何が「平成の農地改革」だ!

愚かな人々よ。

「平成の農地改革」と称して、「企業型農業経営」を推進する。
いや、本当の愚かさ知っている人は、そんなことを考えない。

「メゾン・イグノラムス」
※ 「メゾン・イグノラムス」とは、「我知らず(自らの愚かさを意識した人間)の家」という意味。
桜沢如一先生の私塾「M・I」の名称。
語源は、フランス語及びラテン語に由来する。
マクロビオティックの源流は、「メゾン・イグノラムス」にある。
今こそマクロビオティックを!
マクロビオティックを正しく知るには、こちらのサイトがお薦め。
「桜沢如一先生に学ぶマクロビオティック教室!」(桜沢如一顕彰会)

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コメント

  1. 凛りん より:

    企業が農業経営をすれば、必然的に利益追求になるに決まってます。
    映画『ファーストフード・ネイション』のように、企業から連なるピラミッドが、純粋な農業を圧迫していきそうです。(心配…・。)

  2. マクロ美風 より:

    本当にヤバイのです!
    マクロビオティック云々の前に、日本農業の崩壊が待っているのです。
    これを怒らなくて、何を怒るか!

  3. 猫ママ より:

    こんにちは、初コメです。
    「企業型農業経営」って、そんなに愚かな事かな?と思いまして。。
    まぁ勿論、お上主導ですので、後悔後をたたず的な事は多少出てはくると思いますが、現実問題として、後継者不足や耕作放棄地を身近で見ていると「農業法人設立」を考えざろうえません。実際、近い将来にわが身にも関わってくるであろう、田畑山林の相続。。。
    つけ加え、食糧自給率の低下や食の安全性の問題等々。
    新規就農者への土地の提供や菜の花から菜種油を作るプロジェクトに参加したりして自分のできる範囲のことはやってはいるものの、やはり限界はあります。都会での「華やかなマクロビ」をついつい冷めた目で見てしまいます。こういった人たちの中にどの位、農業問題を考えている人達がいるのだろうか。。とか。

    参入企業が「安全・安心・信頼」できる食料を生産してくれることを願うばかりですが。
    生意気言ってすみません。明後日、新宿でお目にかかれるのを楽しみにしています。

  4. マクロ美風 より:

    猫ママさん、初めまして。
    コメントを頂きまして、ありがとうございました。

    猫ママさんのようなご意見が寄せられることを期待しておりました。
    このようなテーマは、多くの見解が飛び交うことによって問題点がより鮮明になるからです。

    確かに「企業型農業経営」にはメリットもあるし、そうしなければいけない現実もありますね。
    しかし、そうなる前にもう一度マクロビオティック的視点から考えたくて、この記事を書きました。

    >都会での「華やかなマクロビ」をついつい冷めた目で見てしまいます。こういった人たちの中にどの位、農業問題を考えている人達がいるのだろうか。。とか。

    もしかしたら猫ママさんは、華やかなイメージでマクロビオティックを認識されていらっしゃるのでしょうか?
    でも、マクロビオティックって、ある意味では、むしろそれと対極にあるものだと私は思っています。

    そして、私のまわりには、真面目に農業を考え、農業に従事し、何らかの形で農業に係わっている人が沢山います。
    また、「マクロビ井戸端会議」を田んぼや畑で開催してくれる仲間もいます。
    むしろ、私の印象では、マクロビオティック仲間は地道に農業を支える活動をしているように思います。

    なぜなら、マクロビオティックは農業を含めたすべての物事が対象だからです。
    マクロビオティック云々と言う前に、日本の農業が守られなければ、私達はマクロビオティック料理も作ることができません。
    だから、熱心に考えるようになるのです。

    ネット上では、マクロビオティックレストランの食べ歩き的な華やかな情報が多いのでしょうかね~。
    本も、ことさら綺麗に見せたマクロビオティック料理が紙面を飾っていますしね。

    でも、16日の尾形先生のお話し会では、その辺の認識がちょっと変わるかも知れません。
    楽しみになさっていてくださいね。

    では、猫ママさんにお目にかかれることを、私も楽しみにしております♪

  5. わこうちゃん。 より:

