マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

京都駅を出発して間もなく

きょうは税理士さんとの打ち合わせがありました。
上半期が終わってこれから下半期。
今後の講座予定や新しい税制のことなどを話し合いました。
税制と実生活には、私の場合は乖離しているように感じます。
選挙も終わって否応なしに現実の波に押し流されるのか、うまく泳いで渡れるのか?
先のことは誰も分からないけれど、子供たちに少しでも負の遺産を残したくないと思う日々でした。

 

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(京都駅近くの空)

太陽は沈み、また昇る。
しかし、きのうとまったく同じ太陽ではない。
明日には明日の夢を託そう。

 

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桂剝き投稿 その後の過ごし方

桂剝き投稿が終わって続々とメールが届きます。
不思議と頑張り抜いたというメールはなくて、頑張れなかった、出来なかった、不本意だった、情けなかったという内容が多いです。
そしてその人達は判で押したように、「これからも頑張ります」と書いています。
そのような言葉は昨年も一昨年もその前も聞きました。
で、その後「こんなに剥けるようになりました!」というメールは・・・。
悲しいかな、1%もありません。

みんなで一斉に桂剝き投稿をするのは、ある意味で楽なんです。
しかし、その後一人ぽっちで桂剝きをするのは並大抵なことではありません。
でも、する人はしています。
そのうちのお一人、さっちん。
Ya(3−4)さんは今年幸せコースを再受講しているのですが、「今年の桂剝きは頑張ります!」と宣言されて、見事に結果を出して駆け抜けました。
Yaさんは幸せコースの1期修了で、まだ桂剝き投稿がなかった時代です。
もちろん桂剝きは授業で教えていたのですが、皆さんがあまりにも下手なので、翌年から投稿をして上手になってもらおうとしたのでした。

それでも1期生には相変わらず桂剝き投稿のチャンスがありません。
そこで2012年の2月と3月に1期生の救済策として「包丁砥ぎと切り方講座」を開催したのでした。
その時にYaさんは受講してくれたのですが、なかなか力みが取れなくて苦労されました。
それで今回彼女はそれを克服するべく幸せコースを再受講してくれたのでした。
今回は見事な成果を出して終えられましたが、昨日話していたら、何とその桂剝き講座から毎日一冊は剥いていたのだそうです。
これですね。これが彼女らしいところです。

「瀬戸内寂聴さんと桂剝き 続けることの大切さ」の記事にコメントをくださった鴎門さんは、Yaさんと同じ桂剝き講座を受講されました。
(その時の写真はHPのトップページ1枚目にあります。)
同じ1期生なので、Yaさんと桂剝きの経験は同じです。
その鴎門さんのコメントが正直で的を得ています。

>この熱い投稿期間が終わってなお努力し続けることがもっとも困難であることは身に染みて分かっているので・・・がんばります。

鴎門さんも今回はずいぶん伸びました。
本人もそのような感想をお持ちです。
「がんばります」と書かれているので、これからを楽しみにしています。

桂剝き投稿期間を単なるイベントとして終わらせればそれまでです。
しかし、そこをスタートとして、自分の可能性を探る生き方をしようと思えば限りなく可能な世界です。
さあ、あなたはどちらを選ぶでしょうか?
昨日漏れなく聞いた「これからも頑張ります!」の結末はどうなるでしょうか?
あなたの人生はあなたの歩み方、それも毎日の積み重ねにかかっています。

◆参考記事
「なぜ今包丁砥ぎなのか?」

 
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(照れるさっちん)

 

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感じるために勘を育てる(野口整体から学ぶ)

子象ちゃん最終日

(Isさんの桂剝き)

 
 

このウール玉。
文句なしのレベルまで頑張りました。
でもまだ文句がつけられるのです(笑)

感じる。
これが彼女の課題です。
それが出来たら彼女の桂剝きにはもっと速さが出てくるでしょう。

どうやって「感じる」を克服すればいいの?
と彼女は霧の中かもしれません。

ちゃんとそんな人のために答えは用意してあります。
「勘を育てる」
その延長線上に「感じる」はあるのです。

 

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瀬戸内寂聴さんと桂剝き 続けることの大切さ

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(Miさんの桂剝き)

まだ私が独身のとき、当時は瀬戸内晴美という作家の本を片っ端から読んでいたことがありました。
同じ女性として感じる部分が多かったからです。
後々彼女は瀬戸内寂聴となり、今なおお元気に積極的な行動で私達を先導してくれています。

ふと振り返ると、私が好んで読んだ本の作者は、割とパワーのある人たちだったなぁと思います。
それは、パワーのある人から発せられる言葉や考え方が好きだったのだと思います。
しかし、そのパワーは瞬発的なものではなく、着実に積み重ねられて来たパワーであることに、マクロビオティックをするようになって気がつきました。

