睡眠については、よく睡眠時間だけ気にする人が多いのですが、それと同じくらい気にしてほしいのが睡眠の「質」です。
睡眠の質を高めるためには、寝具が大きな影響を与えます。
一つは枕の有無と種類であり、もう一つは体の下になるものの種類です。
和布団の人もベッドの人も、注目すべきは寝返りです。
寝返りはずっと同じ姿勢をしていることによって、体の一部分に負担を与えるため、無意識に体が姿勢を変えることですが、体力が落ちるほど寝返りがしにくくなります。
小さな子どもはすごく寝相が悪くて、ひどい時には360度ぐるりと周ったり、180度回転していることもあります。
反対に病床についている人は、シーツのしわでも気になって、あるいは痛いといって寝返りに影響の出る人もいます。
昼間体を偏って使ったようなときには、体は寝ている間にその偏りを調整しようとするので、その邪魔をしないような寝具が望ましいわけです。
肉付きの良い人、痩せている人、様々ですが、どんなタイプの人であっても、寝返り時に眠りが浅くなるようでは良い質の睡眠は確保できていません。
よくあるのは、ベッドが柔らかくて、あるいはヘタリがきていて、お尻の部分が落ち込んでしまうようになって、腰を痛めてしまう場合です。
寝具選びはお値段だけの問題ではなく、質とのかかわりで判断するようにしましょう。
(埼玉県 川越市 喜多院にて)
マクロ美風さん、こんにちは。
わが家のポケットコイルマットレスは長年の使用でヘタレており、
変えたいと思いつつも新調することができずにおりました。
持病の症状により、家具等を購入する際には相当な制限があるからです。
けれど、最近になって寝返りの回数がグッと減っていることに気づき、
寝起きの状態も良くないと感じて危機感があったのです。
また、夫の眠りの質についても気になっていることがありました。
そんな時、こちらの記事 http://musojuku.jp/bifu-blog/?p=64088 を読み、
やはり寝具を新調するべきだと背中を押していただきました。
現在は症状も軽減し、重症時に比べて選択肢が広がっているのですが、
持病へのリスクを考えると寝具としてのベストな選択をできないこともあります。
とはいえ、ヘタレたベッドに寝ていることもまたリスクですので、
自分の体と相談してよりベターな選択をしていきたいです。
いつも大事なことに気づかせていただき、ありがとうございます。
teku-tekuさん、こんにちは。
メールで詳しいご連絡をいただきまして、ありがとうございました。
前よりお体の調子がかなり良くなっているので、きっと体調に合うベッドがやってくると思います。
ピッタリのベッドで快適な睡眠が実現しますように。