男子厨房に立つ」カテゴリーアーカイブ

息子が作った中川式玄米チャーハンが美味しかった!

上級幸せコースの最初の授業は、「玄米チャーハン あらめビーフン 干し貝柱とセロリのスープ」の3種類を実習するのですが、復習をする息子が一番最初に手がけたのが「干し貝柱とセロリのスープ」でした。
理由は美味しかったからとのこと。
それから、作り方が簡単だと思ったそう。
美味しい・簡単というのは、お料理をする気にしてくれるようですね。

出来上がったスープを飲んでみると、確かに教室と同じ味で出来上がっていました。
夫と3人でおかわりしていっぱい飲み干しました。
体に染み渡る美味しさが優しくて、幸せな気持ちになりました。

次は「あらめビーフン」ですが、これが難易度高しです。
人気料理であるにもかかわらず、幸せコースに入れられないのは、刻みがちゃんと出来ないと台なしになってしまうことと、一つひとつの工程をきちっと仕上げないと、三色の色が綺麗に仕上がらないからです。
息子はまず包丁を砥いで、慎重に絹さやを刻んでいました。
生まれて初めてのお料理なので、緊張している空気が伝わって来ます。

息子といえども、一人で復習することに意味があるので、私は試食はしますが口出しはしません。
本当は口出ししたいのをグッとこらえるのもなかなかつらいものです。
お料理は中川さんから習うのであって、私から習うのではないので、じっと我慢の私です。

手順であたふたした息子はあらめビーフンで相当疲れたらしく、炒飯まで一気に作らないで、炒飯は翌日まわしになってしまいました。
お料理経験のない者は、こういうところでも疲れるんですね。
(単に息子がひ弱なだけなのかもしれませんが。)

さて、翌日に挑戦した「玄米チャーハン」は、意外にも上手に出来てビックリでした。
このチャーハンのポイントはご飯をパラパラに仕上げることなのですが、それが最初から出来て「おお!」と思いました。
前日にチャーハン用に炊いた玄米ご飯は、口に入れるとふわ〜っと優しく広がってパラパラとしています。
お味も中川さんに教えてもらったとおりに出来上がっていました。

試食して誉めてやると、「教室で習ってから街の中華屋さんでチャーハンを頼んでみたけど、白米なのに硬めの仕上がりで油っこかったよ。」と言います。
(へ〜、そんなことしてたんだ。)
食べ進むと野菜の爽やかさが口に広がって、飽きることがありません。
もちろん、油っぽくありません。
陰陽バランスの取れたチャーハンの良さを息子も知ったことでしょう。

ところで、あらめビーフンも玄米チャーハンも、ともに「油の履歴」をよ〜く考えてお料理するのがコツです。
過去記事にもこの「油の履歴」について書いたものが何本もありますが、ここをしっかり押さえると、中川式のお料理が上手になるのですが、息子にはまだ難しいでしょうか?

ということで、息子はまだあらめビーフンが合格ではありません。
慣れないお料理だけど、頑張って復習の時間を作って、再挑戦してほしいと母は思います。
息子は今夜から京都入りして、明日からの洗い物に備えます。
気持ちを新たに明日からも頑張ろう!




(息子が生まれて初めて作った玄米チャーハン)


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息子の幸せコース修了お弁当

昨年の5月からむそう塾の幸せコースに通い始めた我が息子。
せめてご飯とお味噌汁とあと一品何か作れたら、男一人でも生きて行かれるし、もし家族が出来たら、家族のために何かを作ってあげることも出来るので、男性でもお料理が出来るようになってほしいと私は思っていました。

幸せコースには私が誘ったので、本人が自分からお料理をやりたいと思ったわけではないところが一番のネックなのですが、それでも美味しいものを食べれば、そのうちに作る気になるだろうと静観の構えでもありました。
中川さんからも、「強制したらあかんよ。強制したら料理が嫌いになるからね。」と釘を刺されていたので、強制はしませんでしたが、復習だけは早いうちにして必ず投稿することだけ約束しました。

