玄米ご飯と糠漬けの共通点

中川さんのブログで美味しそうな糠漬け(どぼづけ)が載っています。
こんなふうに漬かるはずの糠床の姉妹が、全国にお嫁に行きました。
上手に管理されている人、ダメにしてしまった人、中川さんに泣きついている人、それぞれの後日談があります。
面白いことに、この後日談って結構玄米ご飯を炊くのと似ているんですよ。
つまり、糠床も玄米ご飯と同じように、人の心を映す合わせ鏡だということですね。
氣を注ぎ、手をかけてあげると、きちんと応えてくれます。
なぜそうなるのか、この現象はどういうことなのか、今何をするべきか。
そんなことを判断する力も、玄米炊きの時と同じです。
*    *    *    *
私は1週間のうち半分以上を京都で過ごしていますから、自宅を出る時には糠床に「お留守番をよろしくね」とお願いします。
本当に心からのお願いです。
ですから、朝晩かき混ぜることが出来なくても、なんとか維持出来ている糠床の健気さに感謝の日々です。
夕べも今朝も、容器のフタを開けたら、ほわっとカサが増えて盛り上がっている糠床を見て、つくづく玄米ご飯の炊き上がりと同じだなあと思いました。
手を入れると、フワンと柔らかくて、まるで自分(糠床)からジャンプしているような錯覚にとらわれます。
その表情も玄米ご飯の炊きあがりと一緒です。
ふっくらとした玄米ご飯。
ふんわり盛り上がった糠床。
どちらも最高の幸せです。
ああ日本人で良かった。
そんな気持ちにさせてくれます。
そして、心の安定を感じます。
*    *    *    *
怖いもので、玄米投稿のお写真を中川さんと同じように毎日毎日拝見していると、私なりに中川さんと似たような判断が出来るようになって来ました。
もちろん、中川さんのレベルではありませんが。
今では玄米投稿を始める前から、「この人はこういう玄米ご飯を炊くだろうな」と想像できるようになりました。
同じように、「この人は糠床をダメにするだろうな」とか、「糠床を酸っぱくするだろうな」と言った予測も当たるようになって来ました。
玄米ご飯にも糠床にも、その人の人となりが反映されるので、当然なんですがね。
中川さんもよくおっしゃっています。
「その人の作るお料理が美味しいかどうか、外見からでも想像できる」と。
美味しいお料理を作るには、まず心の整理から。
これが鉄則ですね。
参照記事
糠床はお元気ですか?
お嫁に行った糠床たちへ – 管理上の注意点 –

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コメント

  1. Ta(8-9) より:

    美風さん、こんにちは!
    先日、中川さんに水浸しになった糠漬けのアドバイスを頂いてから、愛情を込めて触れるように意識していたら、なんと!今朝、糠にプツプツと空気の穴が空いていたんです…感動して思わず写真を撮ってしまいました♪
    まるで子育ての気分です☆
    糠が生きているという事を再認識した時間でした!
    今は、玄米と糠漬けに恋しています♪

  2. Ha(12-10) より:

    美風さんこんにちは。

    今日の朝、糠床のフタを開けると表面が少し盛り上がっていて
    手を入れると美風さんの糠床と同じくふわっと軽い
    まるで一次発酵の終わった
    パン生地を触っているみたいでした。

    もう1つ株分けした糠床があるのですが比べてみると
    糠の色も糠床の感触も全く違うものでした。

    なんだかとっても嬉しくなりました。

    実は、玄米のほうも 変化があって。(笑)

    毎日楽しくすごしています。

  3. Me (1-2) より:

    美風さん、こんにちは。
    玄米ご飯も、糠漬けも、どんなことでも、心を映す鏡ですね。
    だから、心のこもったお料理や、心のこもった言葉に人は感動するのだと思います。
    去年の夏に玄米ご飯の炊き方を習ってからもうすぐ一年になりますが、
    ご飯を炊いていて気がついた(というより実感した)ことの一つです。

    この出会いに、心から、感謝しています。ありがとうございます。

  4. マクロ美風 より:

    Taさん、こんばんは。
    うわっ、良かったね!
    プクン、プクンと動くのを見ていると、本当に生きているんだなぁと実感が湧きますよね。
    中川さんにご相談して良かったですね~。

  5. マクロ美風 より:

    Haさん、こんばんは。
    嬉しいでしょ~?
    あのふわふわ感はたまらないですよね。

    >もう1つ株分けした糠床があるのですが比べてみると
    >糠の色も糠床の感触も全く違うものでした。

    もしかしたらHaさんの愛情が一つの容器に偏っていませんでしたか?
    両方ともまんべんなく愛情を注げましたか?
    ちょっと思い出してみてください。

  6. マクロ美風 より:

    Meさん、こんばんは。
    Meさんには1年前にご参加いただきましたよね~。
    「1-2」という受講者番号が何よりの証拠です。

    いつも穏やかなMeさんから、私は学ぶべきことが沢山あります。
    これからもよろしくお願いいたします。

  7. Ha(12-10) より:

    美風さん、おはようございます。
    2つのうち、1つだけ色も感触も違うのは、たぶん
    夫が留守にしていたので1つだけ冷蔵庫に入れていたせいだと思います。

    片方がうまくいって、こつがわかってきたので残りも
    大丈夫だと思います。

  8. マクロ美風 より:

    Haさん、おはようございます。
    ああ、冷蔵庫ね。
    それなら納得です。
    どちらも美味しく維持できますように。

  9. Unknown より:

    玄米と糠漬けの共通点、面白いですね~
    ひととなりでどうなるかがわかるというあたりが、さすがすぎます!

    私のところの糠漬けが今どんな状態なのか、きっとお見通しなんでしょうね!

    私は自分では毎日おいしいと思っていただいていますが
    なかがわさんのブログの写真を見て、あれー、自分のとだいぶ違うと思って
    ちょっと不安になってしまいました。

    うちのお嫁さんは、キュウリが得意みたいです。
    毎晩お風呂上りに丸のままかぶりつきで食べるのが私の日課になりつつあります。
    こうして食べる方が、おいしいんですよね~、なぜか。
    ナスはなかなか難しいですね!

  10. Yu(8-10) より:

    すみません、上のコメントは、yuraraでした。

  11. マクロ美風 より:

    Yuraraさん、こんばんは。
    すみません、コメントを見落としていま
    した。
    お返事が遅くなってすみません。

    胡瓜の丸かじり。
    その美味しさが良く分かります。
    私は小さい時からお漬物が大好きで、胡瓜をパリパリ食べていたら、母に「キリギリスみたい」なんて笑われました。
    キリギリスは生の胡瓜だからちょっと違うと思うんですが。。。

    ところで、お茄子の色が中川さんとは違うのね。
    よく発酵してくれるようになったら、そして糠床の柔らかさが中川式の柔らかさになったら、きっと綺麗な色になってくれますよ。
    ポイントは空気に触れるかどうかですからね。

  12. yurara より:

    変なタイミングでコメントを付けてすみません!

    そうか、なすは空気に触れるとどんどん色が変わってしまうのですね。
    美風さんのナス、きれいでしたもんねー。

    そうすると糠床をかき混ぜるときにも、
    あまり空気に触れさせてはいけないのかな??
    ナスはお弁当には不向きってことですね。

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