成長

もう大きくなったから、子育てのカテゴリで書くような記事ではないけれど、私にとってはやはり子供なのでこのカテゴリで記しておきたい。
昨日お墓参りに家族で行った。
お墓は前に住んでいた土地にあって、先祖代々受け継いだものなので、自宅から30キロほど離れている。
最初は夫が運転していたけれど、途中で息子が気持ち悪くなったと言って運転を替わった。
自分で運転していたら平気なのに、助手席に乗っていると酔うというのはよく聞く話だ。
息子が運転を始めた途端、車が高級車になったような気がした。
走りが滑らかなのだ。
ははーん。
どうもブレーキの使い方が夫とは違うようだ。
道の選び方も違う。
さすが夜な夜な走りまくっていただけある。
妙なところで息子の運転技術を確認しちゃった。
お墓参りのついでに以前よく通ったお蕎麦屋さんに行った。
店主ご夫妻が息子の成長にビックリされていた。
娘さんがお店に入って立派に働いていて、お互いに子供の成長を感じ合う。
さらに15キロほど離れた所にある親戚のお墓もお参りして、例年のように三角コースを終えた。
70キロ余りを息子の運転で乗ったのは初めてのことだったので、ちょっと書いておきたかった。
いつまでも子供だと思ってしまうけれど、確実に少しずつ大人になっているんだなぁ。
まだまだ脛(すね)かじりだから、成長を見失ってしまいそうだった。
気をつけよう。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, 子育て・野口整体・アトピー パーマリンク

コメント

  1. 中川善博 より:

    こんにちは
    ご子息の成長を文字通り体感されたのですね。お互い親としてたまに感じる子供の成長は5割増に感じますね。あ~親ばか(笑)

    私が修業時代に京都生まれと言うことで地理に詳しいために良く仕出しの配達係を務めておりました。 たまには中居さんごと配達もするのです。何度か配達して仲居頭さんに褒められたのは「あんたが運転してくれたら私ら車酔いしないし、器の盛り付けが崩れたりこぼれたりしないし楽やわーと、それでいて他の人より到着が早いから助かるわ。」と言う事でした。
    褒めてもらって嬉しかった事を思い出しました。 
    そのとき気にしていたのはイメージの中での器に入った水をこぼさぬアクセル・ブレーキワークでした。
    人間も人形の袋に入った液体ですから揺れに弱いのは同じです。集中して足の裏の感性を高めていたのをおもいだしました。 「あ、いま横断歩道の白い方を踏んでいるな」とか、「左のタイヤがマンホールの端を踏んだな」とかが判りました。 
    ご子息はそういう足の裏の繊細な感覚がきっと私よりはるかに高いのでしょう。

  2. Kaguyahime より:

    美風さん、おはようございます。

    す、す、凄い~!!!@@
    中川さんも美風さんのご子息も凄いですね~!
    私なんぞボディのへこんだポンコツ軽四を
    ガクンガクンと雑に運転しているだけでしたが
    ホント何でも奥が深いというか
    すべて「道」になるのでしょうね~^^
    私も今日から「イメージの中での器に入った水をこぼさぬアクセル・ブレーキワーク」を
    心がけてみようかな?^^
    素敵な記事をありがとうございました!

  3. げんたろう より:

    これは何の道にも通じると思いますが、関心のあることをやるのと関心の無いことをやるのとでは基本的な真剣味に違いが出ますし、
    息子さんもクルマへの関心がいつの間にか日々の運転でも、気付いてみたら細かな所までに神経が行き届くようになってしまったものと想像させていただきます。

    クルマも勢いよく走らせるためにはただ闇雲にぶっ飛ばせば良い訳ではなく、ちょっとした凹凸も気にしなければスムーズに走らせることは不可能ですし、何より本人が一番、気持ちよくないですからね。

    息子さんもそこまでクルマに神経が行き届いているのであれば、いわゆるクルマ屋さんになるのが一番かと思いますし、彼が普段乗らない家族の車も彼に選ばせてみるのも一案かと思います!!

    それがクルマにかけるコストを一番減らせる方法の一つでもあるでしょうから・・・

    最近の若者は、いわゆる草食化によってクルマを持たない、興味が無い、運転しない、免許さえ持たないなど、悪い意味での陰性化を嘆かれているのが現実ですが、
    世の草食化に逆行し、クルマによって陽性化している息子さんは今や貴重品と言っても良い若者ですよ!!

    昔はクルマによって男という性を表現していたものですが、今や我が国ではそういうものさえ無くなった原因は、家電みたいな無個性なクルマばかり造り続けた日本の自動車メーカーの責任であるという声が自動車好きやジャーナリズムの間で指摘されているのが現実ですけどね。

    その点、外国のメーカーは自分達の文化を表現した車造りをしているので、
    皆クルマ好きは外国メーカーの車へ流れてしまいましたけどね。

    特にイタリアのフェラーリなどはイタリアのスケベ男の性丸出しの車で、そこには女性に対する欲望が全身に表現されていますからね。

    陽性な面はスピードを初めとした性能面が突出しているような気がしますが、
    そこには優雅なデザインであるとか色気であるとか陰性な面も十二分に表現されているところが世界中のクルマ馬鹿を悩殺させていると言えるのですけどね(笑)

