食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

ポテトチップスをマクロビオティックの陰陽で考える

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(ポテトチップス by 中川善博)

今の子供達はポテトチップスが好きですね。
いえ、子供の時からポテトチップスを食べて育った大人もポテトチップスが好きです。
おビールを飲む時にもポテトチップスを食べている光景が見受けられます。
つまり現代人はそれほどじゃがいもをよく食べると言いたいのです。

ということはマクロビオティックの陰陽で考えると、現代人は陽性の食べ物、特にお肉を召し上がることが多いのだと考えられます。
その陽性さを消したくて自然にじゃがいもの陰性に手が出ることになります。
しかしポテトチップスのじゃがいもにはお塩がかかっていますから、結果的には期待したほどお肉の毒消しは済んでいないものと想像できます。
この場合はもっと陰性な料理方法の方が毒消しの役目をしますね。

じゃがいもにはカリウムが多いので、その成分を見てナトリウムとのバランスが取れると考えるのは単純すぎます。
どのようにお料理がされて口に入るのかを考えなければ片手落ちです。
マクロビオティックの食材の陰陽は、食材が体に入ってからの作用とその後の体の状態まで考えていますから、食材の持つ性質をよ〜く考えて使い方を間違わないようにしましょう。

 

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初一番出汁

一番出汁2013

 

今年初の一番出汁。
ふと思いついてワイングラスに注いでみました。
出汁BARにでも行った気分でグラスを傾けると落ち着くから不思議です。
むそう塾で多くの人の一番出汁を味見したのですが、十人十色の味になるところが面白いです。
忙しくても出汁を引くことによって心に落ち着きと安心感が生まれてきます。
大切なものであることを体が知っているからなのでしょう。

忙しいからこそ端折るのではなく基本を徹底する生き方は、新たな潤いをプレゼントしてくれます。
丁寧ということは時間を奪うものではなく、潤いを生むことに気づかない人が多いのは残念です。

新しい年には新しい生き方をスタートさせるのもいいですね。
たった一度の人生なんですもの。
色々な自分を知りたいと思いませんか?
私は生きている限り可能性を追い続けたいなって思います。
そのためにも健康が第一。

喫茶店でコーヒーや甘いものを飲むなら、出汁BARに行こう!といいたいです。
なお、この記事はこちらのお店の宣伝ではありません(笑)
でも、このようなお店が繁盛するようになると、もっとみんなに活気が出ていいのになぁと思います。

鰹節は日本が世界に誇る発酵食品であることを忘れてほしくないです。
ですからにんべんさんの企業姿勢にはエールを送りたいです。
マクロビオティック云々という前に、日本の伝統食品や伝統料理を大切に守り伝えて行くことにも今年は力を入れたいなと思います。
地方にも出かけられたらいいな。

 

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京都の粕汁(音もどうぞ)

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(粕汁 by  中川善博)

寒い日が続きますね。
こんな日には体の芯から暖かくなるものを無意識に求めていることが多いものです。
イヤ冬でも冷たいものが好きって言う人は相当な陽性さんですね(笑)
私が毎週通っている京都は、日本海側のお天気が流れてきて東京より寒いです。
夏は蒸し暑いし冬は底冷えがするし、盆地特有の気候に当初はひぇ〜!なんて思いましたが、最近ではずいぶん慣れてきました。
引越しが趣味の私はかなり順応性があるのです(笑)

というわけで食べ物も京都独特のものがかなり好きになって、どんどん京都風になってきています。
当初はびっくりした京都の軟らかいおうどんも、今では抵抗なく食べられるようになりました。
すぐきのお漬物も大好きです。
白味噌のお雑煮も美味しくいただきます。
ただしこれは中川さん作のお雑煮ですが。
来年のお正月は中川さん作でない白味噌のお雑煮をいただいてみようと思っています。
果たしてどんな結果になることでしょうか?(楽しみ)

さてさてこのような粕汁はとっても体が温まります。
途中まで飲んでいるうちに体がぽわ〜っとしてくるのが分かります。
せりがなければ粕汁は作らないというほど粕汁にせりは必須と中川さんはいつも言います。
美味しそうでしょう?
音もどうぞ。

[youtube]

 

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「加賀屋 京都店」の治部煮

加賀屋 治部煮

(治部煮 加賀屋 京都店)

日本海の冬は寒くて、鉛色の雲が低く垂れこめて、雪が多くて、いやでも忍耐力が身につく気候だなぁと思います。
そのうえ雷が冬にも鳴るんですよね。
でもその分美味しい自然の恵みを神様は用意してくれたのかも知れません。
寒くなると日本海の魚はますます美味しくなります。
そして東京に比べると嘘のように安いのです。

ところで私は金沢が大好きです。
小京都といわれる金沢には京都と似た町並みもあって、ふっと金沢にいることを忘れる瞬間があります。
お料理にもそれがあって、雅で落ち着くお味が多いです。

以前、東京の「加賀屋 銀座店」でお食事をしたとき、「もずく酢」がとっても美味しかったので、先日京都の伊勢丹内にある「加賀屋 京都店」で注文したところ、ちょっとだけお味が違いました。
きっと作る人の違いによるものだと思います。
繊細になればなるほどお料理の味は作る人によって微妙に変わりますね。
それが良いか悪いかというより、個性の面白さだと思っています。
むそう塾生の皆さんが作るお料理の仕上がりを見ていると、そのことが鮮明に分かります。

写真のお料理は治部煮です。
上級幸せコースの12月のメニューで「鴨雑煮」をお伝えしましたが、その時に「治部煮」の話をしましたので、参考までに載せておきました。
鴨肉は沈んでいますので念のため(笑)

 

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イノダコーヒ 横浜高島屋支店

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横浜にも「イノダコーヒ」が出来たんですね。
イノダコーヒーではなくて、イノダコーヒとこだわるところが面白い。

そうそう、札幌には2ヵ所も支店があるのね。
札幌にも行きたいなぁ。

 

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