マクロビオティックの甘味料もNGです

「甘いものを減らすだけでも人生が変わります」の記事にいただいたコメントに、記事でお返事をさせていただきます。

<エリコさんのコメント> 抜粋

甘いものに関してですが、私の場合は甘いものを摂ると身体的な反応もありますが、かなり精神的にダメージを受けます。
皮肉っぽくなり、悲観的になり、批判的になり、不安定になります。
過去にもたんまりと摂取してしまったので、甘いものに関してはマクロビオティックの甘味も含めてもうあまり摂らないでいいようです。
妊娠中に美風さんに甘いものは一週間に一回にしましょうとアドバイスいただいて、それでも過食をコントロールすることが難しく感じていたのですが、確かに玄米ご飯をぱくぱく食べていることで自然と欲求が減りました。
美風さんのご想像を超えた陽性な私ですが^^;、よい陰性を意識して、甘いものと過食に走らないようにしたいです。
ただ、たまに自分が“締まってるな(陽性すぎるかな?)”という感覚があります。
よい=適度な、緩めさせ方を模索中です。
<マクロ美風より>
まず、今回は過食については触れずに、甘いものについてアドバイスをさせていただきます。
エリコさんは陽性タイプなので、陰性のものがほしくなってお菓子をたくさん食べてしまったのでしょう。
しかし、甘いものは癖になります。
麻薬と同じでなかなか止めにくいものなのです。
ですから、半分は癖が甘いものを要求していたと考えましょう。
残りは身体の要求だと考えると対処しやすくなりますね。
さて、この身体の要求ですが、必ずしも食べ物だけでなく、環境の陰陽も影響して来ます。
そして、一番大事なのは精神的な陰陽です。
ストレスは精神的陽性化に拍車をかけます。
このストレスを最小限まで減らすこと、これが一番の甘いもの減らし作戦です。
甘いものが駄目だと思うこともストレスになります。
ですから私は甘いものを「減らし」ましょうと言っているのです。
1 原則として甘いものは食べてもいいのです。
2 しかし、その結果身体へのダメージが多すぎるので、そんな場合は減らすといいよ。
と順序を置き換えてみると発想が変わりませんか?
そうするとエリコさんの場合は、2に該当しますね。
だから減らすことを考えれば良いのです。
その減らし方の一つとして、玄米ご飯をおかわりして食べるということでしたね。
そこまでは出来たのですが、その他のことが出来なかったのだと思いますよ。
飲み物、おかず、ストレスなどが陽性の度合いが強すぎると考えられます。
子育て中はなにかとストレスの多くなる時期です。
また、マクロビオティックの甘味料なら摂っても良いと思っている人がとても多いのですが、これはNGです。
マクロビオティックの甘味料は白砂糖よりはマシというだけで、身体の組織を緩めることに変わりはありません。
このことはとっても重要なので、絶対間違わないようにしてくださいね。
マクロビオティックの甘味料は、身体への作用が白砂糖より穏やか(ダイレクトではないの意味)というだけです。
ですから、エリコさんが感じている「甘いものに関してはマクロビオティックの甘味も含めてもうあまり摂らないでいいようです。」という感じ方は正解なのです。
ここまでたどり着いたエリコさんは偉いです。
ここまで書いたらもうお解りですね?
後は環境と精神的な陰陽を意識して、食材と料理法を陰性にもって行けば良いのです。※注意
この食材と料理法に関しては、幸せコースでお伝えしますので、5月を楽しみにお待ち下さい。
精神的なコントロールの方法も幸せコースでアドバイスします。
それまでもう少し自力で頑張ってくださいね。
その経験は必ず後で活きてきますので、無駄にはなりません。
こまめに観察して春まで頑張ってください。
この他にも甘いものが欲しくなる理由はいくつもあるのですが、今回はここまでにします。
排毒との関係で重要な視点がありますので、またの機会に記事にしましょうね。
では!
※注意
環境と精神的な陰陽を意識して、食材と料理法を「陰性」にもって行く方法は、陽性な人へのアドバイスですから、陰性タイプの人は真似をしないでください。

