東洋医学と中医学・漢方 そしてマクロビオティックのこと

「東洋医学」という言葉は聞いたことがあると思うのですが、「マクロビオティック」というと聞いたことがない人が圧倒的多数になります。
でも、マクロビオティックの陰陽の考え方は中医学と似ています。(少し違うところあり)

そもそも東洋医学とは、アジア発祥の医学を総称していますので、次のようなものがあります。
・漢方(日本)
・中医学(中国)
・チベット医学(チベット)
・モンゴル医学(モンゴル)
・韓医学(韓国)
・ジャムゥ(インドネシア)
・アーユルヴェーダ(インド)
・ユナニー医学(アラビア)

これらの地域もご多分にもれず西洋医学が主流になって来ているのですが、ちゃんと伝統医学との二本立てです。
しかし、日本だけが明治以降に西洋医学一辺倒になって、伝統医学を切り捨ててしまいました。

 
 

こうして日本は、「科学」や「エビデンス」というものを重要視するようになったのですが、だんだん漢方のよさも見直されて、病院でも漢方を処方するお医者さんが増えてきました。

そしてまた、中医学に関心のある人も増えてきて、その系統の気軽に学べる本も多く出版されています。
お若い人たちが、健康のために伝統医学の考え方を取り入れるのは、とてもよいことだと思いますので、自分で健康判断ができるようになったら素敵だなと思います。

そうした流れとともに、食べ物からアプローチするマクロビオティックも、現実的に毎日自分でできることとして採用されたらいいなと思います。
そして、「食」が健康に直結していることを認識して、混迷を深める今の時代を、納得できる方法で生き抜きましょう。

自分の身体は自分が守るのです。

 
 

(筍の木の芽焼き 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

筍の陰性を、焼く(陽性)ことで中庸化した料理方法です。

 
 
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べたもののようになる, からだ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です