まずはHaさん(43-3)からです。
棟方志功が描いた薔薇の花かと思いましたねぇ。
上が太い円錐になるときは大根が寝ている時です。
力んでいるから寝るのです。 視線は大根に垂直に。
動画を100回見たと書いてありましたが、そのとき両手は遊んで
居ませんでしたか? 動画と同じ動きを真似ていましたか?
動画の動きを完コピしていましたか?
ぼーーーーっと100回見ても時間の無駄です。実際に動かして得た
電気信号を脳に送りながら視神経からの情報と同一レイヤーに統合す
るのです。
次はMuさん(30-3)です。
芯が多角形になっているということは? おかしいですよね?
面圧も包丁の刃の上下もまだまだ出来ていません。
動画を観るときに手はお膝の上で揃えていませんか?
同じ動きを見ながら真似る。 これがエア桂剥きです。
全く私と同じ動きになるまで。 徹底的に見ながら動かすのです。
次はKoさん(36-6)です。
安定しています。 が、怖がっています。
今の技術は受講までの予習で貯めた資産です。 それを切り崩している
だけに見えます。 それではダメ。
日々自己新更新を目指してください。
次の課題は「絶対にマッチ棒の厚さを超えないように」です。
次はAkさん(35-9)です。
分かったつもりで分かっていなかった。
こういうことは普段からあるのではないでしょうか?
実技練習の時のあなたをみているとそれを感じます。
ヘタクソなのにヘタクソがバレるのを嫌がっています。
そしてあとから家で自分でこっそりやり直して、上手に
なっておき、裏特訓を知られないでおく。
しかし幸せコースではそれは通じませんので、ぜひとも
カッコ悪さを楽しんでください。 あなたにアノお姉さん
の真似は無理です。
素直にかっこ悪く、1年でかっこ良くなる。これが正解。
グローバルはステンで柔らかいのであの砥石でも簡単に
研げますから安心してください。 刃先の接写画像も送れ
ば研ぎ方も指導します。
下が細い円錐になるのは力みすぎて大根が寝ていくからです。
大根に視線を直角に。力みを無くす。 刃は上下に動くだけ。
次はIsさん(25-2)です。
最初の2さくはダメ、失格。
3さく目ならば商売に使えます。
何が違うか解りますか。 簡単にいえばキレです。刻んで水に放つ
ところまではごまかせますが、蘇生してざるで水切りしたときに
上手かヘタクソかが解ります。 理解できるかどうか解りませんが
書いておきます。 先の2さくは水に放って水を吸い上げ、水で
ふやけ始めて居ます。 これは細胞が必要以上に潰れているから、
角柱の角が微妙に丸いから。これはお造りを食べる時に醤油に触れ
た瞬間に醤油の塩分でべたっとしおれます。3さく目のはそこそこ
切れていますので角が立って断面が光っています。
これは醤油に触れてもシャキシャキ感が長く消えません。
潰れた細胞が少なく済んでいるから。 前の2さくは息を吸う時
に刃を下ろしていますが、3さく目は息を吐く時に切っています。
だから力みなく細胞を最小限に破壊しながら刃を前に進めている
のです。 解ったかな?
次はOoさん(37-10)です。
いよ! 芯造りの名人!
みたいな感じですね。 まるで主役が芯のような仕事です。
正しい厚さで正しく剥いた結果が美しい円柱であった。という
のがかっこいいですよね。それを目指してください。
しかし、あなたの姿勢、視線は正しいですね。あとは面圧です。
面圧は大根の表面に当てるのでは無く、大根の中心線に向けて
当てるとイメージがつかみやすいです。
次はFuさん(35-6)です。
包丁はキレが良くなっています。100点で使えている人は
少ないのですから、これで良いですね。あとは使いながら毎日
少しずつ改善していけば限りなく100点に近くなります。
同じ厚さに剥いて剥いた幅で刻む。 これを念頭に練習してください。
次はSaさん(42-5)です。
同じ厚みに剥くということに才能を見いだせます。
面圧のイメージを少し優しく変更してみてはいかがでしょう。
表面に押し当てる から 大根の中心線に向けてそっと押し当て
るに。 結果が変わってくると思います。
あなたはマッチ棒の厚さを超えないように一定の厚さで剥く
練習をしてください。 もう少し包丁を研いでください。
次はTaさん(22-10)です。
包丁を上下するときに、左に進めたい欲望が顔を出しています。
そして上下するときに面圧に強弱が出てしまうので厚みが波打ちます。
力みがあるので大根が寝ます。
大根が寝ると下が細い円錐になります。
次はTaさん(42-2)です。
全回の画像の挿し間違いが有りましたことお詫び致します。
イメージトレーニングの重要性に気づいてくださってありがたいの
ですが、動画をご覧になる時に両手は動画とシンクロしていますか?
