる人には、こちらもお薦めです。
「宇宙の秩序」 桜沢如一著
「無双原理・易」は、「宇宙の秩序」をベースにして書かれています。
それでも難しい人には、「魔法のメガネ」がお薦めです。
最も解りやすい本です。
「それでもダメ?」という人には、別記事でご紹介しますね。
いずれも、こちらから購入出来ます。
◆関連記事
「みっつめの目」 「宇宙のきまり きみ、知ってる?」

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