うちゅうの夜明け(平飼い有精卵) 京都美山 卵アレルギーのこと 

京都の「GOOD NATURE STATION」(グッド ネイチャー ステーション)の1階にある、「BIOマルシェ」で、先日面白い鶏卵を見つけました。

「株式会社バイタルフォース研究所」という会社が作った鶏卵です。
なんだか色々なことを手掛けているんですね。

 
 

【うちゅうの夜明け】
平飼い有精卵というところがいいですね。
卵を食べるなら有精卵がオススメです。

 
 

お値段は1個216円と高めです。

 
 

なんだかこだわっていることがいっぱいあるようです。

 
 

 
 

飼料や水など不安な材料は使用していないみたいですね。
卵の蛋白質に反応する場合を除いて、飼料に反応するアレルギーのお子さんなら、もしかしたら食べられるかもしれないなと思いました。

というのは、スーパーの安売り卵には反応するけれど、良質の1個60円程度の卵なら反応しないお子さんが何人かいたからです。
餌の問題が大きいなあと思った例でした。

 
 

***

マクロビオティックでは鶏卵を避ける場合が多いのですが、長年塾生さんを見ていると、むしろ鶏卵くらい食べた方がよいと思える人がゴロゴロいます。
もし食べたいのを我慢しているのだったら、ぜひ食べてみてほしいな。
そして、体の反応で決めてほしいです。

昔は病人のお見舞いには、お花ではなく卵だったんですよ。
それほど卵は栄養のいっぱい詰まった優れもの食品なのです。

マクロビオティックでも食養に「卵醤(らんしょう)」というのがあります。
ダブル陽性であることに「ははーん!」と気づけたあなたは陰陽を分かっている人です。

卵醤は文字どおり、卵の黄身とお醤油なので、メチャクチャしょっぱいのですが、これのお醤油を少なくして、白身もあるのが「卵かけご飯」というわけですね。
ですから、卵かけごはんは簡単で栄養のつく食べ物なのです。

ところが、コレストロールが高くなるからと卵を敬遠している人がいますね。
でも、卵はそんな悪者ではありません。
高血圧と同じく、コレストロールの高さを「悪」だと思いこんでいる人が多いのです。
怖いですねぇ。

たとえば、こんな記事があります。
「最低1日3個」コレステロールを気にせず卵をどんどん食べるべき理由
この前はジム通いの男性が、卵5個をごはんにかけて食べているのがありました(笑)
これは極端すぎますが、卵を著しく避けてしまうのは、私としてはすごく勿体ないと思います。

お子さんが卵のどんな成分に反応しているのか調べてみて、良質の卵であれば食べられるのだったら、おかずの悩みが減りますね。
卵料理は本当に数が多いのです。
そして、年齢が上がると良質のタンパク源も必要ですから、卵料理を増やしてみるのもよいでしょう。

 
 

カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど, 子育て・野口整体・アトピー, からだ, 食べ物あれこれ | コメントする

「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座」を終えて

昨日は、「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座」を開催しました。
参加者のキッチンをお写真で拝見しながら、京料理人中川善博が、お料理をしやすくするための解決策を提案する講座です。
(講座の様子はこちらの記事から)

まずは、中川自身のキッチンの写真をお見せして、驚きの収納方法をご紹介します。
その後、塾生さんがご自分のキッチン事情を説明して、みんなで共有します。
これがとても学びになりますね。

片付かないと嘆く人のキッチンがとても広かったり、ちょっとしたアイデアでものすごくスッキリしたり、狭いキッチンなのに上手に使っているけど限界!というケースだったりしました。
一番困ったのはガスの配線でしたね。

都会の住宅事情は、熱源がどんどんガスから電気になってしまっているので、ガス器具を使いたい時に困るのです。
賃貸物件を探す時に、ガス口が何個あるか確認しておかなければいけない時代になりました。

ところで、むそう塾生なら誰しも「覚書」があるのですが、その覚書の置き場所のことです。
キッチンに置いている人がいましたが、クラウドに上げて共有できるようにしている人がいました。
そうすると、ご主人にも手伝ってもらいやすくて便利なんだとか。
今の時代らしい保存方法ですよね。
さすがデキル人です。