ただ見るだけでは効果は少ないです。 見ると同時に手を動かして
運動神経に覚えさせてください。 これがエア桂剥きです。
1さく目は芯がまっすぐな円柱ですが、2さく目は上が細い円錐で
刃が内側に食い込んで困ってしまった跡が見えます。
力みの増減も面圧の有無もまだコントロールできていないようです。
まずは安定して、同じ厚さで最後まで剥く。 これを目指してください。
次はMaさん(36-8)です。
基本的に包丁は毎日使っただけ研ぎます。
砥石は凹んだら平らに修正します。こまめに修正したほうが一回の時間が
短くて済みます。
まずは、最初から最後まで同じ厚さで剥くこと。
いつも包丁を切れるように研いでおくこと。
力みを取ること。
これですね。
次はKoさん(26-12)です。
私の説明を聞けて居ませんでしたね。
切る材料に向けて垂直に刃を下ろせてないので断面は菱形です。
これはどのような太さであっても正方形であるのがセオリーです。
拍子木から針まで。 例外はありません。
刻むときに注意してください。 有次みえていますか?
次はArさん(28-4)です。
たくさんの力作をありがとうございます。
同じ幅に刻む練習をしたときのままでいつも全て刻みましょう。
いつも全て同じ幅に刻むのです。 無意識に刻むときはバラバラでも
良いというものではありません。 いつも同じ幅で刻んでください。
やればできるのにやらないのは怠慢です。 やってもできない人には
丁寧に教えますが、やらない人には「やりましょう」と言うしかあり
ません。 やりましょう。
次はHiさん(43-5)です。
タッタッタッと刻んでもあなたは直角に刃を下ろせる技術があり
ますね。 素晴らしいです。
あとは徹底的に同じ厚さに最初から最後まで剥き続けることです。
マッチ棒の厚さに剥いてください。 決してマッチ棒を超えないように。
今日の作品は少し荒れていますね。 忙しかったのでしょうか?
無理に時間を作ってストレスにならないように。 引くことも大事。
次はIsさん(44-1)です。
力みすぎです。 筋トレではありませんので、握力32を全て使う
必要はありません。
芯の上下が樽型にすぼまって要るのはあまりに左手で強く大根を握って
いるからです。
エア桂剥きを徹底的に行ってください。
みてますよ〜と言って10回や20回見てるだけではダメです。
見ながら両手を真似て動かして同期するのです。
次はOkさん(41-5)です。
つながるようになりましたね。これで良いのです。
次はなるべく力みを抜いて美しいフォームの形成です。
大根に対して視線は垂直に、 顎を引いて方を下げて、上半身の
力を徹底的に抜く。 下半身にどっしりとした重心を。
これができたらあとは動画の真似をして数を剥くのです。
下が細い円錐になるのも力みすぎが原因です。
どんどん練習してください。
終わります。
いったんここで切ります。 きりがないので。
みなさん動画を見るのですが両手の動きと同期していませんね。
見ることと動かすことを別次元で考えています。
自転車を乗るときにいちいちペダルを見て「次は右足を下に踏
み込む 其の次は左足を・・」とは考えていないはずです。
桂剥きも同じです。
思っただけで剥けるようになってください。


















































































































































































































