「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」は、プロとして圧倒的な技術を誇る「京料理人中川善博」が教えています。
彼の経歴と実力なら、現在もなお老舗料亭や自分のお店で腕を振るって、もっと有名な京料理人になることは可能でしょう。
しかし、運命というのは非情なものです。
妻の死や母親の病気が彼の人生を狂わせました。
ところが、その途中で彼は「マクロビオティック」に出合いました。
西洋医学で余命わずかと診断された妻の病を、彼はマクロビオティックで救いたいと必死になりましたが、願いは叶いませんでした。
そこで彼は、「病気になりにくくて、健康になれる料理」のために、自分の技術を活かそうと一歩を踏み出しました。
それが「むそう塾」です。
もともと身についている老舗料亭の技術と美味しさのみならず、マクロビオティックの陰陽で洗い直した作り方や新作料理が、現時点で776種類もあります。
この数はこれからも増え続けるのですが、それを受け取ろうとしてくださっている塾生さんの存在が、かけがえのない財産でもあります。
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その塾生さんたちを見ていると、つくづく「技術は財産」だなぁと思います。
それぞれのお料理が最上級の美味しさなのですから、作った本人はもちろんのこと、家族の皆さんも満足度が高くて、心から幸せな気持ちになります。
この「満足」というのがキーポイントなんですね。
一日に何回も満足な気持ちになって、幸せの上塗りをしているのですから、氣の流れが良くなるのは当然ですね。
そして、感謝の気持ちが湧いてきます。
ある人はお味噌汁に
ある人は玄米ごはんに
ある人はうどん出汁に
ある人は糠漬けにetc…
これが反対に「まずいものの連続」だったらどうでしょう?
想像しただけで悲しく、不愉快になって、イヤな気分になってきませんか?
これでは悪い氣の流れになって、不満がたまってしまいます。
この「不満」というのがストレスになり、氣の滞りを生み、ひいては病にもつながってしまうのです。
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美味しいものを通じて生まれた笑顔は、幸せを連れてきます。
人間関係をスムーズにします。
世の中にはたくさんの技術がありますが、料理技術は最も身近で、誰でも挑戦できる技術です。
ただ胃袋を満たすためだけではなく、お料理が持つたくさんの可能性に気づいて、人生に彩りを添えられたら素敵ですね。
そして、その結果としての副産物に「健康」があります。
むそう塾はその「健康」のお手伝いをします。
(車海老の具足煮 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)