・医者も驚く93歳、血管年齢は20歳 若さの秘密は夫の転勤40回? (医療サイト 朝日新聞アピタル 有料記事 2024.1.28)
先日この記事を読んで、ビックリしました。
どうみてもお写真からは93歳に見えなかったからです。
(お写真を無断で使用できないのが残念)
岩手県陸前高田市にお住まいの女性(Sさん 93歳)が、健康診断を受けたら、血管年齢は20歳、基礎代謝などで判断する体内年齢は36歳という結果が出たそうです。
少しだけ抜粋させていただきます。
・これといって体力作りはしていないという。食事は和食中心で、変わった食材を食べるわけでもないし、サプリメントも飲まない。なのに、肌つやは70歳以下に見えた。
・頭脳も93歳だと感じさせない。話の受け答えが速く、記憶も確かだ。
こんな記述もあります。
・夫が金融関係に勤めていたから、3人の子どもを育てながら東北各地を約40回転勤したという。そのたびに「1週間で荷物を整理して段ボールに詰め、必ずきれいに掃除をした」。それによって判断力や記憶力などを鍛え続けたのかもしれないと思った。
・転勤先の環境に順応する力もついた。「率先して家の前のどぶさらいをした」「笑顔であいさつをした」。だから、夫を亡くし、震災で家を失い、避難所や仮設住宅から災害公営住宅へと状況が変化しても「何も苦労はなかった」。
また、88歳で洋裁に興味を持ってミシンを購入し、お洋服をリメイクして、気に入った人にプレゼントをしているそうです。
国内外の90歳前後の高齢者600人以上にヒアリングをしている古川柳蔵・東京都市大教授(環境学)は、「元気な方々に共通するのはポジティブさと感謝の気持ち。そして、見返りを求めない行動。それによってストレスをためないことが、若さを保っている理由ではないか」と話されているそうです。
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Sさんのご主人さまは金融関係にお勤めだったとのことなので、銀行員だったのでしょうかね。
今93歳なら、ご主人さまは昔の銀行のハードな時代に働かれていたでしょうから、Sさんはそれこそワンオペで子育てをされていたことでしょう。
なにしろ、昔の銀行はサービス残業が当たり前の時代でしたから。
昔ある会社で経理をしていた私は、12月31日の夜に通用門からお金を預けに行ったことがありました。
その時多くの行員が働いていてビックリしたものです。
(除夜の鐘前には帰宅できないのが常識でした)
私が結婚した夫は元銀行員でしたので、やはりそういう経験をしていたそうです。
そして、「銀行員も大変だけど、奥さんも大変なんだ」と話していて、やはり帰宅時間の遅さや転勤の多さもあげていました。
余談ですが、夫はそんな現実を知っていたので、知人の銀行員が栄転されたときには、奥さま宛にお花を届けていました。
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私は、転勤の多さがSさんの若さの秘訣というより、やはり古川教授のことばに納得します。
・ポジティブさ
・感謝の気持ち
・見返りを求めない行動
・ストレスをためない
言葉で理解するだけでなく、これを実行することが大事なので、これからもずっと意識して過ごそうと改めて思ったことでした。
(京都の空 2024.1.30)