しょうが湯

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先日、雪の舞う寒い日の京都で器選びをしていたら冷えました。
京都駅で帰り際に「しょうが湯」を注文。
葛でとろみをつけて甘味は麦芽糖です。
最初口に運ぶとそれほど強い甘味ではないのですが、半分くらいまで飲むと「もういいかな」と思えたので止めました。
黒豆の塩分がことのほか美味しく感じるのは陰陽ですねぇ。

生姜は血管を拡げる作用があるので、冷えている時や血液の循環の悪い時に摂ると体が温まっていいですね。
加熱するより生の方が効果は強く、皮を剥かない方が成分も多いです。
すりおろしたらすぐ使うのがよく、時間の経過とともに酸化を招きます。
胃の弱い人にも生姜はおすすめです。

そういえば甘酒にも生姜が入りますね。
寒い季節には血管もしまりがちになるので、生姜を落として甘酒をいただくのは滋養的にもうなずけます。
そもそも甘酒は本来夏の飲み物でした。
暑気払いとして甘酒の栄養の豊富さを取り入れていたんですね。
だから今でも甘酒は夏の季語です。

マクロビオティックのお手当てで「生姜湿布」というのがありますけれど、これも生姜が血管を拡げることに注目したものです。
生姜を巡っては陰陽の面白い勉強が出来ます。
身近にある物から陰陽を学ぶってとっても楽しくてエンドレスなんですよね。
これが私がマクロビオティックに惚れている一番の理由です。

あれあれ、しょうが湯から話がずいぶん脱線してしまいました。
でも、こんな話って楽しいですよね。

 

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コメント

  1. じゅんこ より:

    美風さん、こんにちは。

    生姜の効用、読んでいるだけで体が温まってきそうです。

    ええね!!

    • マクロ美風 より:

      じゅんこちゃん、こんにちは。

      うふふ。
      じゅんこちゃんの白いお肌がうっすらピンクになったかしら?♡

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