かねてから感じていた理解力と実践力の個人差。
それは100人いれば100通りの解釈をし、100通りの実践をすると言い切れます。
それでは正しく伝えようにも限界が出てきます。
相手が現実に理解できて、再現できてこそ伝えたことになるので、その差を何とか埋めたいと思って開催しているのが、かつての「炊こう会」やこの秋に目白押しの各講座です。
昨日は1回目の「一番出汁の取り方を極める特訓講座」と「お箸の持ち方講座」を抱き合わせで開催しました。
お出汁の取り方では想像以上の差があって、こちらも勉強になりました。
私は70回近くも味見をしていたら、舌の感覚が陽性になってきて、戻るまで時間がかかりました。
でも中川さんは大丈夫なのだとか。
「そこがプロとアマの違い」と言われてしまいました(^^;)
本当にプロというのは凄いものです。
写真は昆布の出汁が出るのをみんなで待っているところです。
色々な話をしながら待つのはとても楽しくほっこり出来る時間だったことでしょう。
その間にしてくれる中川さんのお料理に関するお話は、とても勉強になってお得な気分でしたね。
1回1回だんだん上手になって、笑顔がとっても素敵になっていく光景は、見ていても気持ちの良いものでした。
人間はやはり「出来るようになる」ということが、どれだけ活力源になっていくのか、目の前で証明してくれた感じがしました。
全員が合格して、美味しいお出汁を抱えながら「さようなら〜♪」と帰って行く後ろ姿を見送りながら、「ああ、開催してよかった!」と心から思えました。
ご参加くださった皆様、お疲れさまでした。
この講座は、きっとむそう塾の名物講座になることでしょう。