食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

陰性だけど陽性に(焼き葱)

 

写真は群馬県特産の「下仁田ネギ」を焼いているところです。
アロエの茎を折ると出てくるゼリーと同じく胃腸やお肌に良いだけでなく、殺菌作用をも併せ持つので、インフルエンザの予防のためにも寒い季節にはどんどん摂りたいものです。
常々お肉を食べている人にはぜひ召し上がってほしいと思います。

葱の白い部分は加熱されることによって甘味がグンと出てきます。
その甘味はきっとお子さんでも喜ぶはず。
葱はユリ科(独立してネギ科に分類する説もあり)なので、ニンニクやラッキョウも仲間です。
とてもパワーがあって血液の循環も良くなるため、免疫力を高めてくれる食材です。
マクロビオティックではネギを陰性に分類しますが、料理法をグンと陽性にした食べ方で元気に冬を乗り越えましょう。

 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べ物あれこれ | 2件のコメント

玄米ご飯でアトピーが治った犬

むそう塾生のFuさんはとっても犬が大好きです。
そして犬の病気を玄米ご飯で治してしまった経験の持ち主です。
初代・二代目と続けて元気になった“りりちゃん”の 写真を送ってくれました。

<Fuさんのメールより> 

犬を飼っていて辛く思うことは、犬が病気になることです。
病院に行くしか手立てはなく、行って治ればいいけどなかなか治らない病気もあります。そばで見ていて心くるしくなります。
それは人間もペットも一緒だと思います。
以前飼っていた犬(柴犬、りり)も病気でした。
若いころからずっと尿路結石を患い、病院が処方するドッグフードを食べていました。
しかし、ただ症状を抑えているだけで、すぐに悪くなります。毛艶も悪く、後ろ足のところに禿げができてしまいました。

そんなとき、愛クラスに参加し、中川式玄米ご飯に出会いました。
たまたま残ったご飯をりりにあげたところ、食いつきがよかったのでそれから玄米ご飯をあげることになりました。
するとしばらくすると、禿が治り、結石の症状も出なくなり、毛艶も良くなり、元気になりました。
すでに13歳でしたがほんとに若々しくきれいになりました。
元気になって私たち家族を楽しませてくれた後、きれいな姿で天に召されていきました。

続いて、2代目りりがやってきました。
生後10か月頃のことでした。目の周りがはれて、とても酷い顔になり、病院に行くとアトピー性皮膚炎といわれました。
獣医さんは「この子はずっとお薬をのませないといけません。
でも治るわけではなくかゆみを抑えるだけです。
かゆみという辛さを取ってあげることがこの子に対する治療です。」と言いました。
その薬はステロイドと抗生剤でした。副作用もきつく、飲ませるとどんどん元気がなくなってきました。
まだ子犬で元気に走り回る盛りなのに…。全身に脱毛が広がり、地肌は湿疹だらけ。現実に目をそむけたくなる日々でした。

病院での療法食をあげても一向に良くならない、これ以外はあげてはだめと言われていましたがこっそりやわらかめに炊いた玄米ご飯をあげました。
先代りり同様、食いつきがよく、それから玄米ご飯をあげ続けました。
2週間くらい経ったころ、うっすらと毛がはえてきました。
そのときの喜びは忘れられません。それから毛はもっと生えてきました。

病院に行くと獣医さんは驚愕しました。治らないはずが治ってる…。それ以来薬は飲んでいません。
皮膚に色素沈着もありましたが、今はなくなってます。これも治らないと言われたのですが。
今日もご飯を平らげてくれました。空っぽになったお皿を片づける瞬間、幸せがこみ上げてきます。
中川式玄米ご飯で2匹の犬が元気になりました。感謝いっぱいです。ありがとうございます。

 

(二代目りりちゃん)

(アトピーの後もなく綺麗になっていますね〜。)

 

<マクロ美風より>

私がマクロビオティックを教わった大森英櫻先生は、犬でいろんな実験をされていました。
その内容は何度も事例毎に詳しく話してくださいましたが、犬の病気が治って毛が生えて毛艶が良くなるのは「あたりまえ」という感じでした。
犬も人間も理論的には同じです。
犬にはドッグフード、猫にはキャットフードが当然と思われている現代ですが、人間と犬と猫の差はなんなのか?
それを踏まえて「同じ生き物」として共通点を考えることも必要なのではないかなと思います。
それを実行されたFuさんは、見事に2回も犬の病気を克服されました。
これは大きな自信になったことでしょう。
Fuさんおめでとう!

なお、アトピーがひどかった時の写真はつらくて撮れなかったそうです。
良く分かります。
私も息子のアトピーがひどかった時、可哀想でカメラを向けられませんでしたから。

 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べ物あれこれ | 9件のコメント

白菜ラブ

(にゅうめん 白菜入り)

寒いですね〜。
こんな日にはあったかい麺類が美味しいです。
夜遅くなったらご飯より麺類の方がおすすめ。
胃にやさしいし、あったかいお汁で満足感もあります。
ちょっと陰性なくらいが夜にはちょうど良いのです。

 

これからの季節には白菜も入れると免疫力がアップします。
意外に思われるかもしれませんが白菜にはカルシウムも豊富なんですよ。
白菜はお漬物にしても鍋物にしても炒めても煮ても良し。
その繊維質は腸を綺麗にしてくれます。
まさに野菜の王様といわれるのが納得できますね。

 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | 2件のコメント

中川式金平牛蒡

 

中川式金平牛蒡の特長はなんといってもその「旨味・甘味」にあると思います。
野菜のもつ甘味を極限まで引き出し、最後に旨味に変えるその手法は、単にプロの料理人だからというだけでなく、マクロビオティックの陰陽を徹底的に追求した結果の料理法だからです。

 

仕上がってお皿に盛りつけてもこの潤いと艶。
これは油ではなく野菜の旨味がコーティングされた結果なのです。
この金平牛蒡を習ってから、「お菓子代わりに食べちゃって、甘いものがそんなにいらなくなりました♪」という声があちこちから聞こえてきます。
また金平牛蒡を食べなかったお子さんがムシャムシャ食べているというご報告もありました。
作り方は簡単です。でもコツがあります。
そのコツさえしっかり踏まえていただければ、あなたの体は健康まっしぐらです。

 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べ物あれこれ | 2件のコメント

日本一おいしい海苔

(株式会社 荒木海苔店)

市販されている海苔のほとんどは酸処理がされています。
私は以前から酸処理のされていない海苔を使用していました。
しかし先の津波で三陸海岸にあるその養殖場は壊滅してしまいました。
非常に残念です。
この三重県産の「日本一おいしい海苔」は 、とっても良い仕上がりで本当に美味しいです。

一日にこの大きさの海苔を一枚いただく。
これは日本人にとって無理のない健康法です。

 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | 8件のコメント