腸内細菌叢の状態がうつに影響し、便移植で改善した例も!

最近、「脳は腸から作られる」ことが解明されてきました。
(マクロビオティックの発生学では、以前からそのように教わっていました)

それを踏まえて、「腸は第2の脳」という表現をされていた人が、最近は「脳は第2の腸」という言い方をされていました。
面白い変化ですが、その方が問題解決の考え方としてはうまく進みます。
つまり、腸の状態が脳に影響するという順序です。

腸内細菌叢(腸内フローラ)の状態が、その人の考え方を左右するわけですから、これはとても重要なことです。
単に健康論としての問題ではなく、精神面にも影響のあることです。

 
 

以前、うつの人に「便移植」の情報があって、「おお、腸内フローラもそこまで来たか」という感じがしていました。
マクロビオティックでは早い段階から腸内細菌の重要性を説いていたからです。
現に、食事を変えたらうつが改善という例もありました。

私が息子のアトピーを治すために、さんざん調べまくったところ、腸内環境に行き着いてそれを実践した経験があるので、うつのことも「そうだろうなあ」と理解できたのでした。

西洋医学と東洋医学が手を取り合って、日本も他のアジア圏と同じように、二刀流で真の健康に向き合えたらいいなと思う日々です。

 
 

(茄子の糠漬け 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

茄子の漬かり具合は、外側が濃紺で、その内側がボルドー色(赤紫)で、中心が薄いクリーム色になるのが一番美味しい。
せっせと糠漬けを食べて、腸内細菌叢をベストの状態にしよう。

 
 
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