幸せコースに通うようになっても、復習のほかは好きなものだけしか作らなかったので、「修了作品にお弁当を作る」課題に困ってしまいました。
せめて毎朝繰り広げられる、名物のお弁当投稿をTwitterや「きょうの100点お弁当」の記事でしっかり読んでいてくれたら、イメージも湧きやすかっただろうと母は思うのですが、後の祭りです。

*   *   *

息子は教室の洗い物のお手伝いで、数日前から京都入りしていたので、当日は私のマンションのキッチンでお料理をすることになりました。
京都のマンションは埼玉の自宅のように、調理道具がすべて完備しているわけではありませんし、調味料もビシッと揃っているわけではありません。
ですから、その慣れない台所状態の中でお弁当を作るには、色々なハプニングもありました。

地理も分からない京都で、食材や調味料を買いに行ったり、真夜中の2時過ぎに足りなくなった食材を買いに行ったり、前日はかなりハードでした。
結果として息子は1時間仮眠をし、私は徹夜をしました。
お料理には私は一切ノータッチでしたが、どこに何があるか分からない状態なので、場所を教えるために起きていたのでした。

当日はカウントダウン状態にかなり緊張していて、普段はしない失敗をしていました。
たとえば、焼きあがった出汁巻き玉子を巻きすに移す時に、ドタッと落としてしまって、それが続けて起きてしまったときには、かなりショックだったようです。
そういう時に限って、芯づくりから良く出来ていたりするので皮肉なものです。

さすがに盛込み段階では、OBENTERS™の写真を参考にしていました。
ありがたいことです。
OBENTERS™の存在は、幸せコースの卒業制作では強い味方になって、息子を助けてくれました。
先輩たちに感謝しかありませんね。
(ふと思いました。全国でお弁当を作っている人は、OBENTERS™から学ぶことがいっぱいあるだろうなって。)

そんな楽屋裏があって、やっとお弁当が出来上がりました!
中川さんが撮影してくれたら、こんなにも立派に見えて感動してしまいます。




(玄米ご飯・黒豚の生姜焼き・出汁巻き玉子・菜花の辛子浸け・薩摩芋の蜜煮・紅生姜)

献立から一人で考え、すべてを一人でやり切った達成感は、息子の初めての経験です。
冷や汗をかきながら、生まれて初めてお弁当を作って、こんなに美しい写真に残してもらえて、息子は本当に幸せ者です。
きっと息子はこれから生姜焼きを作るたびに、京都での経験を思い出すことでしょう。
そして、お弁当に入れた三種類のおかずも、一生忘れないお味になることでしょう。

息子は、やっと作ったお弁当を中川さんが写真に撮ってくれて、その写真の美しさに感動して、思わず涙がこぼれたようです。
その様子を見て、麗可ちゃんがそばに来てくれました。




麗可ちゃんは、クラスで男一人で心細い息子を何かと支えてくれて、たくさん面倒をみてくれました。
「私をお兄ちゃんだと思ってね!」と言って。
息子は一人っ子なので、麗可ちゃんのお気持ちがとても嬉しかったようです。

息子に親として残してやれるものは何もないけれど、最低限、マクロビオティックの考え方と、「京料理人  中川善博」という人の存在の大きさだけは伝えてやりたいと思っています。
息子の涙を見て、きっとその一部でも伝わったのではないかなと思いたいところです。


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食べることを出来る男子になろう

今日はやっと確定申告用の会計処理が終わって、私にお正月がやって来た。(といっても明日には京都入りだけど。)
あとは税理士さんに送るだけ。
といってもそれは夕方の話。
仕事を早めに終えた夫が帰宅して、「それじゃ、美味しいものでも食べに行こう」と言って、近くのお店に連れて行ってくれた。
下戸の夫はウーロン茶を飲み、息子はカルピスにリキュールを落としたものを飲んでいる。
アルコールは私だけ(笑)



