投稿者「マクロ美風」のアーカイブ

病気に対するマクロビオティックの陰陽の考え方と切り替え時

昨日は初めてのかた(A子さん)にお会いしました。
A子さんは、ご自身の病気をマクロビオティックのお食事で寛解までこぎつけたという、頑張り屋さんです。
私のブログを長い間お読みくださっているそうで、過去記事のお話がスルスルと出てきてビックリしました。(ありがとうございます)

お話を伺っていると、やはり病気を克服された人にありがちな「切り替え時」を過ぎた感じがしました。
これはマクロビオティックで病気治しをした人が陥りがちな現象です。

下図をごらんください。
病気に対する食事と精神面のあり方を、マクロビオティックの陰陽で考えたものです。
まず、人の体調や体質は「極陽性・陽性・中庸・陰性・極陰性」の5つに分類できますが、病気というのは「極陽性」か「極陰性」のときに発症しやすくなります。
つまり、偏りすぎた状態ですね。

偏りの原因は実にたくさんありますが、先天的なもの、後天的なものすべてが影響します。
西洋医学なら病気になると薬で対処しますが、マクロビオティックではなるべく食事や生活面で対処しようとするのです。
ですから、陽性に偏ったのが原因なら、陰性なお食事にしますし、陰性に偏ったのが原因なら陽性なお食事にします。

A子さんはマクロビオティックの指導者から陽性に偏ったとの見立てで、陰性のお食事を続けて来られたそうです。
病名(ここでは伏せます)からして、陽性な病気なのでその指導に間違いはないのですが、もうA子さんは陽性さが減って来ているので、中庸のお食事にした方がよい状態でした。

ここです。ここが誰しも陥りがちなところなのです。
もう偏りはなくなった(寛解した)のに、それまでと同じ食事を続けていると、今度は反対側の病気に近寄ってしまいます。
ですから、病気がよくなったら、意識的に中庸の食事に戻すことが必要なのです。

現在のA子さんは、「陽性のお食事を食べたいな」という体の声をお持ちでした。
ほらね。ちゃんと体はバランスを取ろうとして、発信してくれているのです。
なんて賢いのでしょう!
ここは素直に体の声にしたがって、陽性なお料理を召し上がるべきです。

野菜を陽性な料理方法で召し上がるのもよいし、動物性の食材で質の良いものを少量召し上がるのもよいです。
ただし、動物性のときには毒消しをお忘れなく。

 
 

 
 

そして、食事と同じくらい重要なのが、精神面の陰陽です。
精神面でも陽性になりすぎて病気になったり、陰性になりすぎて病気になったりします。
その原因は食べ物から来ていることもありますが、環境から来ていることもかなり多いです。
人間関係や仕事関係で問題を抱えていると、いずれ病気になってしまうこともあります。

A子さんは生真面目なタイプとお見受けしました。
ですから、忠実に病気対応の食事をされて来て、寛解に至ったわけですが、精神面に陰性な状態が少し出ていました。(これはお食事のせいです)
この辺で切り替えて、本来お持ちだった陽性のよい面を活かせるような環境が必要だと感じました。

これからは、中庸のお食事や暮らし方を取り入れて、精神面も中庸を目指しましょう。
愉しいこと、心地よいことに接して、心から安堵できるご自分を確認しましょう。
そうすると、少々羽目を外しても、ダイナミックな行動をとっても、体調や人間関係を壊すことはありません。
むしろ、スマートに成し遂げられるでしょう。
これこそがマクロビオティックが目指す「自由人」です。

一病息災といいますから、病も無駄ではありません。
すべては学びになります。
これからは、病気前よりお元気になられますように。

 
 
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京都 貴船の川床体験 自由人コース1の課外授業が終わりました

2023年8月5日(土)。
「自由人コース1」の課外授業が終わりました。
2020年から始まったこの「川床体験」は、今年で4年目になります。

2020年:最後まで川床で過ごす。
2021年:途中から雨でお部屋へ。
2022年:乾杯後間もなく雨でお部屋へ。
2023年:最後まで川床で過ごす。

今年はとても良いお天気に恵まれて、貴船のひんやりとした空気で、長時間気持ちよく川床料理を楽しめました。
お料理も今までで一番美味しかったです。
貴船への往復も晴れでした。