    これがイタリアの紀元前からの歴史を表現していると言えばそれまでですが、日本にはクルマで日本文化を表現するクルマなど一台も無いですからね。

    そういう意味では所詮、道具は道具で文化的意味合いの入ったものは全く違ったものになりますからね。

    道具は道具でもドイツ製のものはマイスターのクラフトマンシップ満載で、それがドイツ製の文化と言えばそれまでなのかも知れませんが・・・

  4. マクロ美風 より:

    中川さん、こんにちは。

    さすがー!
    何でも徹底的に追求される中川さんらしいですね。
    息子のアクセル・ブレーキワークは、中川さんほどのレベルではなく、単に勘だけに頼っているのかも知れませんが、滑らかだったのは事実です。

    中川さんの文章を拝見していて、あるレーサーの話を思い出しました。
    彼はレースで乗る車の状態をキャッチする能力が並みはずれて高いらしいのですが、その感覚を養うためにもの凄い努力をしていて、母親もビックリしたそうです。
    詳しい内容はプライベートなことなのでここでは書けませんが、食事内容もその一つに入っていたそうです。
    もちろん我々に関係ある内容ね(^_-)

  5. マクロ美風 より:

    Kaguyahimeさん、こんにちは。

    それって、車が可哀想。。。。
    何だかKaguyahimeさんの姿が目に見えるようです。。。
    ぜひ車の身になってくださいな。
    車は自分の命を預ける物です。
    ご自分の命を大事にしてくださいね。

  6. マクロ美風 より:

    げんたろうさん、こんにちは。

    >原因は、家電みたいな無個性なクルマばかり造り続けた日本の自動車メーカーの責任であるという声が自動車好きやジャーナリズムの間で指摘されているのが現実ですけどね。

    なるほど。
    それを知ってか知らぬか、息子は国産の車で乗りたい車はないと言い切ります。
    ということで今回はドイツ車になりました。

  7. げんたろう より:

    再び失礼します。

    ドイツ車であれば一番無難な選択ですね!!

    基本的には圧力釜と同じクラフトマンシップで作られていると思うので、その点は説明不要でしょうね(笑)

    息子さんの神経は極真っ当なものだと思いますし、その魅力について認識していると思います。

    実は国産車がそこまで見向きされないのは当然と言いますか?自業自得なんですけどね。

    無難な車をコスト重視でより安く造り、それで利益を出そうとしていましたが、その過程の中で車を持つ喜びだとか運転する楽しさ、
    そしてクルマの最も本質的な性質を表すスポーツカーや若者や走り屋さんが好む車の生産をやめてしまったのですから、クルマに興味を持たない人々が増えても当然のことでしょうね。

    その上海外では、安い車は韓国車を中心に押されている上に韓国のTPP参加で安い車を売るにはより不利な立場ですが、
    そこでより個性的でコストを掛けたクルマとなると欧州勢に劣るので、痛し痒しの立場だと思います。

    よってこれからは本来、日本車は個性ある魅力的な車を造らなければ、海外で利益を得るのは難しいのでしょうが、
    これまでが欧州勢の物真似に近い車を安価に品質よく提供する路線で来たので、
    それを修正するのは困難を伴うでしょうが、それが出来なければ、我が国の自動車産業は衰退するでしょうからね。

    要は品質と価格のバランスでしょうが、それも魅力あるものでなければなりませんしね。

    そういう意味では多少高価でしょうがドイツ製は全般的に高品質ですし、イタリア製は芸術性に溢れ、フランス製はエスプリが効いてるといった感じでしょうか?

    そうやって見ると、車だけ日本車は没個性なのは不思議と言えばそれまでですね。

    日本製はどれも高品質な印象でしょうが、他の製品では、個性的で日本的文化を反映したものもありますしね。

    大森先生並み?に話が飛びましたが(苦笑)

  8. マクロ美風 より:

    再びのコメントをありがとうございます。

    なるほど、なるほど。
    車音痴の私でもこの解説は良く解ります。
    物に実用性だけでなく芸術性を求めてしまう私の血が息子にも流れたようで、息子の欲しがる物はかなり高価だったりします(大汗)
    しかし、車がそんなに好きなら納得の行く車に乗って、とことん車のことを追求してみたら良いのではないかと思って同意しました。
    のめり込んだ結果生まれるものもあると思うので、彼の人生を左右するつもりでの選択です。

    >大森先生並み?に話が飛びましたが(苦笑)

    (笑)懐かしいですねぇ。
    大森先生は話題を豊富にお持ちでしたから、飛んでも面白かったです。
    そのときの表情も妙に覚えているものですね。
    お互いに素晴らしい師に出会えました。

  9. Kaguyahime より:

    美風さん、こんばんは!

    > 車は自分の命を預ける物です。
    > ご自分の命を大事にしてくださいね。

    はい、その昔トラックと正面衝突し、軽四はグシャグシャになったのですが、車がすべての衝撃を受けてくれたので私は無傷だったと教えられ
    廃車にできず、ご恩返しのつもりで
    修理してしばらく乗っていました。
    今後は水の入った薬缶を同乗させ(?)
    静かな(陰性?)運転を心掛けます!
    「命拾い」のアドバイス
    ありがとうございました!

  10. マクロ美風 より:

    Kaguyahimeさん、おはようございます。

    あらまー、正面衝突ですかー。
    それもトラックと。。。

    薬缶を同乗させるとは、陽性なあなたらしい(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です