このカウンターでお料理をしてくれた料理人さんは、まだまだ若い青年で、和食の板前さんになった方がお似合いの体型だった。
そんな彼とあれこれ話していたら、「自分は中学時代勉強が嫌いだったし、親にも反発したけど、周りに助けてもらったので恩返しがしたいと思ってこの道に入った。」とのこと。
そんな彼と息子に、「食べることをできる人は強いよ。どんな環境になってもやって行けるからね。」とエールを送った。

これからは男性でもお料理ができた方がいい。
今までは家庭内のお料理は女性のイメージが強いけれど、これからの時代は男性も女性も等しくお料理ができた方がいい。
それは決して新しいことではなく、生き物として当たり前のことだから。

*   *   *

息子は今日も出汁巻きを焼いていた。
まだまだスタートしたばかりのヨチヨチ歩き状態だけど、回数をこなすうちに少しずつ上達する部分があるので、頑張って続けてほしい。
もう少ししたら、お土産用の容器を買ってきて、夫の事務所の人に食べる協力をお願いできたらいいね。
誰かに「美味しいです!」と言ってもらえたら、きっと息子も嬉しいだろうから。
人間って些細なことからやる気が芽生えて、どこでどう変わるか分からないのでね。



あれれ? 2杯目から火に追われているよ〜。
その原因はその前の工程がのんびりしすぎるところにあるね。
お箸の動きや油を塗る工程に無駄な動きがあるのと、「それ、今だ!」というタイミングを過ぎてしまっているのが原因だね。
大先輩の麗可ちゃんのスピードを細胞に染み込むほど繰り返し見てごらん。
このスピードと無駄のない動きが大事なんだよ〜。



そういえばこの動画は、熱原が火力の弱いコンロなので、今度はBOで動画を撮らせてもらいたいな。
その方がみんなの参考にもなるので。
(麗可ちゃん、よろしくお願いしますm(_ _)m)
あ、そうそう。
このチャンピオン鍋は使いやすいですよ。
弘法筆を選ばずではなく、選んだ方がいいかもです。


カテゴリー: 中川式出汁巻き玉子, 男子厨房に立つ | 8件のコメント

下半身を強くする玄米ご飯と野菜

昨年の記事ですが、やはり玄米ご飯のことが書かれていたのでリンクしておきます。

下半身を強くする玄米ご飯 2015.11.18

昨年から息子は玄米ご飯を炊き始めたのでした。
ちょうど1年になるんですね。

<息子へ>
頑張ってるね!
その結果は必ず君の人生に返ってくるよ。
自分の隠れた才能を発見するつもりでお料理してごらん。
宝探しみたいで楽しいよ。
それから、冬には土の下で取れる野菜も食べてね。
下半身をしっかりさせてくれて、粘りのある体になれるよ。
下の写真の蓮根ステーキは来年のお楽しみ♪


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(蓮根ステーキ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)


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息子の作った「ほうれん草菊花浸し」

息子はまだまだお料理への関心は薄いけれど、先日習ったお弁当講座の復習をして写真を送って来た。
最初は本当に小さい小鉢に盛っていたので、もう少し大きな小鉢に盛るように言った。
食器棚の中にどんな器があるかよく分からない息子には面倒なことだろうけど、バランスを教えたいので言ってみた。
最終的に決まったのはこの器。


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(ほうれん草菊花浸し)

写真の写し方がなかなか上達しないけれど、お料理も写真も練習あるのみなので、頑張ってほしい。
それには回数をこなすこと。
1回1回考えながらね。
そして、お手本にふさわしい作品に多く接すること。

何はともあれ、今の段階では初めての食材を使ってお料理を作ったことを褒めてあげよう。
そうしたちょっとした経験が積み重なって、やがて自信が形成されて行くんだよ。
何か一つに自信が持てたら、そこを突破口に人間は変わって行く可能性があるので、恵まれた環境をぜひ活かしてほしいな。


<関連記事>
「2015年版 秋から冬の極上お弁当講座」 11月3日


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