玄米ご飯の噛みごたえ~五輪真弓さんの場合~

先に「中川式玄米ご飯の威力(2)」~噛む~という記事を書きました。
そこで、「中川式玄米ご飯」は噛むことを意識しなくてもいいと書きました。
でも、私は玄米を噛むことを否定したり、軽く位置づけているのではありません。
もし噛むことが負担になっているのなら、このような炊き方もありますよという意味合いです。
もともと噛むことには多くの良い点があり、体もそれに応えた反応を示してくれるのですから、噛むことに異論はありません。
むしろお勧めします。
私だって玄米ご飯を口に入れて、モグモグとじっくり噛める時には、心からの幸せ感と安心感で落ち着きます。
これが本来の姿なのですが、何らかの理由があって玄米ご飯をよく噛めない人でも受け入れられるご飯が「中川式」ですよ、という位置づけでご紹介しております。
最近は忙しい人が多いです。
体調の悪い人が多いです。
そんな人に、気軽に玄米ご飯を味わっていただくためには、「よく噛む」というハードルをちょっと外してあげると、玄米ご飯に手を出しやすくなりますよね。
「白米のように」から玄米ご飯に入って、「本物の玄米ご飯」の良さを享受できたら、それは玄米ご飯を理解してもらえることに繋がると思いませんか?
そんな視点で「中川式」をご理解いただけたら嬉しいです。
*    *    *    *
魅力的な歌声で精力的な活動をされている歌手の五輪真弓さんが、玄米をお好きだということをご存じでしたか?
もう30年近くも玄米ご飯を召し上がっていらっしゃるようです。
「頭さえるかみごたえ」
五輪さんは「噛む」ことを楽しんでいらっしゃるご様子ですね。
この記事の中の五輪さんの言葉に同感です。
「荒れた胃腸が回復しただけでなく、頭がさえて曲に広がりが出た感じがしました」
・「白米は空気を食べているみたいで、物足りなくなっちゃった。玄米とは、これからもずっと付き合っていくんじゃないかな」。
ただ、この一文が気になります。
「数年前から自宅に精米器を置いている。玄米の状態で食べることは少なくなり、三分づき、五分づき、七分づき――と料理や体調に合わせて加減している。」

これはきっと、玄米ご飯の炊き方に問題があると想像します。
長い間玄米ご飯を食べて来た人に、このような傾向があるからです。
この点については、次の「中川式玄米ご飯の威力(3)」で取り上げます。

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コメント

  1. げんたろう より:

    歌手の方は現代の若手世代の方でも玄米を食べている方が少なくないようですね

    業種は違いますが、体が資本のプロ野球では工藤公康選手が食に気を使っていることで有名ですが、工藤公康 粗食は最強の体をつくる!―食事を変えれば、体が楽になる!強くなる!若くなる!幕内 秀夫 (著) によると合宿時、玄米、白米、5分つき米の割合は、10kg、30kg、20kgと記されている部分を見ると五輪さんと同様、玄米が食べ難いのかも知れませんね

    しかし上記の本によると工藤選手は
    『当時の練習は今よりずっと厳しいものでしたけれど、不思議と大きな怪我をする選手はいませんでしたね。それに長く現役を続けている選手には、意外と玄米を食べ続けている人が多いんですよ』
    と記しているところを見ても、我々の知らないところで玄米食を実践している人がいるのではとワタシは見ています。

    ここでは著名人についてワタシも記させていただきましたが、ワタシの私見については別途他のトピックスにて述べさせていただきます。

  2. マクロ美風 より:

    そうですね、工藤公康選手は有名ですね。
    あと歌手のイルカさんとか、最近では梅宮アンナさんも。
    マクロビオティックとは関係なく、白米を玄米に置き換えただけという人は結構いますね。
    玄米を食べているというだけで、親近感が湧いてくるから不思議です。

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