薄く剥けるようになりました。 いよいよ刻みの精度を求められる段階に来ましたね。
ボールに放っても元気が無く、ウール玉にまとめようとしたらふわふわエアリーな弾力が無く、まるで布巾を絞るかのように小さく固まる。
これは「蘇生」という状態にならなかったことを表します。
薄く剥いたものを束ねて繊維に直角に刻む時本当に切れる包丁でなるべく細胞の切削破壊を少なく刻まないと細胞の中に水が浸透して張りができ、シャキシャキ感を出すという「蘇生」が行われません。
厚みを揃え、砥ぎを上げて細い断面正方形を実現しましょう。
縦線やバナナの葉の部分は細胞が潰れているので水にはなっても蘇生しないということを強く意識しましょう。