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乳児のうちにくる病? 乳児に日焼け止めクリーム?

ビックリしたことがあった。

最近は乳児のくる病が増えているらしい。

そして、母子手帳から「日光浴」の文字が消えたらしい。

さらに、乳児に日焼け止めクリームを塗ることが良いとされるそうだ。

これではビタミンDが不足して、どんどん免疫力が低下してしまう…。

 
 

以前、北欧に暮らしておられて、足が不自由になったお子さんを連れて、むそう塾に来られた人がいた。
すぐさま「くる病」だと判断して、太陽に当たることをおすすめした。
それからお魚を食べることも。
そうしたら、3か月で足がよくなって、走り回れるようになった。

子どもは風の子、太陽の子。
ぜひ命の原点を忘れずに育てたいものだと、強く思った。

 
 

(サンマ マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

サンマやイワシにはビタミンDが豊富に含まれている。
せっせと食べて太陽に当たろう。

 
 
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シャボン玉せっけんの歯磨き剤のこと

歯磨きをするとき、あなたはどうやって磨いていますか?

私はある歯科医師さんの指導によって、歯磨き剤を使わない磨き方をしていました。
そうすると、歯が黄ばんでくるので、それがイヤだったのです。
でも、歯の黄ばみは口呼吸をしているときに、カルシウムが乾燥して出来るので、鼻呼吸をするようにと指導されました。
それで、眠るときには唇にテープを貼って寝たりしたものです。

ところが、息子にも同じようにさせていたら、歯の黄ばみが気になり始めました。
息子が歯磨き剤を使いたいというので、悪いものが使われていないシャボン玉の「せっけんハミガキ」を許可したところ、相性が悪いらしくて、自分が使いたい歯磨き剤を買って来ました。

しかし、それには避けたい成分どころか、大きな粒が入っている商品だったのです。
でも、これは絶対使わない方がいいです。
なぜなら、その粒が歯と歯の隙間やポケットに入って、そこから歯周病が発生することが分かっているからです。

このような商品については、多くの歯医者さんや歯科衛生士さんが情報を出しているので、ご存知のかたも多いことでしょう。
それで、私がおすすめの歯磨き剤はこちらです。
・「シャボン玉 せっけんハミガキ」
・「シャボン玉 薬用せっけんハミガキ」
成分に関してはこちらから。

どちらにも研磨剤が入っていますので、毎回使うのではなく、時々使うのがよいのですが、息子は毎回使いたがります。
(きっと歯に傷がついているだろうな)

黄ばみなら重曹で磨けばよいのに、それもしたがりません。
親がよいと思っても、ことごとく拒否するので悲しい気持ちになります。
もちろん、食べ物や飲み物の影響も大きいです。
歯は健康の要として一生影響するものですから、きちんと理解してほしいなと思う日々です。

 
 

薬用もあります。

もちろん、自立します。

 
 
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インプラントには要注意! 麻酔をしない 歯を抜かない歯科治療 

時代とともに歯の治療方法も変わりますが、インプラントはよくよく考えた方がよいと思います。
最近のインプラントはチタンが採用されて、骨にとても親和性がよいのですが、その分ガッチリと固定されてしまいます。

ですからインプラントは、交通事故や喧嘩などで歯を失った場合で、再生治療の一環として考えたらよいと思います。
再生治療のできない歯科医師にお世話になると、外科主導型の治療になってしまうので、問題のある仕上がりになるでしょう。

また、日常の歯の治療で、気軽にインプラントを採用してしまうと、その後歯周病になったりしたら大変です。
顎の骨にガッチリ固定されているので、手の施しようがない場合もあります。
インプラントが出来る人は、歯周病や糖尿病、高血圧などの病気がない人でなければなりません。

それから、手が不器用な歯科医を選ばないことがとても重要です。
歯医者さんというのは大工仕事でもあるからです。
インプラントはネジを回してしまったら、後で逆回しをして取るなんて簡単なものではありません。
ガッチリくっついてしまうので、どうしても取り除こうとすると、顎の骨が骨折することもあるそうですよ。

また、歯は命とつながる臓器でもあります。
「あれ? なんか変だな?」という違和感は、体からの重要なメッセージでもあるわけです。
これがインプラントになっていたら、メッセージが届きません。

自分の歯を残しておくことは、健康への大事な道でもあります。
インプラントは何かとトラブルの多い方法でもあるので、歯の治療は患者自身がよく勉強してから臨みたいものです。

 
 

このような本もありますよ。

麻酔をしない 歯を抜かない歯科治療 橋本秀樹

 
 
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再び 火傷のときには同種療法としてお湯につける方法

このブログでは何度も登場してもらっている甲野善紀先生ですが、昨日もまたTwitter(X)で先生のTweet(ポスト)を読ませていただきました。
火傷のことが書かれていたので、引用させていただきます。

 
 

甲野善紀先生のポストより>

甲野善紀
固定観念といえば、昨夜は帰宅が12時近くになったが、10時間後には、16日から始まるアースマンシップの合宿のための私の荷物を受け取りに、スタッフの方が来られるので、その荷造りをしなければならない。そこで少しだけ食べておこうと思って火を使った時、思いがけずかなりキツイ火傷をしてしまった。

直前までガスの直火にかざしていたフォークを、考え事をしていて何気なく持とうとしてしまったのである。熱湯がかかったというような熱さではない。おそらく200度か、それ以上はあったと思う衝撃的な熱さだった。