京都市街に戻ってくると、貴船とはあまりの空気の違いに、一同がビックリ。
あ〜、あの空気がほしい〜〜。

中川さんのブログで一日の様子が記事になっていますので、こちらではちょっとだけ思い出のシーンを。

 
 

美女ふたり。

 
 

私たちの席は一番上流のこの場所にあります。

 
 

こちらへどうぞ。

 
 

お食事が来るまでの束の間に、冷たい水に足をつけて大はしゃぎでした。
みんなの笑顔がいいですねぇ。

 
 

さあ、お食事です。
木漏れ日がやさしくて、心地よいのです。

 
 

見上げるとこんな感じ。

 
 

下流の方はこんな感じ。

 
 

女将さんがご挨拶にいらしてくれました。

 
 

ひろ文さんは広いので、段々畑のように川床があります。

 
 

貴船神社はパワースポットとして知られているのと、涼を求めて来る人で道路がかなりの混雑でした。
でも、到着してしまえば暑さを忘れる別天地です。
私たちもしばし癒やされて、また頑張ろうと思えた一日でした。

 
 
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「鱧とブロッコリーとトマトのパスタ」が美味しかった

 
 

洗濯機を買い替えるために「EDION 京都四条河原町店」に行き、その後、京都高島屋の7階にある「アルポルト」でパスタを食べた。
本日の日替わりパスタは「鱧とブロッコリーとトマト」だそうで、材料を聞いたら食べたくなって注文してみた。

正直なところ、あまり期待していなかった(失礼)。
でも、一口いただいてみると、さっぱりして美味しいではありませんか!
塩加減がちょうどよくて、スープも一滴残らずいただいた。
夏には和洋中色々なお料理で鱧の美味しさを堪能できるのが、京都のよいところかもしれない。

 
 
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「おせちの苦手克服講座 野菜他編」開催のご案内

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」では、「秘伝コース」で「おせち料理」をお教えします。
「幸せコース」の時から始まって4年目になりますので、お料理の基本は積み重ねて来ています。
さらに、お弁当投稿をされている人なら、日々「詰める」ことに慣れているので、その延長線上にあるおせちは、案外上手に作れる人が多いです。

ただ、1年に1回しか作らないものもあって、ちょっとあやふやなお料理もあったりするのが現実かもしれません。
そんなわけで、皆さんが今ひとつ自信がないところを、デモや実習で納得してもらえる講座を企画しました。
「魚編」と「野菜他編」に分かれます。

この回は野菜だけでなく、動物性も混じってしまいますが、おせちはとにかく料理数が多いためこのようになってしまいました。
何卒ご理解くださいますように。

なお、おせち料理を習うのは秘伝コースの11月23日ですが、まだ習っていない段階で受講されると、とても勉強になるので、現在秘伝コースに在籍中の塾生さんも、ご希望者がおられれば追加開催でお教えすることも検討します。

 
 

予めご希望された方々は、次のとおりですが、この他にご希望のかたがおられましたら、平日になってしまいますが開催を検討しますので、マクロ美風までご遠慮なくご連絡ください。
※ 予約システムからお申し込み済みのかたには、“済”の印をつけておきます。

【10月1日()】
<ご希望者>
1 まきさん(94-4) 済
2 ペロリさん(12-10) 済
3 朝さん(84-2) 済
4 ようこさん(43-2) 済
5 京子さん(93-4) 済
6 ゆみさん(8-4) 済
7 友紀さん(120-2) 済
8 おはるさん(3-3) 済

【11月3日()】
<ご希望者>
1 こたろうさん(107-5) 済
2 舞さん(36-6) 済
3 しょうこさん(128-3) 済
4 ゆきさん(15-10) 済
5 めぐさん(123-3) 済
6 ばんびさん(21-9) 済
7 好さん(69-4) 済
8 おかめさん(64-5) 済

「魚編」はこちらから

 
 

*   *   *

【講座名】
「おせちの苦手克服講座 野菜他編

【開催日】
・2023年10月1日(
・2023年11月3日(

【会場】
むそう塾(京都市左京区孫橋町18)

