玄米ごはんと色黒について

玄米を炊くときの加熱方法の補足>
老婆心とは思いますが、玄米の炊き方と色黒について一言。
私が、リマ・クッキングスクールに通っていた時、いつも、そして、どの先生も
仰っていたこと。
それは、「ここで教えることは、絶対ではありません。ひとつのやり方です。
体の声をきいて、体に合わせて下さい。」というものでした。
体の声に合わせていれば、肌の色も体調も極端にならないはずです。
ですから、玄米をたべて色黒になった人は、陽性のものを摂りすぎていると
考えられます。
酸化だけの問題ではないと思います。
海辺の人は、魚・塩・干物・潮風・直射日光など、陽性の環境に囲まれて
いるので、わさび・大根・みかんなど、陰性での毒消しが必要なのです。
しかし、そのバランスがとれていないと、陽性が過多になってしまい、黒くて、
しわしわの顔になるというわけです。
ところが、海辺の人にだって、色白でしわの少ない人もいます。
きっと、陰性が多い生活をしていると想像できます。
こんな風に、陰陽を考えながら玄米を炊こうとすると、いつも同じ炊き方で、
続けて食べることに疑問を感じるはずです。
体調が良かったり、美味しく感じるなら問題ありませんが、そうでない場合は
偏りを考えて、バランスをとりましょう。
リマで習っていた時、よく先生が仰っていました。
「最近は、土鍋で3時間かけて炊いた玄米ごはんが美味しいと感じるわ。」
「暑いときは、圧力鍋の玄米ごはんは入らないわねぇ。」
「旦那さんは陽性で、奥さんは陰性なのに、圧力鍋で炊いた玄米ごはんを
一緒に食べていたら、旦那さんが病気になるから、気をつけるのよ。」
「食事は、一人一人に合わせて作るように。」
などなど。
特に最後の言葉は大事で、我が家では確実に守っています。
☆     ☆     ☆
マクロビオティックを始めたばかりの頃は、どうしても「こう、あらねばならない」
と思い込みがちです。
しかし、大切なことは、「自分の頭で考え、納得して結論をだす」ことです。

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コメント

  1. gentaroh より:

    はじめまして!

    なかなかさんの所より、飛んで参りました。

    私も「食事は、一人一人に合わせて作るように。」を実践するために、玄米は私個人専用に炊いています。

    でなければ、家族の中で、誰かが体調を崩してしまうので。

    私は今まで7年ほど玄米食を実践してきましたが、多少黄色くなったことはあっても、色黒になったことはありません。

    自分自身の体調に合わせて調整する人はいいのですが、失敗する人に多く見られるのが、無理やり一つの形にご自身をはめ込もうとする人が少なくないのは残念なことですよね。

  2. マクロ美風 より:

    コメントをいただき、ありがとうございました。

    私の役目は、独りで玄米食に挑戦して、壁にぶつかっている人たちが、挫折しないように

    お手伝いすることだと思っています。

    真面目な人ほど、ストイックになりがちなので、情報を交換して笑顔で玄米を食べ続けられるよう、応援してあげたいのです。

    まだ未熟者の私ですが、これをご縁に色々交流させてくださいね。

    どうぞ、よろしくお願い致します。

  3. minmin より:

    マクロビでは確かに一人一人の体質にあった食事を作るのが理想ですが、働く主婦としては1日のうちに料理に費やせる時間は1-2時間しかありません。自分と主人の二人分でもそれぞれに作るのはとても無理・・・皆さんどうやって時間を捻出しているのか、手早く実行されているのか教えてください。

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