一人で悩んでいるのではなく、こうして色々な人とアイデアを共有することで、より良い暮らし方ができるようになるのは素晴らしいことです。
可能性が広がりますよね。

 
 

***

こんなふうに、キッチンはどんどん整理して効率的にしていくと、お料理がとてもしやすくなります。
反対にカオスの状態だと、捜し物をしたり、動線が悪かったりして、結果的にお料理のベストタイミングを逃しやすくて、美味しいお料理から遠ざかってしまいます。

お料理は分どころか秒を争うときが多々あります。
その時にスッと行動できる環境を整えるのが、この講座の目的です。
ただしまい込むのではなく、人が動き回らなくても済むようなキッチンづくりが、結果としては時間をも生み出してくれることを感じ取っていただければ嬉しいです。

そしてまた、別記事で書きますが、家の中を整えることは、気の流れを整えることでもあります。
気が滞らないように、風の通り道を確保できるような室内にしましょう。
それが結果的に自分の精神状態を左右するのですから。

 
 

 
 

カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, こころ・想い, マクロ美風の家事アドバイス講座 | 4件のコメント

「第11回 中川式小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」を終えて

きょうは「第11回 中川式小豆玄米ご飯の炊き方秘伝講座」を開催しました。
受講してくださったのは、長野1名・埼玉1名・東京1名・神奈川1名・石川1名・愛知1名・滋賀1名・長崎1名の皆さんです。

すごく懐かしい塾生さんも来てくれて、その塾生さんにお会いするためにおはるさんも来てくれて、笑顔いっぱいの一日でした。

また、今年度の幸せコースに通われる方々が5名もいらしてくださったのが、とてもとても嬉しかったです。
プレ幸せコースのような感じでしたね。

 
 

ところで、きょうから「小豆玄米ご飯」の炊き方がジェネレーション2になりました。
小豆が驚きのやわらかさになって、私もビックリしました。
なんと!
授業が始まるまで、新しい炊き方は伏せられていたんですよ。

でも、全員が見事な炊きあがりを見せてくれて、中川さんは感動していました。
小豆がこんなにフワッフワに炊きあがるんですよ!
おヘラにぶつかったら、すぐ崩れるやわらかさです。

 
 

(小豆玄米ご飯 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

このご飯は、絶対多くの人に習ってほしいなあと強く思いました。
ジェネレーション2は凄いです。
講座の様子はこちらから。

 
 

カテゴリー: 新しいむそう塾 2022年, 玄米の炊き方講座 | 6件のコメント

ミルを変えたら体調がよくなった塾生さん 珈琲講座のご報告から

中川善博という人は、道具にすごくこだわる人だとは知っていた。

道具の性能をとことん引き出すことも知っていた。

まずはその凄さに驚いていたのが16年前のころ。

 
 

ところが今回、「中川式ハンドドリップ珈琲実習講座」を開催したところ、ミルの説明をし始めたら凄かった。
ロジカルで、よくそこまで研究していたものだと唸った。

京料理人中川善博が淹れるコーヒーは、どこか門外漢のような気がするかもしれない。
でも、陰陽京料理人中川善博だからこその解説がそこにはあり、私は涙が出るほどうれしかったのだ。

そう。中川善博のブログ名は、正確には「陰陽京料理人 中川善博のブログ」だから、陰陽を考えるのは当然のことなのだ。
そして、それはミルにも、他の道具選定にも、淹れ方にも陰陽が関係していた。

 
 

***

特にミルの選定はとても大事なものだった。
これは門外漢のように見える京料理人だからこその追究があった。
お料理を極めた者でなければ気がつかないポイントがあった。
それはまさしく、今塾生さんに教えているお料理にもつながっていて、その説明を聞くと「なるほど!」と思ってくれるに違いない。

これはまさに、お料理がかなりできる者にしか気づかない盲点かもしれない。
なおかつ、陰陽を知っているからこその気づきかもしれない。
ここまで説明するんだったら、私は「陰陽珈琲講座」と命名したかったと思ったほどだ。

 
 

***

昨夜、塾生さんからメールがあった。
「ミルを変えたら、ビックリするほど体調がよくなりました」と。
この塾生さんは、コーヒー豆は何年も前から中川さんから買っていたが、ミルはハンディなもので済ませていたそうだ。

しかし、「せっかくコーヒー講座を受講するのだから、道具は同じものを揃えようと思って」と、ミルも購入されたのだ。
初めて購入したミルで挽いたところ、その粒に驚き、味に驚き、最後は体調で驚いていた。
ミルの違いでこれほど変わるとは!

