こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

 

私は苔が好きです。
20代の時から苔を育てていて、一戸建ての家を建てる時に庭師さんに苔のある庭を希望しました。
長い年月を経ないと美しい苔にならないのですが、比較的早く苔がつくように考えてくれたおかげでささやかでも苔のある生活を楽しむことができました。
その庭師さんは京都で修業された人だったので、苔のことは熟知されていました。
毎月1週間庭師さんが手入れに来てくれたのですが、その時に京都の魅力や考え方をお茶の時間にたくさん話をしてくれてとても勉強になりました。
その時にはまさか今こうして京都にいる時間の方が長い生活をするとは夢々思っていませんでした。
後々、時間を優先するためその大好きな庭にもサヨナラしてマンションに引越した私ですが・・・。

 
 

 

カラッと晴れた日ばかりでは美しい苔にはならないんですよね。
ほどよい気温とほどよい湿度。
無用な圧力は不要。
しっかりと苔が成長すると、ふかふかとしてまるで緑の絨毯のようになって、それはそれは癒されます。
ふと、心にそんな苔の育つ環境があったらさぞかし穏やかでいられるだろうなと思いました。
(写真は京都・東福寺)

 

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感謝

こんな燃える赤もいいけれど

こんな枯葉も好き

落ち葉を踏みしめながら歩くと心が疼く

管理する人がいてこその美しさ
感謝

 

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視点

先日京都の東福寺に行ってふと思いました。
あ〜、この快感のために人は旅行したくなるのだろうなぁって。
それは日常から離れることであり、心が自由になることであり、結果としてストレスから解放される「そのとき」が心地良いからなのでしょう。

通天橋から眼下を眺めていると、何やら遠くに赤いものが見えます。
おかしいなぁと思ったのですがそこには人影が動いています。
そこでやっと「あ、逆さモミジ」だと気づきました。
ズームしてみましょう。

もしかしたら湧き水があるのかもしれませんね。
もみじが映る水を眺めていると、心がどこまでも凪になって古(いにしえ)に想いを馳せていました。
水は魂を限りなく原初に向かわせます。
だから水のある景色に人々は癒されるんですよね。

ところで旅行ですが、気分転換にはなってもストレスの根源は解決しません。
お酒を飲んでも気を紛らわせたり先送りするだけで、問題の根本解決にはなりません。
やはり問題には正面から向き合うのが一番の解決方法です。
それが出来ない人が多いのですが、視点を変えると物事は180度違って受けとめられます。
今目の前にある不都合は、実は不都合ではなく何かのチャンスととらえられたら、それはストレスどころか心躍る展開に変わります。
視点を変えることによってマイナスからプラスへですね。

人生はいつも楽しいことばかりではありません。
悲しいこともつらいこともありますが、その度にいつも「これは自分にとってどんな意味をもつ出来事なんだろう?」とワンクッションおいて考える癖をつけると良いです。
その癖をつけると驚くほどに悲しいことやつらいことが減って、むしろ感謝の気持ちに浸る場合もあります。
前向きに考えられたら自ずとストレスも減りますから、あえてお金と時間をかけてあちこちに旅行に行かなくても穏やかな自分でいられます。

もちろん旅行には別の楽しみもありますからそれを否定するものではありませんが、問題点から逃避するための旅行になっている場合は問題です。
レジャーが必要なのではなく、レジャーの必要がないほど心が安定することが重要です。
そのためには日々をいかに生きるかにかかっています。
毎日気持ちよく爽やかに生きられたら、それが一番の幸せではないでしょうか。

 

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若い時

 

若い時にはいろんなことをするのが良い
体中の細胞をふり絞って泣くも良い
一文無しのどん底を味わうも良い
天井知らずの幸せを味わうも良い

みんな肥やしになる
みんな根になる

そんなあなたを見守っているよ
落ち葉になってもね

 

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とりあえず症候群

マクロビオティックというとすぐマクロビオティック料理を思い浮かべる人が圧倒的多数なのですが、マクロビオティックの真髄は「氣」にあります。
氣を高めるための暮らし方の一つにマクロビオティック料理があるのです。

そして、お掃除もまた氣を高めるための一つです。
日々のお掃除と車の両輪なのが片付けることですね。
掃除機はかけても片付いていなければ片手落ちです。

そもそも掃除機というのは陽性な道具です。
いつも掃除機ばかり使っている人は、たまには座敷箒(ざしきぼうき)でお掃除してみるといいですね。

良い陰性を感じて気持ちがゆったりします。
箒の手軽さが楽しくて、ささっと掃除をする氣になるものですよ。
じゅうたん向きではありませんが・・・。

さてさて、家の中に物が増える一因として「とりあえず」の考えがあります。
これは冠婚葬祭のお返し物に多いですね。
このとりあえずの多い人を私は「とりあえず症候群」と名づけています(笑)

これは「もったいないから」「いつか使うかも知れないから」の考えが根底にあります。
でもね、そのようなものはまず使いません。
あ、凝り性でない人は使うでしょうが、ちょっと物にこだわりのある人は使わないことが多いですね〜。

なぜ使わないかお分かりですか?
それはね、その物に「氣」がないからです。
常々「氣」を意識しないで生活していても、知らず知らずのうちに「氣」に支配されて生きているんですね。

愛着があるなんていうのは、氣そのものですね。
ですから、お返し物はとりあえず保管しておくのではなく、すぐ処分します。
処分というのは捨てることではなく、行き先を探してあげることです。

それにはあれこれと細かな情報があります。
そんなことも含めて「家事アドバイス講座」ではお話しします。
家事アドバイス講座って、結局は「氣」を高めるための講座になりますね。

あなたの中にある「とりあえず」を即断即決できる人になったら、時間もお金も氣も活きて来ますよ。
充実した人生のために、「今、この瞬間」を有効に活用して、輝く毎日にしましょう♪

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, こころ・想い, マクロ美風の家事アドバイス講座 | 18件のコメント