台風10号・南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)に感じたこと

先週の今頃は台風10号の動きを大いに気にしていた。
というのも、土日には授業があって、九州や関東、北陸からも塾生さんが集まることになっていたからだ。
しかし、途中からなんか変だなという気持ちが強くなった。
一言でいうなら「怪しい」のである。
計画運休が多すぎた。

8月8日には日向灘を中心とする地震が起きて、突然「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」というのが発表された。
この注意は8月15日17時に終了したが、発表に伴う混乱はひどいものだった。
海水浴を禁止したり、花火大会を中止したり、旅館やホテルの予約がキャンセルされたり、交通機関も計画運休したり、お盆を挟んで経済的な影響も大きかった。

こんな内容だから、万が一のことを考えて外出を控えた人が多かったと思う。
その時私は思った。
おかしいぞ?
煽りすぎ?
まるでコロナのときの「外出自粛」に似ていた。
結果としてそれに従った人や企業・団体などが多かったことが不気味だった。

 
 

***

今回は表向き台風と地震という場面だけれど、その裏には色々なことがうごめいていることは想像にかたくない。
そんな視点で見ていると、今起きている政治も経済も医療も雇用も、全部裏がある。
利権がある。
「ムラ」がある。

地震よお前もか!
そんな気持ちにさせられる本を読んだ。
思わぬところで「天動説」という言葉が飛び出してきた。
なるほど。1973年から学校で教える内容まで変えられて今に至っているそうだ。
それで納得。私が昔学んだ内容と地震発生のメカニズムが変わっていたから。
どうやら、1960年以前に戻した方が地震の話は納得できるような気がする。

新幹線も横揺れ対策は出来ているが、縦揺れ対策は出来ていないそうだ。
高速道路もしかり。
危ない危ない。
リニア新幹線だって同じだ。

 
 

「南海トラフ M9地震は起きない」 角田史雄著 藤和彦著 方丈社出版

 
 
カテゴリー: 本の紹介 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です