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桂剥きで大根を送るときの左手の動き(動画で確認)
(桂剥きをする舞さんの手 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
上の写真は秘伝コースの修了生、舞さんが桂剥きをしているところです。
エプロンが満足コースの色なので、満足コースで特訓中のころです。
私がiPhone片手で近づくと、緊張して息ができなくなりました(笑)
とても綺麗な剥き上がりですね。
今桂剥き投稿中の人は、こんな仕上がりを目指してください。
桂剥きした大根シートに左親指の跡がついてしまう人は、次の練習をしてみましょう。
①【親指を大根シートに触れない】
[youtube width=”880″ height=”440″]
②【大根を送る時の左指4本の動き(大根が太い時)】
[youtube width=”880″ height=”440″]
③【大根を送る時の左指4本の動き(大根が細い時)】
[youtube width=”880″ height=”440″]
④【大根を送る時の手首と左指の動き】
左指は常に大根の動きと並行に動きます。(◯の例)
決して指を立ててはいけません。(☓の例)
4本指で大根を送るときには、手首も使いましょう。
[youtube width=”880″ height=”440″]
⑤【塾生(舞さん)の桂剥き】
[youtube width=”880″ height=”440″]
舞さんの動画は2014年のものですが、特に左指のヌメ〜っとした粘りは塾生さんのお手本になります。
これができる指を持った塾生さんがたくさんおられるのですが、まだその力を発揮できていません。
中川さんの指は男性なので、女性の指の代表として舞さんの動画をご紹介しました。
①〜⑤までを脳に焼き付けて、⑥の記事を読んでみてください。
目指すところがハッキリするはずです。
⑥桂剥きの高度の技術「大根を引く」状態を理解するために
「大根を引く」というより「大根を牽く」という方がピッタリの表現になる記事です。
これが出来ると剥き終えるのも早くなります。
最後まで諦めずに頑張ってください!
何事も終わり方が大事です。
カテゴリー: 京料理人 中川善博の動画, マクロビオティックが楽しい♪
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お誕生日おめでとう!
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
昨日は中川さんのお誕生日でした。(58歳だって^^)
煮物コースの試作会だったので、スタッフの麗可ちゃんがケーキを買って来てくれました。
ケーキでお祝いするなんて初めてです。
中川さんと麗可ちゃんはコーヒーを、私はハーブティーを添えて。
麗可ちゃんと私のティーカップが素敵でした♡
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪
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マクロビオティックにおいて「玄米」は一つの座標軸
Facebookで「玄米」について意見交換しておりました。
私の尊敬する高桑智雄氏の記事に、玄米について書かれていて、その表現がとても解りやすいので、ここでも共有させていただこうと思います。
コメントがまた素晴らしいので、コメントも抜粋で転載させていただきます。
今日はマクロビオティックの料理教室「リマ・クッキングスクール」の初級5回目。私にとっては、2期に渡った全12回の最終日でした!
メニューは、発芽玄米と玄米をそれぞれ土鍋で炊き食べ比べ、お味噌汁と車麩煮、なますと葛餅でした。
仕事がらみとはいえ、15年たずさわってきたマクロビオティックの活動においても初心に帰るとてもよい機会になりました。
とにかくあらためて「玄米」と向き合う毎日。
とかくマクロビオティックは、「玄米にこだわりすぎ」とか、「玄米教」とかいわれるとこもあります。
しかしながらマクロビオティックにおいて「玄米」は、一つの座標軸です。玄米をゼロポイントとして、自分が陰性、陽性のどちらに傾いているかを知ることがマクロビオティックのメソッド(方法論)なのです。
だから、陽性に傾いていれば、玄米ではなくより陰性な分搗き米や麦やうどんを食べればよいし、陰性に傾いていれば、雑穀を入れたり、そばなどを食べればよいわけです。
だから「玄米を絶対に食べなくてはいけない」なんて言っているのではありません。環境によっては玄米を食べられない所ももちろんあります。しかし、どこまでも「玄米」がすべての食材の中での中心軸であると考えるのがマクロビオティックなのです。
中心軸を定めることによって、私たちは陰陽を捉えることができるようになります。マクロビオティックを実践する者にとって「玄米と陰陽」は、世界の荒波に溺れないための「救命胴衣」であり、世界を自由に泳ぎまわるための「サポートアイテム」なのです。
だから「また玄米・・・」とか言わないでくださいね(笑)
とにかく玄米と向き合うことから始めるのが、マクロビオティックなのです。
* * *
<高桑智雄氏のコメントより> 抜粋
【最近マクロビオティックの業界の中でも、「玄米にこだわりすぎ」と言われることが多くて…。
茶道の世界で「お茶にこだわりすぎ」とはいわれないのに(笑)】
【自然食なら「米」にこだわるで充分だと思いますよ。ただ、マクロビオティックは「穀物中心」「一物全体」思想が基本ですから、どうしても「玄米」ということになりますね~】
【「現時点の自分の中心軸」を見つけるための第一歩が「玄米」なのです。だから「現時点の自分の中心軸が玄米ではない」と発見できることも、「玄米」が座標軸になっているからなのです。
マクロビオティックは、日本の伝統食から発展した新しいメソッド(方法論)です。ですから「マクロビオティック=日本の伝統食」ではありません。大森先生も「マクロビオティックは新しい未来の食べ方」と言っていましたね!