    企業型農業といっても、実際はどうなんでしょうね。

    この記事では民間議員と農水相との意識のズレを指摘しています。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080514-00000193-jij-pol

    俺個人的には、企業型農業という考え方が、
    高齢化や後継者問題から、安易に企業にまる投げ状態ならなければいいなぁと思います。

    農協のあり方の見直しや、就農を考えてる人に門戸を開いて就農支援の制度とか、
    とても時間や労力もかかることだし、困難だけど、
    そういったものを充実させないと、企業型になったって根幹はあまり変わらないと思うなぁ。

    それよりも何よりも、小麦も高くなったことだし、
    パンばっかり食ってないで米食えよ!って感じですね。

    自給率も確実に上がるし。

  6. stun より:

    農業の問題は本当に重要ですよね。
    でも、何か出来る事はないか、と思ってもなかなか個人レベルで出来る事は少ないと思うのです。
    まぁ、取り合えず出来る事は個人で頑張っている信頼おける農家さんのものを「買う」という事。
    いろいろえらそうな事を言っても、現実に小さくて真面目にやっている農家さん達が食えなければどうしようもない事です。
    僕は現実的に考えて、企業型農業には賛成です。
    ただ、その企業がどういった企業かは非常に重要だと思います。
    イメージ的にはもっと小さな農協、といった感じでしょうか。
    大企業による独占・寡占は何としても防がなければならないと思います。
    つうかなんで経団連が口を出してくるんだ?
    農業は経済的な視点だけで物事を語ってはならないと思っています。

  7. マクロ美風 より:

    >俺個人的には、企業型農業という考え方が、
    高齢化や後継者問題から、安易に企業にまる投げ状態ならなければいいなぁと思います。

    そうそう、これなんです。
    経団連が出てくるところが気に入らないんです。
    農地にどんどん工場が出来て、豊かな田園風景が失われるなんていやだなぁ~。

    >それよりも何よりも、小麦も高くなったことだし、
    パンばっかり食ってないで米食えよ!って感じですね。

    同感!
    さすがわこうちゃんのスカッとする表現、気持ちいいね~。
    本当にそう思う。
    そのうちにパンが食べられない時が来るんだよ~って言いたいなぁ。

  8. マクロ美風 より:

    >まぁ、取り合えず出来る事は個人で頑張っている信頼おける農家さんのものを「買う」という事。

    そうなんですよね。
    これは多くの人が心がけていると思うのですが、国の政策が変わるといっぺんに個人の努力も吹き飛んでしまうことがありますのでね~。

    >いろいろえらそうな事を言っても、現実に小さくて真面目にやっている農家さん達が食えなければどうしようもない事です。

    これこれ、これなんですよね。
    何とかここを打破したいですよね~。

    >僕は現実的に考えて、企業型農業には賛成です。

    さすがに、身近で農業の現実を見ながら生活されているstunさんならではのお言葉ですよね~。
    私は少し理想に走りすぎたかも知れません。

    >大企業による独占・寡占は何としても防がなければならないと思います。

    このための農業改革になってしまう臭いがプンプンなんですもの・・・。

    >農業は経済的な視点だけで物事を語ってはならないと思っています。

    そうなんです!
    農業は国の存続にかかわる最重要な問題です。
    経団連にしゃしゃり出て欲しくないなぁ~。
    引っ込めと言いたい。

  9. 木を見て森を見ず より:

    今の農家がやっていけないのは、規模が小さいからではなく採算に合わないから。電化製品と違ってキャベツ1つの利益率を農家が決められる訳ではありませんからね。いくら規模拡大しようと、企業化されようと、最終的に儲かるのは大手商社や大規模農業企業になりませんか?
    農業に企業が参入する・・・派遣に野菜を作らせるしかなくなりますね・・・まさに農奴復活!「平成の農地改革」
    すみません・・・暴走してしまいました。

  10. マクロ美風 より:

    木を見て森を見ずさん、お返事が遅くなってすみません。

    >いくら規模拡大しようと、企業化されようと、最終的に儲かるのは大手商社や大規模農業企業になりませんか?

    そうなんです。
    それが問題なんです。
    それに、農地のことも心配です。
    いくら自給率のためといっても・・・。

    しかし、担い手のいない農家と、手入れの出来ない農地を思うと、複雑な思いが去来します。

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