食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

ある日の京都駅

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むそう塾生には見慣れた京都駅構内。
新幹線を待つ間に買い物をする人も多いことでしょう。

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右上に「いづう」の文字が見えますが、現在は「いづう」の商品はこれより右側の売店(上の写真側)で独立して売られています。
この看板で間違って鯖寿司を買ってしまうと、値段が安いだけで「いづう」の鯖寿司ではないのでご注意を。

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中川さんが修業された「萬亀楼」さんの文字も見えます。

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海老芋って美味しいんですよね。
これを揚げると絶品です。

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関東人には聖護院蕪と聖護院大根の区別がつかないわ〜、なんて思いませんか?
聖護院蕪はもっと南瓜の形に近くなります。

きょうは上級幸せコースで聖護院蕪を使った「あちゃら漬け」を作ります。
お楽しみに〜♪
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しょうが湯

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先日、雪の舞う寒い日の京都で器選びをしていたら冷えました。
京都駅で帰り際に「しょうが湯」を注文。
葛でとろみをつけて甘味は麦芽糖です。
最初口に運ぶとそれほど強い甘味ではないのですが、半分くらいまで飲むと「もういいかな」と思えたので止めました。
黒豆の塩分がことのほか美味しく感じるのは陰陽ですねぇ。

生姜は血管を拡げる作用があるので、冷えている時や血液の循環の悪い時に摂ると体が温まっていいですね。
加熱するより生の方が効果は強く、皮を剥かない方が成分も多いです。
すりおろしたらすぐ使うのがよく、時間の経過とともに酸化を招きます。
胃の弱い人にも生姜はおすすめです。

そういえば甘酒にも生姜が入りますね。
寒い季節には血管もしまりがちになるので、生姜を落として甘酒をいただくのは滋養的にもうなずけます。
そもそも甘酒は本来夏の飲み物でした。
暑気払いとして甘酒の栄養の豊富さを取り入れていたんですね。
だから今でも甘酒は夏の季語です。

マクロビオティックのお手当てで「生姜湿布」というのがありますけれど、これも生姜が血管を拡げることに注目したものです。
生姜を巡っては陰陽の面白い勉強が出来ます。
身近にある物から陰陽を学ぶってとっても楽しくてエンドレスなんですよね。
これが私がマクロビオティックに惚れている一番の理由です。

あれあれ、しょうが湯から話がずいぶん脱線してしまいました。
でも、こんな話って楽しいですよね。

 

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陰性だけど陽性に(焼き葱)

 

写真は群馬県特産の「下仁田ネギ」を焼いているところです。
アロエの茎を折ると出てくるゼリーと同じく胃腸やお肌に良いだけでなく、殺菌作用をも併せ持つので、インフルエンザの予防のためにも寒い季節にはどんどん摂りたいものです。
常々お肉を食べている人にはぜひ召し上がってほしいと思います。

葱の白い部分は加熱されることによって甘味がグンと出てきます。
その甘味はきっとお子さんでも喜ぶはず。
葱はユリ科(独立してネギ科に分類する説もあり)なので、ニンニクやラッキョウも仲間です。
とてもパワーがあって血液の循環も良くなるため、免疫力を高めてくれる食材です。
マクロビオティックではネギを陰性に分類しますが、料理法をグンと陽性にした食べ方で元気に冬を乗り越えましょう。

 

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玄米ご飯でアトピーが治った犬

むそう塾生のFuさんはとっても犬が大好きです。
そして犬の病気を玄米ご飯で治してしまった経験の持ち主です。
初代・二代目と続けて元気になった“りりちゃん”の 写真を送ってくれました。

