桂剥き道」カテゴリーアーカイブ

桂剥き投稿218

Hiさん(43-5)です。













人間の筋肉というのは案外幼稚なつくりでありまして、直前の動きや加減を記憶してしまうのです。
それを反復して反復して行うと癖や術として深く記憶し、考えずとも同じ事を何度も出来るようになります。
逆に優しいセンシティブな動きをする前にたとえば引越しでトラックを担ぐとか、米俵を2俵担ぐとか(笑) すると最大筋力を使った記憶が残ってしまうのです。それは一晩眠っただけでは忘れてくれません。 記憶を消去するには逆の記憶で上書きする必要があるのです。
ティッシュを30枚数えるとか、水に浮かべた花弁を箸でそっとつまむとか、わらび餅をそっと手で半分に割るとか。 そうするとそれらよりも桂剥きの方が力が必要な行為となり、むきやすく安定を得られるのです。
もう次の桂剥きでは今回ほど力は入らないでしょう。
それは残った芯が捕鯨銃の槍の先のようにすぼまらずに、認め印のように円柱に残ることで判別できます。
芯が変形したのはいつもの大根よりも陰性で柔らかかったことにも原因があります。

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桂剥き投稿217

Haさん(29-4)です。











動画も拝見しました。
動画10がヘタになったように感じるのは青首の上の方なので硬いからです。
動画9が今のあなたのベストですね。 素晴らしいです。
9の剥き方でじっくりでいいので力を抜いていってください。
9ではあなたが苦手とする「見えない刃と見えない大根」をちゃんと見ています。
これで良いのです。 私は解かってくれて嬉しいです。
今日があなたのターニングポイントと認めます。 喜んでください。
履歴書に「桂剥きでき?」と書いてもいいです。
もう躊躇せずにどんどん剥きましょう。 剥けば剥くほど上手くなるモードに入りました。
大丈夫。

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桂剥き投稿216

Miさん(6-6)です。






着実に上達していますね。 素晴らしいです。
刻みはあなたの心根が現れています。 神聖なまでに正方形な断面で揃っています。
これで良いのです。 「マッチ棒の厚さに剥いてマッチ棒の幅に刻む」これの事を言うのです。
上から下まで直角と直線で構成された作品は美しいですね。
では次回からの課題は「マッチ棒の半分の厚さに剥いてマッチ棒の半分の幅に刻む」です。
もう出来るでしょう。 ヒゲソリ感覚を忘れないようにしてください。
最低限しか細胞を傷つけないように切り進むのです。

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桂剥き投稿215

Kaさん(36-6)です。














動画も全て拝見しました。
大根はスピードが遅いです。 絶対的にアマチュアなスピードですからケンにしたら立たないのです。
もっとエネルギーがある内にシュルシュル??と剥けていれば水に放つとピンピンに立ちます。
人参は薄さは揃って来ましたね。 これもスピードが増せばもっとキレが出ます。 
横ケンは剥いた厚みで刻まねばなりません。大根も人参も長芋も同じです。
長芋を剥いてもらいました。 これは長芋という難しい物を剥いて、いかに力を抜くかを学んでもらいたいからです。 持ち方が・・(笑) これはダメですねぇ。刃が飛んだら手を切ります。
手を途中で洗いましたが、手が濡れれば濡れるほど滑ります。
力を入れれば入れるほどヌルヌルすべります。
これを剥いたあとに大根を剥いてみると、なぜ長芋指令が出たか理解できるかもしれませんね。

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桂剥き投稿214

Saさん(15-10)です。



Air桂剥きも大根向きもどちらも重要です。 まんべんなく練習してください。
断面を見てもRを見ても間違っていません
ただただ練習が足りないだけですね。 
強制ではありませんので無理やり練習させるわけにはいかんのです。大人の世界ですから。
私は「上手くなりたい」人を応援したいのです。
そこそこでいいと思っている人に「ソコソコ」教えるのは苦手です。

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