現代版マクロビオティック食事法(3)動物性の割合

<動物性の割合>
前回むそう塾として提案した「食事バランスの目安」は、動物性の割合が少なくてビックリされたでしょうか?
反対に、マクロビオティックを厳格に解釈されている人からは、動物性が入っていることに異議がおありかもしれません。
でも、実際にむそう塾の指導の中でご家族の反応を確認しながらこの割合を探っていると、動物性を求める声はとても多いのです。
特に男性は動物性のものを食べた後の満足感に、別格のものがあるようですね。

だからといって日々それに流されていると、だんだん動物性の割合が増えてきますので気をつけなければなりません。
動物性には美味しく感じる成分が含まれているので、ついつい食べ過ぎるからです。
ですから、動物性を摂る時には「上質のものを少量」と心がけておきましょう。
動物性を摂る時には毒消しできる量にとどめる」ことを肝に銘じてください。
最初は少なく感じるかもしれませんが、だんだん動物性が少ない方が食後感の体調が良いことに気づけるはずです。

そんなことも加味して考えると、次のような食事バランスが受け入れられやすいと思います。

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(食事バランスの目安  標準型 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

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たとえば、京丹後市では次のような表を使って、食事バランスの啓蒙をされていますが、これもなかなか良いですね。
ただ、マクロビオティックの観点からですと、「牛乳・乳製品」はおすすめしませんので、その部分を発酵食品に置き換えてもらった方がバランスが取れます。
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(出展:食事バランスガイド 京丹後市

 
 

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