「ウワッ、やってしまった」と思ったが、16日からは山の中での合宿で、さまざまな作業や稽古などもやる予定なので、とにかく早く使えるようにしなければならない。

直ぐに湯を沸かして熱めの風呂ぐらいの温度にした湯を湯呑の中に入れて、火傷した人差し指を漬ける。ひどくジンジンするが「今夜一晩で使えるようにしておかねば…」と思ったので、かなり熱めになるように差し湯して温度が下がらないようにして十数分耐えた。

まあジンジンした痛みも薄らいできたので、湯呑に浸すのは止め、シャワーを浴びて汗を流したついでに、火傷した所にシャワーをかけると、まだ少し痛んだが何とかなりそうな気がしたので、もう湯に浸すのは止めにした。

ただ、この火傷の対処法をした後、念のため打撲や火傷にも効果があるスキンクリームを厚めに塗って大きめのキズ絆創膏を貼っておいた。すると、荷造りをしていて2時間ほど経つと、指の火傷は殆ど気にならなくなり、今朝は押しても擦っても、ほぼ何でもなくなっていた(多少皮膚が白くなっていたが)。

あの熱さでの火傷を、もし水で冷やしていたら、シッカリと水腫が出来、明日からの合宿で道具を使ったり、武術の技をかけるのに、手や衣服を掴んだりするのが大変やりにくいことになったと思う。

あらためて、火傷の対処法を知っておいて良かったと思った。しかし、この「火傷は湯につけて温める」という、世間の常識と真逆の方法は、なかなか普及しない。

まあ、感覚的に「ええーっ」となるからだろう。もう十数年この手当法を行なっている私でさえ、昨夜火傷した時にはあまりの熱さに思わず「冷やしたい」と思ったほどだった。それを思うと、一般の人達が「火傷した、すぐ湯に浸す」という反射が身につくのは、なかなか難しいのだろう。

しかし、その効果は常識的火傷の対処法と天と地ほどの差がある。このことを記した唐の時代の漢方の本『備中千金用方』には「火傷をして冷やすと熱が奥に逃げて治りが遅くなる。これを熱すれば、はなはだ痛むが、その効果は神を見る如しだ」とあるのは嘘ではない。

火傷を温めるのはホメオパシー由来だと思っている医療関係者もいて、実際に試みもしないで頭から否定する者も少なからずいるようだが、そういう人は実際に試さないで否定していることは明白である。実際にやってみれば、そのあまりにも大きな効果の違いが実感出来る。

何しろ、私はこの方法を人に教え、御礼を言われた回数はとても記憶出来ないほどの件数だが、一件のクレームもない。何かと言えば「科学」「科学」という医療関係者なら、何より実際に行なってコメントすべきだろう。

 
 

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マクロビオティックのお手当だけではなく、こういう方法もあることを知っておくと、いざというときに選択肢が広がっていいかもしれません。
むそう塾ではアロエもおすすめしていますが、いくつかの方法を理屈で知っておくと、納得しながら対処できるのでいいですね。
最近では巷でも「湿潤療法」というのが増えて来ました。

火傷の瞬間は気が動転してしまうでしょうが、とにかく速い対応が肝心なので、身近にあるもので急いでお手当しましょう。
陰陽的には陽性に陰性を組み合わせることが多いのですが、陽性に陽性というウルトラバージョンもあります。
さあ、どうしてそうなるのか、よ〜く考えてみましょう。
面白いですよ〜。

むそう塾生なら、お料理における急激な温度変化は、どのような結果につながるかを考えてみると、案外接点が出てきます。
人間の体も同じですね。

 
 

<甲野先生の火傷に関する過去記事>
火傷(やけど)は冷やすより温めた方が治りが早いそうです 2021.8.24
コロナにも通じる「風邪の効用」と甲野善紀先生の考え方  2021.9.30

 
 

(紅葉海老 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

このお料理は、熱湯に海老をくぐらせて冷水にとるのですが、ふと、火傷をして冷やしたらこんなふうになるよねと思いました。

 
 
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「一日30食品」の指導は2000年に削除されています

昨日、ある塾生さんとお話をする機会がありました。
彼女はまだむそう塾を知って間もないのですが、話の中で「一日30食品」を摂るのがよいことだと思っておられて、ビックリしたのでこの記事を書いています。

このブログの過去記事に次のようなものがあります。
一日30食品は過去の情報です 2011.6.15

その記事にも書いてあるように、「一日に30食品」摂ろうとする指導は、2000年には削除されています。
30食品摂ろうとしてむしろ食べ過ぎになり、メタボリック・シンドロームなる現象につながったからです。
今は2023年。それでもまだこうして過去の情報をそのまま信じている人がいるのです。

幸いにむそう塾とつながってくれたので、ちゃんとその情報は古いことをお伝えしました。
世の中には、まだまだこの情報を信じている人がいるかもしれませんね。

国が指導する食生活指針は次のように変化しています。
・1985年(昭和60年) 「一日30食品」がスタート
・2000年(平成12年) 「一日30食品を目標に」が削除
・2005年(平成17年) 「食事バランスガイド」がスタート

 
 

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それから、玄米ごはんやお味噌汁の話もしました。
テレビから情報を得ていると、間違った方向に行きかねません。
真実は自分で探すのです。
生きるって、ある意味真実探しの旅かもしれません。

私の好きな写真があります。
むそう塾生のお子さんの写真です。
こんなうちからお料理の楽しさを知ってくれて、本当に嬉しいです。

 
 

(むそう塾のサイトの  陰陽を感じる日々のくらしより)

 
 
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