マクロビオティックでは玄米ご飯にごま塩をかけて食べることを最初に教わります。
そのごま塩は教えるところによって胡麻と塩の割合が違い、バラバラの割合のごま塩をかけている現状があります。
しかし玄米ご飯になぜごま塩をかけるのかを理解しないまま、玄米ご飯とセットのように考えて無意識にかけている人が多いと思います。
しかしごま塩は体に大きな影響を与えます。
ですからマクロビオティックではごま塩を薬の代わりに使うお手当てもあるのです。
私はずっと以前からごま塩に対する体の反応を考えていました。
多くの人を見ながら年々確信になる見解があります。
それは玄米に対してもごま塩に対しても、従来伝えられている方法とは異なるため、混乱をさせてはいけないと思いずーっと控えておりました。
しかし最近はサイトによっては「玄米は体に悪い」とか、「玄米は食べ続けてはいけない」とかいった文章が多くなり、看過できない状態になって来ました。
いずれも玄米の一面しか見ていないからです。
玄米に誰よりもとことん向き合って、炊き方も右に出る人がいないほど研究を重ねて、玄米のことを知り尽くした中川善博さんという人との出会いが私の思いに後押しをしてくれました。
「やっぱり間違いない」。
その思いは日毎強くなります。
「なぜ玄米にごま塩をかけるのか?」
それは玄米のことを知る第一歩であり、お塩や胡麻の力を知る第一歩でもあります。
しかしその食べ方次第では玄米もごま塩もマイナスに作用することすらあります。
物事には理由があるのですから、常に「なぜそうするのか?」という視点を忘れると大きな失敗をしてしまうことになりかねません。
大学教授が言っていたから、有名な人が言っていたからではなく、自分の頭や体で考えることが必要です。
「むそう塾」で多くの塾生さんが体験して出してくれる答えをみても、年々私の見解は間違っていないと考えるにいたりました。
それらをこれからむそう塾でお伝えして行くことにします。
まずは6月24日の愛クラスからスタートです。