現代的な道具で炊けるようになった「玄米」を基準点として、自分の生き方を見つけて行くという、ある意味「新しい試み」なのです。】
【マクロビオティックにおいての「玄米と陰陽」は、茶道でいうところの「お茶と茶筅」みたいなものなので、「玄米と陰陽はもういいよ」というのであれば、それは「マクロビオティック」ではなく「自然食」やら「ベジタリアン」でよいのではないかと思ってしまいます。
まぁそんなこと言っているとまた「原理主義」とか、「時代にそぐわない」とか言われちゃうのですが(笑)
でもまずは「お茶と茶筅を取り上げないで!」と。まぁ達人になれば、「お茶と茶筅」がなくても、茶道を体現することはできるのでしょうか(笑)】
【マクロビオティックにおける玄米論争盛り上がってきました(笑)
そうそう、マクロビオティックが多くの人々の助けになったのは、玄米と陰陽という座標軸があるからです。これがあるから、複雑な現象世界を迷わずに生きることができるようになるのですね~。座標軸はあくまで座標軸で、善悪の基準ではありません。座標軸に善悪の基準があったら、それはもう座標軸ではありません。】
【マクロビオティックは、食、とりわけ玄米を通して「自分」を発見するプログラムです。だから私も茂木さんと同じように、私なりの「自分」をマクロビオティックを通じて発見しています。
100人いれば、100通りの自分のマクロビオティックを発見していいと思いますし、それこそがマクロビオティックの醍醐味です。
なので私ももちろん「タカクワ・マクロビオティック」を持っています。
ただ人にはそれぞれ役目があります。
自分で発見したマクロビオティックを普及する人もいれば、元のプログラムが変更されないように守り手として活動する者もいます。
私は「タカクワ・マクロビオティック」を配信するより、源流の守り手としてプログラム管理を行う方が性にあっているのです。
そういう意味では、私は「原理主義」です。
でも日常では「原理主義」を離れて、自分のマクロビオティックを楽しんでいます。
そういう二重人格的な要素を持っているので、みなさんからはとてもわかりにくい人になっているかもしれませんね(笑)】2016.5.26追記
* * *
<マクロ美風より>
いかがでしたか?
高桑氏の発する言葉の数々で、玄米や陰陽のことで腑に落ちたことがあったのではないでしょうか。
むそう塾はマクロビオティックの料理教室として、他に類を見ない玄米の指導をしています。
それらはマクロビオティックの総本山である「リマ・クッキングスクール」でもしていない取り組みなのですが、それは少人数だからこそ出来ることであり、プロの料理人だからこそ見える世界があるからです。
しかし、それを続けるのは恐ろしく労力のいることで、誰も真似をしたくない方法かもしれません(笑)
それでも、むそう塾を始めてからずっと玄米を大切にして、おかずを教える前に主食の玄米に膨大な時間を費やしているのは、玄米がそれだけ多くの情報を教えてくれるからです。
玄米にこだわればこだわるほど見えて来る世界があります。
高桑氏は「座標軸」という言葉を使って説明されていますが、まさに塾生さんをずっと見続けていると、玄米ご飯とその人の生き方がリンクしていて恐ろしいほどです。
心身がブレたらいつでも原点に返る場所があって、むそう塾の場合はそれが愛クラス(玄米の炊き方講座)です。
一物全体の世界に我が身を置いて、静かに自己の内面と会話することが玄米では可能になります。
陰陽と玄米。
この2つで人生が変わることを、私は日々確認しています。
(中川式玄米ご飯 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
【これから開催予定の講座案内 最新版】
【玄米の炊き方講座(愛クラス)】
カテゴリー: 玄米の炊き方講座, マクロビオティックが楽しい♪, 食べ物あれこれ
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日々の生活でも陰陽を感じてみましょう
マクロビオティックの陰陽は難解だとして、マクロビオティックのお料理教室でも力を入れて教えているところが少ないですね。
ひどい場合は食材の陰陽だけ教えて、お料理方法の陰陽も曖昧なまま、まずいお料理を「美味しいでしょう?」と教えているところもあります。
もし「まずい」と言ったら、「それはあなたの体に問題がある」というようなことを言われたりして、素直な人はまずいお料理を作るために時間を費やしたりします。