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コメント

  1. エリコ より:

    美風さん こんにちは

    記事にて大変丁寧にご返信いただきありがとうございます。

    私の場合、思い当たるのは、やはりストレスですね。
    産後から現在まで、引越しなどの事情もあったのですが、授乳の為もあって夫と娘と一緒に寝ていました。
    彼女は、私が横で寝ているとすごく頻繁におっぱいを吸いに来ます。
    しかし、偶々夜間独りにしておくことがあって、そのときに、彼女は一人で眠るとよりぐっすり眠り朝まで起きない、ことがわかりました。私自身もそうですが、娘もあまりよく眠れていないようだったのです。そういう訳なので、そろそろ一緒に寝る時期は卒業かなと思っていたところでした。

    元来、私のからだは丈夫な方なので、睡眠不足でも眠りの質がよくなくとも随分からだは動くのですが、知らず知らずのうちにストレスを受けていたのかもしれません。

    それから、水分摂取なのですが、玄米はやわらかく炊けていても何故かお便りには皮が露出することがあるので(夫はないのですが)、よく噛むことと同時に食前・中・後の二時間は水分を摂取を控えています。ところが、それ以外の時間もつい水分摂取のことなど忘れていて気がつくとお味噌汁以外の水分を一日のうちに摂っていなかったということもあります。いまだに少し授乳をしている身なので、もうすこし水分を補給した方がよいのでしょうか。

    ところで、おかずは男性で陰性体質(と思います。身体的精神的に)夫と陽性な私が同じ食卓を囲む毎日のなかで、バランスが取りきれていないと思います。その辺りは5月からよく学ばせていただきたいです。

    ああ、美風さん(泣)こんな私が幸せコースに通っていいのかな・・・と偶に思って勝手に凹んでいたのですが、通わせていただきますね。しっかり、真剣に心を開いて学ぶので、どうぞよろしくお願いいたします。

    今は中川さんに教えていただいた最高の玄米ご飯の炊き方に集中して、そして周りの人への感謝を忘れないように、毎日を過ごしましょう。

    ありがとうございます。

  2. マクロ美風 より:

    エリコさん、こんばんは。

    育児のストレスはこの眠り方が問題なのではなく、むしろ精神的な面が多いと思いますよ。
    それから水分は、お食事の最中や前後にガブガブ飲むのはいけませんが、食間にはどうぞお摂りください。
    特に授乳中は水分が多めに必要です。
    その量を制限なさっているから、陽性化に拍車がかかっているのだと思いますよ。
    お通じの状態も今ひとつのようですね。
    これは、ご主人との腸の差によるものと思われます。
    お通じの状態と食べ物の関係を把握するには、食事日記をつけられるのが一番いいのですがね。。。

  3. エリコ より:

    美風さん 

    こんばんは。

    そうですね、水分はもう少しこまめに摂取するよう努めます。それから、食事日記もいまからでもつけてみます。

    ところで、お勧めされていた無双原理・易を繰り返し読んでいます。一度では理解が至らないので・・・。それと平行して、昨日から食養人生読本を読んでいるのですが、久しぶりに改めて読んでみると、美風さんがおっしゃっていることと重なる言葉など以前よりも胸に響きます。桜沢先生の文章、大好きです。

  4. エリコ より:

    美風さん

    お礼が抜けてしまいました。
    恥ずかしい限りです!

    いつも的確なアドバイスをありがとうございます。

  5. マクロ美風 より:

    エリコさん、こんにちは。

    食事日記はとても参考になるので、ぜひ続けてみてください。
    ご自分でご自分の身体をコントロール出来る最高の方法です。
    最初は大変ですが、慣れると癖になって楽しくなります。
    頑張ってみてください。

  6. マクロ美風 より:

    エリコさん、2通いただいたので、もう一つ。

    ご丁寧にお礼の言葉をありがとうございました。

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