<Fuさんのメールより> 

犬を飼っていて辛く思うことは、犬が病気になることです。
病院に行くしか手立てはなく、行って治ればいいけどなかなか治らない病気もあります。そばで見ていて心くるしくなります。
それは人間もペットも一緒だと思います。
以前飼っていた犬(柴犬、りり)も病気でした。
若いころからずっと尿路結石を患い、病院が処方するドッグフードを食べていました。
しかし、ただ症状を抑えているだけで、すぐに悪くなります。毛艶も悪く、後ろ足のところに禿げができてしまいました。

そんなとき、愛クラスに参加し、中川式玄米ご飯に出会いました。
たまたま残ったご飯をりりにあげたところ、食いつきがよかったのでそれから玄米ご飯をあげることになりました。
するとしばらくすると、禿が治り、結石の症状も出なくなり、毛艶も良くなり、元気になりました。
すでに13歳でしたがほんとに若々しくきれいになりました。
元気になって私たち家族を楽しませてくれた後、きれいな姿で天に召されていきました。

続いて、2代目りりがやってきました。
生後10か月頃のことでした。目の周りがはれて、とても酷い顔になり、病院に行くとアトピー性皮膚炎といわれました。
獣医さんは「この子はずっとお薬をのませないといけません。
でも治るわけではなくかゆみを抑えるだけです。
かゆみという辛さを取ってあげることがこの子に対する治療です。」と言いました。
その薬はステロイドと抗生剤でした。副作用もきつく、飲ませるとどんどん元気がなくなってきました。
まだ子犬で元気に走り回る盛りなのに…。全身に脱毛が広がり、地肌は湿疹だらけ。現実に目をそむけたくなる日々でした。

病院での療法食をあげても一向に良くならない、これ以外はあげてはだめと言われていましたがこっそりやわらかめに炊いた玄米ご飯をあげました。
先代りり同様、食いつきがよく、それから玄米ご飯をあげ続けました。
2週間くらい経ったころ、うっすらと毛がはえてきました。
そのときの喜びは忘れられません。それから毛はもっと生えてきました。

病院に行くと獣医さんは驚愕しました。治らないはずが治ってる…。それ以来薬は飲んでいません。
皮膚に色素沈着もありましたが、今はなくなってます。これも治らないと言われたのですが。
今日もご飯を平らげてくれました。空っぽになったお皿を片づける瞬間、幸せがこみ上げてきます。
中川式玄米ご飯で2匹の犬が元気になりました。感謝いっぱいです。ありがとうございます。

 

(二代目りりちゃん)

(アトピーの後もなく綺麗になっていますね〜。)

 

<マクロ美風より>

私がマクロビオティックを教わった大森英櫻先生は、犬でいろんな実験をされていました。
その内容は何度も事例毎に詳しく話してくださいましたが、犬の病気が治って毛が生えて毛艶が良くなるのは「あたりまえ」という感じでした。
犬も人間も理論的には同じです。
犬にはドッグフード、猫にはキャットフードが当然と思われている現代ですが、人間と犬と猫の差はなんなのか?
それを踏まえて「同じ生き物」として共通点を考えることも必要なのではないかなと思います。
それを実行されたFuさんは、見事に2回も犬の病気を克服されました。
これは大きな自信になったことでしょう。
Fuさんおめでとう!

なお、アトピーがひどかった時の写真はつらくて撮れなかったそうです。
良く分かります。
私も息子のアトピーがひどかった時、可哀想でカメラを向けられませんでしたから。

 

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白菜ラブ

(にゅうめん 白菜入り)

寒いですね〜。
こんな日にはあったかい麺類が美味しいです。
夜遅くなったらご飯より麺類の方がおすすめ。
胃にやさしいし、あったかいお汁で満足感もあります。
ちょっと陰性なくらいが夜にはちょうど良いのです。

 

これからの季節には白菜も入れると免疫力がアップします。
意外に思われるかもしれませんが白菜にはカルシウムも豊富なんですよ。
白菜はお漬物にしても鍋物にしても炒めても煮ても良し。
その繊維質は腸を綺麗にしてくれます。
まさに野菜の王様といわれるのが納得できますね。

 

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