そのうちに体調を崩してしまう人も出てくるありさまで、なんともマクロビオティックは厄介な存在になっているのが現実です。
むそう塾にはマクロビオティックのことは知らなくても、美味しい玄米ご飯を炊けるようになりたい人たちが集まって来てくれます。
最低限、健康を意識し始めた人たちが集まってくださるので、健康のためにマクロビオティックの陰陽を知っていただくようにしています。
最初は食材の陰陽だけでも良いのですが、幸せコースに通ってくださる人たちには、食べ物だけでなく日々の生活でも陰陽を感じてもらうようにしています。
なぜなら、これこそがマクロビオティックの醍醐味であり、人生に希望や愉しみを感じるようになれるからです。
そのためにお願いしているのが、課題本を読んでいただいて、その感想文を提出していただくことです。
今はその感想文の提出時期で、毎日次々と感想文が送られて来ます。
(マクロビオティックの陰陽がわかる本 幸せコースの課題本の1冊です)
多くの人が文章を書くのが苦手とおっしゃるのですが、それは相手を意識しすぎですね。
文章なんてひらがなを知っているだけでも書けるのです。
心に浮かんだ気持ちをそのまま文字に託せば良いからです。
多くの場合は「自分を良く見せたい」と思うから書けなくなるのです。
背伸びした文章はすぐ分かりますね。
何を感じたか? どんなことを考えて生きているか? これが大事です。
もし文章が書けないとしたら、日頃流されるままに生きていて、心を失っている場合です。
自分で自分の人生を歩もうと思えば、誰でも文章は書けます。
あなたの周りのすべてに陰陽は存在します。
正しくは、陰陽のエネルギーは私たちが存在するずっと前(宇宙の始まり)からあるわけですから、私たち人間もまた陰陽エネルギーの結果なのです。
私たちは陰陽エネルギーの中で生活していて、その影響を受けていることを知るだけでも、健康にグンと近づきます。
そのことをもう少し詳しく現実的に知るために、むそう塾の授業の数々が存在します。
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, こころ・想い
2件のコメント
次世代に伝えたいマクロビオティックの考え方と美味しいお料理
私はマクロビオティックの考え方を知って本当に良かったなぁと思っています。
生き方に軸が出来たし、迷わなくなったし、何よりも決断に自信を持つことが出来るようになりました。
たった2つの視点を持つだけで、こんなにも確信をもって物事を進めたり、本来なら不安であるべき状況の中でも、むしろ希望を持つことが出来るほど考え方が整理出来るようになりました。
こんなマクロビオティックですが、巷ではマクロビオティックが宗教だとか偏りすぎているだとか、良くないこともたくさん見聞きします。
それはそれでいいのです。
物事にはすべて陰陽があるのですから当然です。
私は息子に何を残してやりたいかを考えた時、やはりマクロビオティックの考え方と食べることが筆頭にありました。
今はひ弱な息子ですが、マクロビオティックのことを知って、少しずつ自信のもてる判断ができる大人になってくれたらいいなと思っています。
今の時代は情報が溢れかえっているため、不安にならなくていい人まで、意味のない不安にかられています。
でもね、人間は考え方一つで不安にもなるし、幸せにもなるのです。
どんな自分になりたいか?
それを実現するために、マクロビオティックの考え方は大いに有効です。
将来のある人ほどマクロビオティックの考え方を知ってほしいな。
だから私は次世代に美味しいお料理を伝えたいのです。
なぜなら、美味しいお料理には陽性の力があり、まずいお料理には陰性の力が宿ることを誰でも実感できるからです。
実感から陰陽を落とし込むと、深く納得できて、自信が生まれます。
単なるグルメ料理ではなくて、納得できる陰陽料理。
それがむそう塾でお伝えしているお料理の数々です。
(地鶏のつけ焼きと胡瓜の小串 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
「地鶏のつけ焼きと胡瓜の小串」は、「夏のお弁当講座」で登場するお料理なのですが、串の刺し方にも盛り付けにも陰陽バランスがあります。
つまり、線の向きにも陰陽があるのですが、それをうまく外しながら安定感を得るあたりは、かなり高度な中庸の世界です。
そうなんです。
私たちがなんとなく落ち着ける心地よい空間や場所は、中庸に保たれていることが多いのですが、美味しいお料理とともに、そんなことをお伝えするのもむそう塾が大切にしていることです。
なぜなら、中庸は精神性の安定につながるからです。