話すスピードとマクロビオティックの陰陽

先日の単発講座で面白いことがありました。
むそう塾にはゆっくりした話し方をする人が何名かいらっしゃるのですが、その大先輩とその後継者(笑)の2人が放課後に話をしていました。
楽しそうに話をしているのですが、何やら別世界のようなテンポなので、洗い物をしていても気になります(^^)

そこで私が、「あら、ゆっくりさんの初代と2代目さんがお揃いね」と声をかけて、双方に「自分の話し方がゆっくりだと思ってる?」と聞いてみました。
すると、お互いに「自分は普通」だと思っているとのこと(゚д゚)!
そして、周りが早過ぎると思っていたことが判明!
と、ということは、世の中は圧倒的に早口の人で占められているというのが彼女たちの認識です。

面白いですねぇ。
人間っていつも自分が中心で生きているんですね。
そうでないと雑音が多すぎて疲れるからなのかもしれません。

そういえば俳優の大竹しのぶさんって、インタビューに応えているときはゆっくりした話し方に感じますが、演技では早口のセリフも見事にこなしていますね。
どうも演技だとそれが可能なようです。

ま、すべては個性ですからそれでもいいのですが、急ぐべき時に早く話せないと流れに乗れないことになりますね。
それをマクロビオティックの陰陽では陰性といいます。

しかし、場面を変えて見ると、ゆっくりした話し方は癒やしになります。
こういう時にはその陰性さが心地よいのです。
年中早口の人は生き急いでいるような感じを周りに与えてしまうかもしれません。
それは余計な緊張感を連れて来て、かえってストレスが多くなります。
陽性になりすぎるからですね。

たかが話すスピードなのですが、これがあらゆる場面に影響することを知って、自分の話すスピードをコントロール出来たら生きやすいですね。
マクロビオティックの陰陽は生活に活かしてこそ意味があります。

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 教室の掛花1

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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コメント

  1. てんこ より:

    美風さん、おはようございます。

    お話しする早さ、緩急が大切だなと思っています。
    早い判断と周囲への指示が必要な場面では、自分でもとても早口になっているのが分かります。
    でも、じっくり説明しなければならない場面では、わざとゆっくり話したり、ひと呼吸置いたり、繰り返し話したりするようにしています。

    意識して緩急をつけて陰陽を使い分けることが全体のバランスをとることになるのだな、と感じる日々です。

    • マクロ美風 より:

      てんこさん、こんばんは。

      話し方にも陰陽があるので、それを上手く使い分けるのがマクロビオティックを知っている人の話し方ですよね。
      早いと緊張感を伴いますし、ゆっくりだと説得力が増します。
      ですから、てんこさんの話し方は正解ですね。

      相手にきちんと伝えたいと真剣に思っている人は、きっと陰陽を知らなくても自然にそんな話し方をされていたはずですね。
      ですから、すでに陰陽の中で私たちは生きていたわけです。

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