*   *   *

桂剝き投稿で参考になることがありますので、以下にお二人をご紹介します。

【Mi(6−6)さん】
Miさんからの最終投稿メールの抜粋
この1ヶ月、色んな事を感じ、学びました。
一番大きかったのは、自分は自分が思うよりも不器用で下手であるとはっきり認識できたことです。
ここを出発点としてこれからも努力を重ねて行こうと思います。

◆中川さんからのお返事(Miさんの最終回記事
「あなたはもともと不器用です。 そしてそれは私も同じです。」

【Ot(47−3)さん】
◆Otさんからの最終投稿メールの抜粋
1ヶ月間、ご指導いただいて本当にありがとうございました。
下手なうえに的外れなことばかりして中川さんの指導にも答えることが出来ず、なんでこんなはずじゃないのにと毎日思っていました。
焦ってもなかなか前に進まず、そんなだめな自分自身と向き合うことは苦しかったです。
「わたし、むそう塾に来る資格なかったのかな。ここにいてはいけないのかな。」と何度も思いました。
でも、桂剥きを続けるにつれて、むそう塾のすごさや本気を何度も感じて何年かかっても学び続けたい、そして変わりたいと思って一か月続けてきました。
一か月で自分の目標とするところまでは達することはできませんでした。
そして課題も沢山あります。
でも、諦めずこれからも学び続けていきたいと思います。

◆中川さんからのお返事(Otさんの最終回記事)
ガンコで不器用な人はこういう精密技術には向いていないのかもしれない。と思われているかもしれませんが、それは逆なんですよ。
今、伝統工芸に秀でた名工と呼ばれる方々、人間国宝と呼ばれる方、名人と呼ばれる方の多くは修業の初めには「ヘタクソ! どんくさい! 止めてしまえ!」とぼろくそに言われたと聞きます。
器用でそつなくどんどん覚える人はある程度までいくと過信・慢心が起こり、自分で自分を奮い立たせることを止めてしまうのだそうです。 根まで覚えないのです。
その点、不器用で叱られてばかりいた少年は他に転職の可能性も無く、器用に立ち振舞うすべもなく、ただひたすら練習に明け暮れるのです。 そして気がつけば孤高の技を身につけて人々に尊ばれるまでになるのです。
わかりますね。 あなたにとって一ヶ月というスパンが短すぎただけなのです。
やり続ける勇気と強い意思があるかぎり、あなたは誰よりも上手になれると断言します。
「練習は嘘をつかない」 という言葉を最後に贈ります。

*   *   *

なぜ瀬戸内寂聴さんの話の途中で桂剝き投稿の文章が出てきたかというと、最後の「練習は嘘をつかない」を取り上げたかったからです。
瀬戸内寂聴さんの本の中に書かれてあったことなのですが、ある人間国宝の仕事場を訪れたとき、どうしてそんなに素晴らしい作品が出来るのかを尋ねたら、「毎日作ること」と答えたそうなんです。
その言葉に瀬戸内さんはいたく感動されて、それから毎日原稿用紙に向かうようになったそうです。

私がその本を読んだのはまだ20代の時だったので、楽しいことを優先してしまい、毎日何かを続けることはしていませんでした。
でも30代になって法律の勉強を始めた時には、毎日真剣に机に向かいました。
そこから「毎日」という言葉の重みを実感したのです。
月日は流れ、ブログを始めようとしたとき、毎日更新しようと思いました。
それは、ブログを始めたものの、三日坊主になっている人が多かったからです。
生きているんだから、必ず何か感じることがあるはず。
それを文字に託せばいいじゃないか。
そう思ってほぼ毎日記事を書き続けました。
そのブログがこんなふうに「むそう塾」へとつながったのです。

毎日何かを続けること。
それ自体は小さなことでも、積み重ねによって大きな力になり、結果として何かを生み出すエネルギーになることを実感しています。
中川さんはよく「紙一枚の進歩」と言われます。
私は進歩と感じることがなくても、好きだから続けて来ました。
そうしたら何かが出来ていました。

ここでご紹介したお二人だけでなく、この記事を読んでくださる多くの人にも「続ける」ことの「力」を信じて、コツコツと頑張ってもらいたいと思っています。

 

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驚き! 息吹のプレゼント

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きのうの夜、ホテルに到着して部屋のドアを開けたら、(゚д゚)!
部屋を間違えたのかなと一瞬思いました。
芸能人のお部屋のような気がして・・・。
そばに寄って見ると「中川」の文字が。
う〜ん、キザなことをする(笑)

お料理で徹底的に品質を吟味される中川さんらしく、花市さんから届けられていました。
水揚げの難しい薔薇ですが、一晩経っても1本も首が曲がることなく、ピン!とした勢いを保っています。
その様は見ていて気持ちがいいです。
お花って花の美しさは当然ですが、「命」を感じるものですから、この勢いは最上のプレゼントでした。

花市さんは池坊御用達のお店として、鮮度を大事にしているだけあるなぁと感心したことでした。
中川さん、私に息吹をありがとうございました。
そのお気持ちにお応えできるよう、仕事を頑張ります!

 

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