料理人 中川善博の陰陽料理」カテゴリーアーカイブ

京料理人 中川善博の「七草粥」

昨日、雪の関東から京都入りした私。
今年の中川さんのお料理第1号は、「七草粥」でした。
七草粥は午前中にいただいた方がよいので、「10時半に食べに来てね」という中川さんのiMessageに喜び勇んで教室へ。
スタッフの麗可ちゃんと3人でお代わりしながらいただきました。

 
 

教室に到着すると、お皿に七草の兵隊さんが並んでいます。

 
 

私の到着を待って、お椀には熱いお湯が張られます。

 
 

お椀にお粥を入れて、七草を載せ、銀餡をかけ始めます。
七草が散らばってしまわないように、そろそろとやさしくかけます。
湯気がもうもうとしていて、写真が鮮明に撮れません(泣)
器に盛るお粥の量はこのくらい。

 
 

銀餡は多い方が美味しいので、2回めを静かに回し入れます。
そろそろと。

 
 

出来上がりました!
銀餡の量をご参考になさってください。

 
 

透明感がある餡を通してお粥が見えます。
銀餡は透明感が出るように、お粥は粘らないように仕上げます。

(七草粥 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

七草を崩しながらハフハフといただくと、じわ〜っと体が温まってきます。
お粥と銀餡の味加減がいかにも陰陽そのものなので、毎年いただくたびに陰陽の理に則った味付けは凄いなあと唸ります。

 
 

*   *   *

塾生の皆さんも「七草粥投稿」をしてくれました。
「#musonanakusa」のハッシュタグをつけて。
【2022年 塾生の七草粥】

今年初めて投稿してくれた塾生さん。
コースを修了してからお久しぶりの塾生さん。
それぞれの塾生さんが、朝から作ってくれました。

京都まで通っていないくても、このお料理を大切に作リ続けてくれていることが、とっても嬉しいです。
お久しぶりの人たちのお顔が目に浮かび、きょう一日ほのぼのとした気持ちに包まれていました。
そして、塾生さんと過ごした貴重な時間は、私の宝でもあります。

皆さん、ありがとうございます。
また来年も七草粥で交流しましょう!

 
 
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「満足コース」の「満足ドレッシング」がすごい!

むそう塾が今まで教えて来たお料理の数は、2021年11月1日現在で651種類になりました。
毎月「自由人(びと)コース2」で増えつつあって、いったいどのくらいまで増えるのか誰にもわかりません。

その中にいくつか、絶対これだけは外したくないお料理があります。
それは一つのお料理のみではなく、他のお料理にも使いまわしが出来たり、嬉しい美味しさの発見があったりして、何倍にも助けられる内容です。

上級幸せコースの「うどん屋さんの出汁」は、これを習えただけでも上級幸せコースに来た甲斐があったと言われました。

そして、満足コースの「満足ドレッシング」。
これは古いコースでは教えていなかったので、このドレッシングを習うために満足コースを再受講をしてくださった塾生さんがいらしたほどです。

やっと習えた塾生さんは、「やっぱり再受講してよかったです! 満足です!」と笑顔でおっしゃってくれました。
そして、冷蔵庫に常備されているのだとか(^o^)
野菜嫌いの人でも野菜が食べられるようになる、不思議なドレッシングです。

 
 

この満足ドレッシングは、揚げ物にはもちろんですが、生野菜にかけても、お魚にかけても、パンに塗っても相性がバッチリなのです。
本当に美味しいので、私なんかお皿やスプーンもナメナメするほどです。
そんなお料理はなかなかありません。

それもそのはず、このドレッシングは体によいものばかりで作られているので、毎日摂っても良いのです。
私は冷蔵庫に必ず常備しておいて、大さじ1杯ほど飲みます。

それが体に与える影響は、授業のときにご説明します。
体力に自信のない人は、このドレッシングを習って、あなたの体調に活力を注入しましょう。
このドレッシングにはその力があります。

 
 


(帆立のフライ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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「第140回玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」を終えて

昨日は「第140回玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」を開催しました。
参加者の内訳は、石川県1名・京都府1名・兵庫県1名・沖縄県1名、新人さん1名・再受講者3名の合計4名でした。
写真はこちらから。

いつ開催しても思うのですが、むそう塾の原点である「玄米の炊き方秘伝講座」は、人生の色々なことが凝縮されて、味わい深いものがあります。
特に自己紹介のときには、涙を流す人も多く、こうして心のお掃除をしてから玄米を炊くと、炊きあがりがよくなるのを毎回感じています。

少人数ゆえに、色々なことを喋りながら炊飯する時間は、心地よい時間が流れます。
再受講してくださった塾生さんも、「また来たい!」とおっしゃってくれました。
どうぞどうぞ、炊飯を見学するだけでもいいですから、福ZENを召し上がりにいらしてください。
カフェ感覚でいらしてくださっても結構ですよ。

ところで、昨日の新人さんは、一切メモを取らずに受講されていたのですが、懇親会で工程の確認をしたところ、実に正しく覚えておられました。
話し方も陰陽的に理想的ですし、彼女はこの玄米炊飯をきっかけに食事を整えて行けば、大きく花開く人生になるような気がします。

食べ物が変われば精神が変わる。
そんなことをこれから実感していただけると思っています。

 
 


(福ZEN 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

上級幸せコースまで来られた塾生さんなら、このメニューのほとんどを作れるのですが、こうして久しぶりに福ZENメニューを味わうと、自分で作っている同メニューと微妙に違いを感じたというご意見もありました。
習ったお料理の確認。
そんな意味でもこの講座の楽しみがあるようです。