【内容】
・花百合根 デモ & 実習
・黒豆 デモ
・栗の甘露煮 デモ(栗の剥き方、炊き方、瓶詰め方法)
・鰻巻き デモ & 実習
・鶉丸 デモ(丸の取り方実習
・蕨烏賊 デモ
・他
※ 材料の入荷が時期的に困難な場合は、変更の可能性あり

<昼食>
開始後すぐ(塾長が用意)

<持ち物>
・巻きすを最低2枚
・お持ち帰り容器(少なめでよい)
・エプロン

【タイムテーブル】
11:00      開場
11:30~18:00 デモ&試食
18:30      解散

【定員】
8名

【受講資格】
秘伝コース在籍以上

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
44,000円(消費税込)

【受講費の支払期限】
開催日の1か月前まで

【申し込み方法】
こちらの予約システムから 随時受付

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

(おせち 二の重 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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「おせちの苦手克服講座 魚編」開催のご案内

今の時代は「おせち」を購入するご家庭が多いでしょうが、むそう塾では京都の一流料亭と同等以上のおせちをお教えしています。
ですから、これを作れるようになることは、物凄い財産になりますし、どなたに差し上げてもその美味しさと豪華さに感動されます。
おせちのお値段は使っている食材にもよりますが、3年前の内容でこんな感じでした。
今年はもっと高くなるでしょうね。

「美味しいものしか入れない」むそう塾のおせちは大人気で、毎年多くの塾生さんが「おせち投稿」をしてくれます。

実際に作ってみて難しかったところや、もっと上手に作りたいと思った塾生さんのために、苦手部分を克服する講座を企画しました。
作り方を変えるお料理もあります。
これによって、もっと上手に出来上がることでしょう。

お魚類は切り出し方が分からない人が多かったので、それぞれが実習してしっかり理解できるようにと考えています。
また、巻物も実習しますので、材料がたくさん必要になります。
その分受講費がお高くなって申し訳ないのですが、どうかご理解くださいますように。

なお、おせち料理を習うのは秘伝コースの11月23日ですが、まだ習っていない段階で受講されると、とても勉強になるので、現在秘伝コースに在籍中の塾生さんも、ご希望者がおられれば追加開催でお教えすることも検討します。

 
 

予めご希望された方々は、次のとおりですが、この他にご希望のかたがおられましたら、平日になってしまいますが開催を検討しますので、マクロ美風までご遠慮なくご連絡ください。
※ 予約システムからお申し込み済みのかたには、“済”の印をつけておきます。

【10月2日(月)】
<ご希望者>
1 おたにさん(47-3) 済
2 ペロリさん(12-10) 済
3 朝さん(84-2) 済
4 ようこさん(43-2) 済 
5 しょうこさん(128-3) 済
6 ゆみさん(8-4) 済
7 めぐさん(123-3) 済
8 ばんびさん(21-9) 済

【11月2日(木)】
<ご希望者>
1 キラキラさん(113-3) 済
2 こたろうさん(107-5) 済
3 まきさん(94-4) 済
4 おはるさん(3-3) 済
5 好さん(69-4) 済
6 京子さん(93-4) 済
7 ゆきさん(15-10) 済
8 友紀さん(120-2) 済

「野菜他編」はこちらから

 
 

*   *   *

【講座名】
「おせちの苦手克服講座 魚編

【開催日】
・2023年10月2日(月)
・2023年11月2日)木)

【会場】
むそう塾(京都市左京区孫橋町18)

【内容】
・真魚鰹切り出しと味噌漬け デモ & 実習
・ヒラメ切り出し デモ
・蟹錦糸巻 デモ & 実習
・平目求肥巻 デモ & 実習
・鰊昆布巻 デモ & 実習
・棒鱈 デモ
・他
 材料の入荷が時期的に困難な場合は、変更の可能性あり

<昼食>
開始後すぐ(塾長が用意)

<持ち物>
・巻きすを最低2枚(4枚でもよい)
・お持ち帰り容器(少なめでよい)
・エプロン

【タイムテーブル】
11:00      開場
11:30~18:00 デモ&試食
18:30      解散

【定員】
8名

【受講資格】
秘伝コース在籍以上

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
66,000円(消費税込)

【受講費の支払期限】
開催日の1か月前まで

【申し込み方法】
こちらの予約システムから 随時受付

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

(おせち 一の重 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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