これについても、講座中に陰陽での説明があったのだが、そのことはまったく記憶にないのだとか(笑) あらまあ(^o^)
でもまあ、体でその違いを感じてもらえたので、理由はあとからでも知って納得してもらえたらと思う。

 
 

***

ちなみに、コーヒー豆の焙煎だが、これだけでも10回以上の講座になるほどなので、「珈琲コース」ができるほどなのだとか。

なんでもこだわる人だとは思っていたが、そのこだわりをここまで完成させる一貫性にも唸った。
もう少し私自身が、コーヒーの勉強をしなければ、中川善博の魅力を伝えきれないコーヒー講座だった。

 
 

コーヒー講座、次回の開催日は8月11日()。
お申し込みはこちらから。

 
 

(京料理人 中川善博が焙煎したコーヒー豆)

 
 

カテゴリー: 新しいむそう塾 2022年, 料理は呼吸と同じ, うれしかったこと | コメントする

大成功だった「中川式ハンドドリップ珈琲実習講座」 追加開催します

4月に3回開催した「中川式ハンドドリップ珈琲実習講座」ですが、どの回にも男性の受講者がおられ、お若い男性(高校生&大学生)にも参加してもらえて嬉しかったです。
奥様がむそう塾生、あるいはお母さんがむそう塾生という具合なのですが、今頃ご家族で珈琲の話題でほっこりされているのかなと思って、そのこともすごく嬉しいです。

一つの飲み物がきっかけで、ご家族の団らんが増えるのは、本当に素晴らしいことで、そのお手伝いができてよかったなあと思っています。

この講座では、珈琲を淹れる練習がありました。
この練習方法はマル秘なのですが、お一人ずつ実習してもらったところ、だんだん熱気を帯びてきて、皆さんの熱量が上がって行くのが感じられました(^o^)

その後、実際に珈琲で再現してもらったところ、マル秘練習の成果が目に見えて感じられるほど、皆さんがお上手に淹れておられました。
素晴らしいことに、お若い人はやはり感性がよいのか、微妙な調節がとても上手で感心しました。
若いって素晴らしいですね。

なんだか彼(&彼女)らの将来を思うと、技術の習得は若いうちが効果的なんだなあと思いました。
変な癖がついていないからなんでしょうね。

また、ご主人さまたちも受講してくださって、こちらも凄く嬉しかったです。
これからもご夫婦円満の秘訣として、美味しい珈琲が活躍してくれますように。

<授業の様子>
4月24日
4月29日
4月30日

 
 

*   *   *

まだ受講されていない方から、追加開催をしてほしいとのご希望がありました。
下記の日程で開催したいと思います。
夏休みの季節なので、ご家族での受講も可能になりますよ。

ご家庭でどなたでも中川式コーヒーが淹れられるように、受講資格はなしにしました。
ご主人さまにも受講していただいて、幸せなコーヒータイムを実現しましょう。
お茶やコーヒーは、淹れてもらうとすごく嬉しいものです。

一般的にもハンドドリップの淹れ方は普及していますし、色々なノウハウがネット上にも溢れていますが、やはり中川式のネックは「陰陽」なのでした。
そこを正しく理解してもらえたら、そして、技術的にそれを再現してもらえたら、教室と同じ味がご自宅でも可能になります。

 
 

*   *   *

【講座名】
「中川式ハンドドリップ珈琲実習講座」

【開催日】
2022年8月11日(

【会場】
むそう塾(京都市左京区孫橋町18)

【内容】
・ハンドドリップコーヒーの淹れ方デモ
・1名ずつ実習
・塾長のお菓子付

<昼食>
なし

【タイムテーブル】
12:00      開場
12:30~16:00 デモ&実習
16:00      解散

【定員】
8名

【受講資格】
制限なし

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
22,000円(消費税込)

【受講費の支払期限】
開催日の1か月前まで

【申し込み方法】
こちらの予約システムから 随時受付

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

(中川式陰陽珈琲講座 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, 新しいむそう塾 2022年, うれしかったこと | コメントする