 
 
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「粟麩旨煮」 京都・麩嘉さんのお麩を使って

【粟麩旨煮】

 
 


(粟麩旨煮 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

昨日は「満足コース」の授業がありました。
その中で、盛付練習用の「粟麩旨煮」が美味しい!と感動してくれました。
かなり食通な女性なので、その味覚は正しいと思います。

お麩はマクロビオティックのお料理でも、精進料理でもよく登場します。
でも、本当に美味しいお料理はそんなに記憶にはないはず。

京都はお寺が多いので、お麩を使ったお料理のお店も多いのですが、そもそものお麩からして美味しいところが少ないそうです。
中川さんは、お麩を買うならこのお店と決めています。

【麩嘉】さん。

 
 

そして、問題の料理方法ですが、ちゃんと陰陽でバランスを取ってありますので、「美味しい!」と感じていただけたのだと思います。
大事ですよね、陰陽って。

6月26日には、「単発煮物講座 第2回」を開催予定です。
この中に「粟麩旨煮」が入っています。
受講予定のかたは、どうぞお楽しみに!

 
 

なお、平日でもよろしければ、追加開催も検討しますので、マクロ美風までご連絡ください。

 
 
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むそう塾が伝えたいマクロビオティックと現実が一致してきました

【がんじがらめのマクロビオティックでないお料理】

「マクロビオティック京料理教室むそう塾」が今していること。
それは、「徹底した美味しさと健康」を現実のものにするべく、塾生さんに伴走していることかなと思います。
中途半端な美味しさは世の中にゴロゴロありますが、それを食べて健康になれるかというと、どうも怪しいものが多いのが現実です。

その中で、体に取り入れても安心と思えるもので、最高の技術を投入した結果が「むそう塾の美味しいお料理」として600種類以上お伝えしてきました。
「マクロビオティック仕様」として、食べ物の制限をすることなく、もっと自由に楽しくお料理を作って、結果は健康になっているというのが「むそう塾スタイル」です。

 
 

【甘いもの】

実は、私は授業で5月1日から4日間連続で甘いものを食べました。
なんだか1年分の甘いものを食べた気がします(笑)

5月1日
<抹茶と小豆のパウンドケーキ>

5月1日
<バナナのパウンドケーキ>

5月2日
<紅茶のシフォンケーキ>

5月2日
<抹茶のシフォンケーキ>

5月2日
<三色団子ぜんざい>

5月3日5月4日
<胡麻団子>

 
 

【動物性も】

いやあ、こんなに毎日甘いものを食べたのは、生まれて初めてです。
でも、毎日甘さに負けないようなメニューも用意してあったので、連続講座が終わった今朝も平気です。
いつもどおり、スカッとした朝を迎えました。
ちなみに、陽性のメニューは次のとおり。

5月1日
<鶏南蛮蕎麦>

5月2日
<あさり蕎麦>

5月3日5月4日
<チャプチェ>

ちなみに、お蕎麦は麺だけでなく、汁も飲み干します。
こんな感じで。
美味しくて、ゴクゴク飲んでいるうちに、なくなってしまうのが現実です。
むそう塾オリジナルの「うどん出汁」は、お蕎麦にも使えて最強です。
この「うどん出汁」は、「上級幸せコース」で習います。

 
 

【陰陽バランス】

むそう塾が一番大事にしていること。
それは「陰陽バランスの取り方」です。
しかし、甘いもの(陰性)を摂ったら動物性(陽性)を摂ればいいという単純な考え方ではありません。
料理方法の陰陽も含めて、トータルで陰陽を考えます。

5月1日と2日は、「自由人(びと)コース」というレベルの高いコースだからこそ、こんなにも甘いものをお伝えしました。
このコースに至るまで、すでに陰陽を使いこなしてくれている人たちばかりだからです。
やっと理想と現実が一致して来た手応えを感じます。

マクロビオティックだからと制限したお食事をするのではなく、マクロビオティックだからこそ、陰陽で自由なお食事をして健康になってほしいと思っています。

*   *   *

4日間、たくさんの塾生さんの笑い声が教室に溢れました。
コロナ禍の今だからこそ、笑える環境が必要です。
三方の窓全開で薫風を感じながら過ごした4日間でした。
室内にいても自然を感じられる空間こそが「陰陽バランス」の取れた場所になります。

そこに集う塾生さんたちの笑顔。
これが最高に良い氣(陽性)を発します。
この氣があるからこそ、私は皆さんから元氣をいただいているのだと感謝しています。

陰陽バランスが取れた心地よい空間としてのむそう塾を、あなたの健康のためにご利用ください。
笑顔の仲間の存在は、きっとあなたを元氣にしてくれることでしょう。

 
 

【おまけ】

ちなみに、昨日は授業が終わってから、中川さんの大好きなソフトクリームを食べに行きました。
中川さんへの慰労会のつもりで。
その後、教室に戻ってからお片付けをしましたが(笑)

 
 

Holly’s café ホリーズカフェ 本能寺会館店
(道路を挟んで京都市役所前にあって、お店の前にソフトクリームの目印が置いてあります。)

帰宅してから、糠漬けを食べたのは言うまでもありません。
こんな日が続いても、今朝は惚れ惚れするような素晴らしいお通じがありました。
腸内環境は良好なんだなと確認できて、嬉しかったです。

おしまい。

カテゴリー: うれしかったこと, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 料理人 中川善博の陰陽料理 | コメントする