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京都のいなり寿司(いづう)

あの鯖寿司でお馴染みのいづう。
京都大丸の地下にいなり寿司が売っていました。
祇園の本店メニューにもなく、ここでしか売っていないそうです。

案の定薄味で東京に比べて甘さはかなり控えめでした。
その分お出汁とお揚げの香りが漂って来ます。
でも私的にはもう少しすし飯の甘さが控えめでもいいかなと思いました。
中川さんによると京都のいなり寿司は三角が多いそうですが、これは俵型でした。
三つ葉と柚子がアクセントでとても食べやすかったです。
京都のお土産にされると喜ばれるかもしれません。
あっさりしているので写真の量は一人で食べられます。
花びら百合根の色合いと角度

(竹の子木の芽和え)

(こごみと菜の花白子ソース)
むそう塾の上級幸せコースレベルの人なら、「あれ?」と思われるでしょうね。
花弁百合根の切り込み角度にご注意。
むそう塾では花びら生姜でお教えしましたが、この角度とは違いますね。
大事な点ですから忘れないでくださいね。
そしてこの場合の色はこれ以上濃過ぎないように。
この花弁百合根にはもう一つ上の色のつけ方やポップな仕上げ方もあるそうですが、それは難易度高しだそうです。
でも、陰陽を使えば可能になってしまうそうで、間違いなく陰陽はお料理の世界でも最後の高等手段のように感じます。
すごいですねぇ、陰陽って。
お刺身の切り口(しめ鯖)

幸せコースでお教えしたお魚授業は、目からも身からもウロコが落ちて(笑)、その復習に大忙しの様子です。
お刺身は鮮度と切り口が命。
もちろん盛り付けの美しさもありますが、その前にやはり切り口がすべてを語ります。
切り口といえばすぐ思い出すのが中川さんのブログでのお写真です。
「バースデーのあと半分」
上の写真がそれなのですが、お魚が動き出しそうなくらいの切り口ですね。
改めて中川さんの腕に惚れ直します。
凍頂烏龍茶

私が横浜時代から愛飲している大好きなお茶の一つに「凍頂烏龍茶」があります。
もう40年以上前でも結構良いお値段でしたが、日本のバブルとともに台湾のお茶が荒らされるような買い占め方をされて、とんでもない高値になってしまいました。
本当に美味しい凍頂烏龍茶は、台湾の南投縣鹿谷郷あたりで栽培され、手摘みされたものが最高品質です。
しかし今では特殊なルートでもなかなか入手しにくくなって、とても残念に思います。
凍頂というように霞がかかるような高さと湿気が美味しさを醸し出してくれるのですが、収穫される時季でもお味が異なって、私は冬茶が好きです。
独特の甘さがあって、陰陽を舌で感じることの出来る味わいにこのお茶の奥深さを感じます。
写真の凍頂烏龍茶は正式な飲み方ではありませんが、それでも中華料理と相性も良くて、たまに中華料理をいただくときに注文します。
なんでもテレビで凍頂烏龍茶が花粉症に効くと取り上げられたそうで、そのために粗悪品やニセ物が出まわっているそうです。
茶葉の色や形で判別もできますし、何よりも飲んでみればハッキリ判るのですが、本物の凍頂烏龍茶は香りが素晴らしくて、幸せな気持ちになります。
そうでないものはまず疑った方が良いでしょう。
ほんまもんとは幸せを生み出すエネルギーがあるものを指します。











